創価学会・公明党が日本を亡ぼす

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創価学会・婦人部-5

2017-04-07 09:49:07 | Weblog

創価学会・婦人部=最強集票軍団の解剖  創価学会問題研究会
            (2001/7  五月書房) 
    ------(31P)---(以下本文)-------

現在までの婦人部人事
 1979年4月、池田大作三代会長が、宗門との紛争の責任を取るかたちで退任。名誉会長に退いた。代わって四代会長には故・北條浩副会長が昇格している。
 こうした宗門とのトラブルの中で、創価学会の顧問弁護士であった山崎正友、教学部長の原島嵩ら、幹部を含めた相当数の学会員が造反。組織内は大きく乱れた。その宗門とのトラブルに事態収拾がつきはじめた82年5月、六年間続いた婦人部長の八矢が副総合婦人部長に格上げされて、秋山栄子(前述)に交替。ちなみに、総合婦人郎長は多田時子である。
 バブル最盛期の1988年3月、九代目の婦人部長に東京・荒川出身で、法政大学文学部卒の坂口幾代が就任。先代の秋山は副総合婦人部長に。同年5月、東京・信濃町の「広宣会館」で「第5回本部幹部会」の席上、多田時子・総合婦人部長は、こう語っている。
「創価学会にとって、最も大切なこの5月3日を、名誉会長は『創価学会母の日』としてくださいました。また、新時代の婦人部にふさわしい赤、黄色、青三色の色鮮やかな婦人部旗の作製も提案いただき、すでに実物大の見本も出来上がりました。このように“広布の母”である婦人部を最大にたたえ、『婦人部が健在であれば、学会は健在である』とも激励してくださっています」(「聖教新聞」5月25日付け)
 今日、至るところで見聞できる学会の三色旗は、実はもともと、婦人部のために作製されたことが分かる。また池田は、“婦人部が健在であれば学会は健在”といったリップサービスを常に行っている。たとえば、「名誉会長は『婦人部は学会の柱である』『婦人部を大切に』と、繰り返し婦人部の健闘をたたえてくださっています」(「聖教新開」1989年1月23日付け。坂口婦人部長の発言)などだ。
 また、池田大作の次の発言。
「いつもいつも、広布の活動を推進し、支えてくださつているのが婦人部の方々である。
 ゆえに私は、婦人部の皆様を心から大切にしているし、お会いするときは、いつも心の中で礼をしているつもりである。会合においても、幹部は特に男性の幹部は、婦人部の方々を最大の真心で迎え、謙虚に礼を尽くして接していただきたい」(「聖教新開」同年3月31日付け)
  1974年7月、創価学会は婦人部の新人事を発表した。坂口幾代婦人部長は不変だが、婦人部長補佐役の書記長が交替した。ドイツ婦人部総合長としてドイツに移住する高橋栄書記長に代わって、新書記長に女子部長経験の笠貫由美子が就任。全国婦人部長に20人を任命。副書記長に12人。ヤング・ミセス中央委員長に谷川京子が就任した。4年後の98年8月、婦人部人事がまた変わり、婦人部長の坂口が副総合婦人部長に昇格、一〇代目の新婦人部長に高柳洋子が就任した。東京出身の高柳は1955年の入会で、津田塾大学卒。女子学生局長、女子部長、婦人部ヤングミセス中央委員長、神奈川総県婦人部長等を歴任している。
 1998年8月、婦人部役職の名称が変わった。創価学会末端の組維構図は、だいたい10世帯が集まって1ブ口ックとなり、1ブロックが5つほど集まって1地区を形成していた。その地区の最高責任者を、婦人部の場合は地区担当員、通称“地区担”と呼称していた。それを同年8月から名称を「地区婦人部長」に代え、それまで地区担を補佐していた地区幹事の名称も地区副婦人部長に変えた。
 翌年の99年、「婦人部が21世紀展望の新人事」(「聖教新聞」12月25日付け)と位置づけして、再び婦人部の人事があった。現在に続く、創価学会婦人部・最高幹部の陣容である。
 まず総婦人部長に坂口幾代、以下、高柳洋子婦人部長(西日本担当)、笠貫由美子書記長(東日本担当)。東京婦人部長に先崎貴代子。長年、総合婦人部長を務めてきた多田時子は多宝会の総主事に就任した。多宝会とは、婦人部をリタイアした老婦人の組織である。同じく、SGI (創価学会インタナショナル)婦人部では、秋山栄子SGI女性部長(欧州女性部長)、八矢弓子北米女性部長、浅野香世子アジア女性部長(関東総主事)が就任している。今日、公称、500万人といわれている創価学会婦人部を率いる婦人部最髙幹部の面々である。

別格婦人部最高幹部を束ねる池田香峰子
 創価学会の組織では一切の役職を持っていないが、最高幹部や本部職員から「奥さま」と呼称され、崇め奉られている別格な婦人が一人いる。池田大作夫人の香峰子(旧名・かね、香峯子で、現在は二度目の改名)だ。69歳になる香峰子は、婦人部の中では特別な存在であり、影響カは絶大である。
 1932年2月、白木薫次、静のニ女に生まれた白木かねは、戦前からの信徒であった創価学会の名門、白木一族に生まれている。
 東京大田区蒲田に住んでいた白木薫次は、砂糖取引会社の常務で、学会の理事まで務めた同会の幹部。妻の静も、蒲田の婦人部長、本部婦人部常任委員を務め、甥の白木義一郎は阪急の投手で、草創期の幹部。1956年には学会から参議院に立候補し当選している。
 当時、貧乏人と病人の集まりと揶揄された創価学会にあって、かねは東京・有楽町にある住友銀行に勤める裕福な家庭のOLであった。女子部の班長という肩書きを持つかねが、池田大作と知り合ったのは1951年、戸田が「法華経講義」をしていた会場である。出席していたかねの実兄が池田を紹介したという。かね、19歳、池田、23歳のときである。
 池田の著書『私の履歴書』に、「妻が、私の目の前に一人の若い女性として急に浮かび上がつたのは、昭和26年の夏である」と、書いてある。
 結婚はその一年後の52年5月3日。翌年の4月、東京都大田区の自宅で長男の博正(現・同会副会長)が誕生した。同氏の命名は、二代会長の戸田城聖である。同年12月、その戸田から、「妻にも、良い母になるようにと、かねから香峯子に変えたらと名をいただいた)(前出『私の履歴書』から)
 池田が「妻にも」と書いているのは、池田も実は「太作」という本名を、「大作」(戸籍上の変更は1953年12月25日)と変えているからだ。
 以来、かねは香峯子と改名し、次男、城久(1984年10月、29歳の若さで病死)、三男、尊弘(現・副会長)という3児の母親になった。
 香峯子夫人は、池田が三代会長(1960年)に就任すると、専業主婦に専念し、学会組織にはほとんど顔を見せなくなる。その香峯子夫人が組織に登場するようになったのは1975年あたりからだ。海外に出る池田に随行しての登場である。そのうち組機の集会にも参加するようになる。記念撮影会などでは、婦人部最高幹部を脇に押しのけ、中央の椅子に座るようになった。
  創価学会のトツプが池田大作であるから、夫人が目立った行動に出ても違和感はなさそうだが、同会の信仰から照らすと、香峯子夫人の態度はやはり異常ということになるようだ。創価学会の人事は権威主義ではなく、厳格な「信仰戒律」が創設以来の伝統になっているからである。学会の人事は、学歴や最高幹部の身内といった条件を無視し、“信心強情”(信仰歴、活動状況、指導力、教学力等)だけをバロメーターにしてきたのだ。
 同会は、あくまでもこのような信仰を主軸にした人事を誇りにしてきた。池田が再三、「創価学会は永遠に世襲制はしない」と公言してきたのも“純粋な信仰組織”をアビールするためである。

池田ファミリーと香峰子
 1980年に発刊されている『池田大作の奇跡-I』(徳間書店刊)で、朝日新聞の論説委員まで務めた著者の央忠邦が、池田にこんなインタビューを行っている。
 --将来の学会の後継者に息子さんをするという週刊誌の記事を読んだことがあります。私は学会は世襲制はしないと以前から聞いていましたが、一体どうなんでしよう。
 池田…学会は永久に世襲制はとりません。これは初代、二代、そして三代の私を含めた不文律のようなものになって居る。私から北條第四代会長へもそうでした。いわんや会則のもとでは絶対にありえないことです。念のために申し上げれば、長男は高等学校の教員、次男は大学の職員です。三男はまだ大学生です。いずれにせよ、まったく論拠のない推測記事でしょう。
  --これも重要なことですが、女性の創価学会における地位はどうなんですか。
池田…学会の最高議決機関である総務会(注:会の主要機関で、年間の人事や活動方針等を審議し、議決する)にも女性が入っています。中国では天の半分は女性が支えるという言葉があるが、学会の場合は半分以上が女性である(笑い)。また学会のなかでは、女性を大切にしなければやっていけないという時代になりました。あとは御賢察ください。

 創始以来、半世紀も続いたこのような信仰主体の伝統人事を破ったのは、ほかでもない。「池田ファミリー」である。まず長男の博正がそうであった。学会組織では前例のない異例のスピード出世ぶりで、現在は創価学会の副会長やSGI (創価学会インタナショナル)副会長、創価大学理事、財団法人東京富士美術館主席参事などを務めるほか、池田名誉会長の“名代”の肩書きで世界を巡り、各種勲章を受け続けている。三男の尊弘もそうだ。1958年生まれの同世代の学会員に比較し、組織内の出世が飛び抜けて速い。創価大学卒業後、関西創価高校の教師を勤めたのち、本部職員になり、創価学園主事、離島本部青年部長、男子部副書記長、副総合青年部長など青年部役職を歴任。99年11月には41歳の若さで副会長に就任している。
 300人を越える副会長の中では、おそらく最年少の副会長であろう。
 前述したように、香蜂子も例外でなかった。内部で、その香蜂子夫人の目立ちぶりが問題になったことがある。
  1988年9月、学会の若手有志が同会の改革を求めて「池田問題対策事務所」(現在は解散)を開設したことがあった。同事務所が、秋谷栄之助会長に当時、次のような要求書を送付している。
「…池田大作元会長の長男・博正氏及び池田会長と血縁関係にある者が将来にわたって会長職を世襲することはありえないということを創価学会の最高機関において決議、公表すること。池田大作元会長の妻・香峯子夫人の創価学会における立場、特に婦人部における同夫人の立場はいかなるものかについて、公式に明らかにすること。…最近では学会の記念撮影などにおいて父・大作氏と一緒に博正氏がしばしば登場します。また『聖教新聞』紙上において博正氏が副会長より高位に位置されたり、組織や職場の役職でも異例の抜擢をうけていることも事実です。…日蓮正宗の信徒団体である創価学会にあって、私物化以外のなにものでもなく、信仰組織の崩壊につながる一大事です」
 続く、池田大作元会長の妻・香峯子夫人についても、
「公式な会合(特に婦人部)に出席したり、特別な扱いをされている光景が目につきます。
 一体、香峯子夫人は池田元会長の妻であること以外にどのような役職、立場があるのでしょうか。博正氏とともに『池田家による創価学会の私物化』と考えるのが率直な認識でありましょう」

 同文書に対し、秋谷会長から返答はなかったが、実際、年ごとに香蜂子の台頭が目立ちはじめた。名前もいつの間にか香峯子から香峰子に改名され、近年は池田と並んで各国から勲章を受賞するまでに至っている。その数、50件(2001年4月現在)。
 一例を示すと、「アメリカジョージア州が池田SGI会長夫妻に名誉市民親善大使の栄誉称号」(「聖教新聞2001年4月14日付け)の見出しの記事があり、ジョージア州から称号が与えられた理由は、「これは世界平和と、アメリカ創価大学創立をはじめとする教育、文化の興隆に対する夫妻の多大な貢献をたたえたもの」(同)--だという。
 その授与式には、池田の名代として、長男の博正が出席し、代理受賞している。
 まさに創価学会の頂点に君臨する池田ファミリーである。
 また、「学会の半分は女性で、学会は女性を大切にしなければやっていけない」という池田の言葉も本心であろう。組織の半分を占めるその婦入部の最高幹部から「奥さま」と呼ばれ、権威を振りかざしているのが香蜂子である。
       ---------(40P)-------つづく--

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創価の婦人部 (丹沢の王子)
2019-09-26 15:12:27
僕の家内は創価婦人部
 信仰の性ではないが。
三悪道四悪趣の世界にどっぷり。
 僕の兄弟と喧嘩し
 自分の兄弟と喧嘩し
 近所と折り合いが悪く
 亭主を顎でこき使う
礼儀作法はまるでダメ、
 お茶の入れ方も知らないし
 コーヒもダメ
孫が、いるから、離婚しないだけ
返信する
人生いろいろ (ブログ主)
2019-09-29 09:46:11
演歌・「酒場ひとり」の2番.歌詞
 拗ねて生きてる 訳ではないが
 酒と仲良し 安酒場
 人生は 表があるから 裏がある
 裏は知りたく なかったが
 いろいろ あって いま独り
 ああ いま 独り       (作詞・石本美由紀.歌手・中村美律子)

丹沢の王子さん 今日は……
このブログを、視聴下さり、ありがとうございます。
さて、貴兄からのコメントが、質問なのか、単なる愚痴なのか分かりません。
仮に、質問としましても、年齢・仕事など不明いっぱいです。
まして、このブログは「創価学会・公明党が、日本を亡ぼす」です。
又、2017年4月某日のブログへのコメントでした。
よって、「無視又は何か?…がベター」の半々でしたところ、(ケジメとして)後者の選択をしました。

私は、 先日リタイヤした 八十歳の じいさんです。
現役中も今も、ほとんど酒場には縁がありませんでしたが、なぜかこの歌の歌詞が好きでした。
私、歌手は島津亜矢にゾッコンなのですが、 多分、(私が)年長でもあることを想定し、 冒頭の歌を紹介しました。
参考にして、善意に解釈くださることを、願っています。

現今、日本の政治・経済・社会は混迷の予感を深めています。
このブログ「創価学会・公明党が、日本を亡ぼす」の趣旨をからめて、質疑・意見など下さると幸甚です。
ありがとうございました。
返信する
創価の婦人部 (丹沢の王子)
2019-11-22 20:57:34
家内は創価の婦人部です。
 愚痴と言われればその通りですが
 大人の発達障害
 お風呂は、私が先に入る
 創価は婦人部の力が絶大です。
 公明党の集票も創価婦人がいなければ
 当選しません。
信心しても、愚痴は治りません
 壮年は可哀想です
 今の原田稔会長は、
 800万-700万に票を減らしても
 責任が問われません。
返信する
創価の婦人部 (丹沢の王子)
2019-11-24 21:47:11
家内だけ
 孫が熱を出したので、僕が1日面倒見ると
 言ったら、車を使わず電車で行け
 こういうのが、創価の婦人部
 自己中、自分さえ良ければ良いと言うのが
 家内、創価の婦人部。
他の婦人部は知らない
 似たり寄ったりだろう
 結婚するなら、創価でない方が良い
 1%は良い人がいるかもしれないが99%は外れ
返信する
創価の婦人部 (丹沢の王子)
2019-11-26 19:31:30
家内が検診と言うので、病院まで送ったら、朝8時10分までこなくてダメダと言われた。
無駄なことをした、朝早く送迎すると言ったのに
長く待つのは嫌だというので、9時前に送った。
 大人の発達障害は治らない。
返信する

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