ありがとうございました。

大晦日。東から太陽が覗きこんでくる本日も
東京・神奈川地域は晴れ模様。
ようやく１日休みといったところですが、
何も片づけが進んでいない身の回り。

遠征から帰り、昨日はＴＯＰチームのセレクション
を見学し、２９名の若人に参加していただき、
選手たちからの熱がたくさん感じられました。

そんな折、長野県で開かれたバンクーバーオリンピックの
スピードスケート代表選考会に出場した高木さんは１５歳の女の子。

「３日で人生変わっちゃった」と現代っ子らしくも微笑ましい
コメントを取り囲んだ取材陣に発したそうです。

５歳から兄たちとスケートを始め、小学校２年生からは
サッカーをやっているそうで、昨年にはなでしこ候補として
Ｊビレッジに召集されているようです。

ＴＯＰアスリートになる人たちは、少年・少女期に複数の
スポーツを行っている人が多いです。

競技特性を考えたときに、その競技の本質を高めるためには
当然主たる競技を追求する必要がありますが、
補足的に他のスポーツを行うことで、ウィークポイントの改善や
ストロングポイントの向上が行えます。

何より遊び的かつ自主的にに楽しみながら双方のポイントを
レベルアップさせることが何より重要なんです。

昨今、サッカー漬けの子どもが増えていますが、
どれだけ自分のアイデアを開眼させる自由な時間を
持っているのでしょうか？

親・先生・コーチなど、大人の管理下にあることは
秩序を学ぶことができる良い時間だと思いますが、
子ども本来持ち合わせている「柔軟な発想」「多機能性」は
子どもたち自身の中から湧き出てくる時間的な「余裕」の中から
引き出されます。

そんな時間を子どもたちに作ってあげてください。
きっと、顔つきが変わってきます。


２００９年、様々活動を行い、趣旨賛同くださった皆様には
多くの支えをいただきましたこと感謝申し上げます。

２０１０年から、少々プライドかけて戦いますので、
引き続きご指導・ご鞭撻などよろしくお願いします。

世界中の人々のご多幸を祈念しています。

良いお年をお迎えください。１年間お世話になりました。
ありがとうございました。