がんばれ新入生たち！！・・あいさつから思うこと

本日は花祭り！！

お釈迦さまの降誕を祝して行う法会の日です。

各地のお寺では花御堂を設け、
堂の中に水盤を置いて、
お釈迦さまの立像を中央に安置し、
参詣者が御像に甘茶を注いでお参りをします。

甘茶をかけるのは、お釈迦さまの誕生の時
9つの龍が天から清浄の水を注ぎ産湯を使わせた
という伝説に由来するそうです。

誰にも誕生の日はあります。
この世に生まれた喜びとこの世に生まれてきてくれた
感謝の気持ちを「おめでとう！！」の言葉に乗せて
幸せを分かち合いましょう！！

昨日、福岡県の高校に進学する子どもが
お父さんとともに入学式前の忙しい時間を縫って
挨拶に来てくれました。

すでに３月中旬から寮生活をはじめ、サッカーに
明け暮れている毎日を過ごしているせいか？？
日焼け顔にたくましさを感じました。

背丈も伸びていて少しづつ大人になっていくんだな～
と思いつつ、戒めの言葉を送りました。

「両親やそのほかの大人が引いたレールだけれど
自分が選んだ路線。もう義務教育は終わったんだから
自分で覚悟決めて乗り込んだ地でもあるから
目標定めて毎日精進しろ！」

お父さんの前で恐縮でしたが・・
「メールを送るにしても用件のみを書き込むのではなく
メールも手紙。宛先は？？あいさつ・時候の言葉は？？
自分の名前は？特に目上の人に対しての表現は丁寧に！！」

などと大人になっていく子どもに対して
表現力を高めることと、きちんと表現できることを
求めました。

少年サッカーの現場で良くある光景として・・・
子どもを「小さな大人のように」
無理をさせることがあったり、
逆に私の身近なところで、大人が「体の大きな子ども」
であったりします。

出会った子供たちに対して、２年後３年後、５年後１０年後
の姿をイメージしている中で、成長に合わせたタイミングで
声掛けをしてきました。

中々うまくいかないケースの方が多いですが、
時として驚くほどの成長を遂げているケースもありますので
それぞれに一歩踏み出した「昨日よりも今日」を
生きてほしいと思います。

それが何よりもこの世に生み育ててくれた
両親の願いです。