創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

創価学会に未来はあるか?-11

2019-02-28 08:52:24 | Weblog

 〈「興」から「亡」へ動き出した巨大集団の実相 〉  1979/昭和54
創価学会に未来はあるか     藤原弘達/内藤国夫    曰新報道出版
    ------(P.56)---(以下、本文)-------

◆ 学会会館の建設を何故急ぐのか
藤原 文化会館というのか、最近全国にいっぱいできているが、あれは創価学会の法人所有なのかね。
内藤 その辺が奇妙な例もあるんですよ。例えば、東京の目黒区に目黒文化会館というのがあります。これが一時期創価学会の所有物だったんですが、いつの間にか公明協会に売られていたんです。そして、公明党の別館のように使われていたんですが、それがまたいつの間にか民間の会社「拾伍」という組織に売られていて、今や結婚式場になっている。ちょうど田中角栄元総理の不動産ころがしが社会問題化しましたが、あれとまつたく同じことが創価学会でもおこなわれている。
藤原 宗教法人だと営利行為ができないから、名義だけ変えてるんだろう。
内藤 ぼくが最近痛感しているのは、なるほど法律というのは大切なんだなァ、というごく平凡なことなんです。というのも、後で話しますが、創価学会についてどんどん取材を深めていくと、われわれの常識ではとても判断できないことがいっぱい出てくる。そうした社会の常識の枠を越えた行為が現実におこった場合、そういう不測の事態に備えて取りきめをしておくのが法律なんだ、というあたりまえのことがわかってくるのです。

 先ほど会館の話が出ましたが、さらに問題なのは、創価学会の土地買い占めの全国的規模の膨大さなんです。いくつか例をあげますと、まず昭和五十一年に和歌山県の白浜温泉にあるホテル・ブルースカイの買収、これは現在「大洋山・関西研修道場」と名づけられて学会員の保養に使われている。その総面積は二万平方メートルを超す広大なものです。さらに九州の霧島・屋久国立公園には高さ十二、三メートルの「広宣流布の塔」つき「創価学会九州研修所」で、こちらは四万一千平方メートルだそうです。これがどんなに広いかは、東京の後楽園球場が約一万一千平方メートルですから、いずれもその二倍から三倍ということでもわかる。いくら民有地とはいっても、国立公園の中にこんな建物がどんどん建てられているのは、環境庁などへの公明党の圧力なしには考えられない。しかもこの時は、ある民社党の議員が、国立公園内にこんな景観をこわすようなものを建てるのはケシカラン、というので調査に行ったところが、創価学会の青年行動隊に入口で阻止されているわけです。国会議員の国政調査権も入れない、治外法権地区になってしまっている。
 さらに同じ国立公園である東北の十和田・八幡平の「錦舞山・東北総合研修道場」の場合は、十和田温泉郷から歩いて十五分ほど十和田湖寄りに入った、奥入瀬渓流の中でももっとも眺望のよいところに四万三千平方メートル。これも後楽園球場の三倍以上という広大なものでもっと広いところは、北海道の大沼国定公園内にある二代会長・戸田聖城氏の記念公園にすると造成中のもので、約六万七千平方メートル。後楽園球場が五つすっぽり入ってもまだ余裕があるというほど広いんです。

 その他、那須や富士山ろくにも一万平方メートルクラスのものがあり、全国の国立公園、国定公園、自然公園等々七か所を合計すると、のべ七十五万平方メートルという途方もない広さです。後楽園球場が七十近くも作れるということですネ。樹木一本動かすだけでもきびしく規制される国立公園の中で、公明党の圧力をバックにして、宗教団体の活動とはとても信じられないことをしている。
 しかも、いずれも宗教法人だから税金は一切かからない。こんなバカ気たことは、とても普通の常識では考えられないんです。

藤原
 そこが日本の税制の奇妙なところで、宗教法人の名がつくと一切税金がかからない。ぼくは、純粋に宗教的な活動であるならば免税してもかまわないと思うが、少しでも営利に抵触するような、あるいは宗教的なものから逸脱した、いま内藤君がいった国立公園を破壊して建てた記念公園なんてのはその最たるものだが、そうしたものには一般の企業並みにどんどん税金をかけろといってるんだ。そうすりゃ、大平首相のように、財源がないなんて泣き言をいわなくても十分余裕があっておつりがくるくらいだよ(笑い)。もっとも、自民党としては公明党に恩を売っておきたいから、目をつぶっているんだろうが、そういう巨大な財源に目をつぶって、マジメに働いている中間階級やわれわれのようなものからだけ取り立てようなんていうんだから、こりゃ大平首相も池田大作と同罪だよ(笑い)。

内藤 土地の問題もそうですが、初めに出ました会館の問題ですネ。あれは昭和五十五年に創価学会が創立五十周年を迎える、その時までに全国で四百か所以上もの研修所や会館を新増設しよう、という池田大作さんの大構想から始まっているわけです。
 すでに昭和四十九年からの四年間だけでも、全国で百五十か所以上もの研修所、文化会館、婦人会館、記念館、センター、クラブ、公園、庭園、墓苑、学校、図書館が新設され、増改修されている。この会館建設は曰本だけでなく、東南アジアから北米、南米、ヨーロッパにまで広がっているんですから、その資金力には驚かざるをえない。

 特にこの土地買占めで象徴的なのは、東京都八王子市なんです。ここ五、六年で八王子市の北端にある丹木町、加住町、谷野町、梅坪町の四町にまたがる山林や田畑を、札ビラ切って買い占めている。ご存知のようにここには創価大学があるわけで、この創価大学を中心に、噂では約三十万坪を買い占めたといわれている。おそらく将来は現在東京の信濃町にある学会本部をここへ移すんではないかと予想されるのは、たとえば、ここは自然環境に大変恵まれた“第一種住居専用地域”なのに、公明党の都議会議員が東京都や八王子市に圧力をかけて、高層ビルの可能なただの“住居地域”にしろ、とムリヤリ迫っているからです。
 地元の人たちにとっては、一種の恐慌なんですね。いつ“豊田市”や“日立市”のように、八王子市が“創価市”にカネで買い取られてしまうかわからない。豊田市や日立市の場合ですと一般の企業だけに、事業税であるとか雇用であるとか、それにイメージにしてもそれなりに納得できるものもあるが、これが“創価市”では税金は一銭も入ってこないし、市民はみな創価学会の信者と間違えられてしまう。
藤原 そこまで行くと、やはり大きな社会問題になるだろうな。そりゃ、「創価市」市議会議員の共産党員や社会党員なんていうの、みっともなくてやれたもんじやないや。自民党にしても民社党にしても、それは同じだろうがね。おそらく問題は、そこまで手を広げている一宗教団体の純然たる営利行為を安易に見逃がしている政党、行政、マスコミを含めた、すべての人の側にあるんだな。
 そうした会館が全国にできるということは、大石寺にとってはやはり脅威だろう。大石寺としては、そういった会館等を末寺にして、そこに坊主を派遣したいんじゃないかな。本願寺の場合は、そうして相続を認めることで今日のように全国的に広まったんだが、日蓮正宗の場合、相続を認めてないからね。末寺を乗っとられる恐れもある。

内藤 ただ、状況が現在のように学会員が“酔い”からどんとんさめてくると、今度は施設を維持するための金集めが難しくなってくる。そうすると、そうした会館なんかの不動産を逆に切り売りしていかなくては、といった状況も生まれてくる。
藤原 宗教法人の場合は、不動産にしろ、それによつて利益を上げていたのでは税金の対象になるし、法的にも不可能であるから、そうした目黒区の場合のように結婚業者などに場所を貸して、場所代という名目でビンハネする、という可能性はあるね。
内藤 そこにまた宗門との微妙な対立関係が生まれてくる。というのも、この目黒の文化会館の結婚式場にしても、司祭をやるのはみな背広姿の創価学会の幹部なんだ。これは完全な宗門の否定になっちゃうわけだ。ということが、今回の宗門と学会のトラブルを招いた一つの原因になっている。ところが、トラブルが一応落着している現在でも、それぞれの現場ではやはり坊さん不在で、坊さんを無視した形で在俗の学会幹部が司祭をしている。
藤原 坊主の方も、司祭をしなければそれなりの重要な役目がなくなってしまうからな。
     ----------(次回に、つづく)---------61

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