創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

さらば池田大作-13

2017-08-26 06:29:04 | Weblog

さらば池田大作-消えた「上御一人」の跡  野田峯雄 (2016/11・第三書館)
 ------(73P)---(以下、本文)-------

「もうイケダには一生会わない!」
 元フランス大統領フランソワ・ミッテランの夫人ダニエルが国営テレビ局フランス・テレビジョンのインタビューに応じそう話した(00年6月の番組『創価学会/世紀のセタト』)。彼女によれば池田大作は、89年に夫フランソワ・ミッテランとの会談が決まるや、さっそく彼女の主宰する財団(国際的人権NGO)に「多額の寄付をしてきた」(ダニエル証言)。かくして池田は92年にフランス芸術文化勲章を手に入れる。ちなみにフランス芸術文化勲章の日本人受章者は年平均10人以上ときわめて多い。たとえばビートたけしもそのひとりである。

うんと、うんと人をごまかしてね、警察に捕まんないょうに!
 池田大作の集めた「名誉」は、近くの韓国や中国のほか、あまり経済力の高くない国・地域や、社会主義から資本主義へ転じた国々からのものがほとんどを占める。ラテンアメリカの国々、東南アジアの国々、アフリカの国々、そしてロシアなどだ。これらの国(地域)の大学や研究機関の経営は総じて苦しい。おまけに池田大作(創価学会)に関する情報が少ない。
 池田大作たち(SGI)はターゲットにじわりと接近する。執拗に「世界平和」「人間の連帯」「内なる変革」「人権」などの美言をあやつりながら“ぶ厚いサイフ”をみせびらかす。これをターゲットはどう見ているのか。紙きれ(賞状)の1~2枚とかビールビンのフタのようなもの(バッジ)が、ある日突然、数万USドル、数十万USドル、もしかしたら数百万USドルに化ける。
こんなにうまい話は、いくら世界が広くたって、めったにありやしない!

 池田大作は、前述したフランス芸術文化勲章入手の翌年(93年)、「国家勲章」の実質買収の年間最多を記録した(計4個)。彼の“かぎりない善意の寄付”が効き目をあらわし南米のコ口ンビア、パラグアイ、チリ、中米のエルサドパドルから次々と転げ込んできたのである。その年、彼はこう言って弟子たちの肩を叩いた。「クリントン(※93~01年の米国大統領=W・J・ビル・クリントン)、元気かしら。あのように口をうまく。うんと、うんと人をごまかしてねェ。あの、あの~。警察に捕まんないようにね。まっ。いいや。口をうまく。(略)口ベタなんてのはね、もう、時を遅れてます」(米ロサンゼルスで開催したSGI・USAと関西創価学会の合同総会における池田スピーチの記録テープより。注と略=本書筆者)

参院特別委員会における質疑応答
 若いころに池田大作を真似て、池田大作を超えようと志した麻原彰晃の率いる宗教法人オウム真理教が1995年、地下鉄サリン事件を起こして大量殺人などの醜悪実態が明らかになった。
 その衝撃で国会は宗教法人法の改正へ向かい、ほどなく巨大宗教法人創価学会の問題をとりあげ、同グループ最高支配者・池田大作の国会喚問に焦点を合わせていった。
 結局、池田の代わりに秋谷栄之助会長(当時)が参考人招致されることになり、95年12月4日の参議院・宗教法人等に関する特別委員会で秋谷が「創価学会及び創価学会インターナショナルを代表して、意見、所感を述べさせていただきます」と言い、岡部三郎議員(自民党)と次のようなやりとりをした(会議録=略と※注は本書筆者)。

岡部三郎君 続きまして、海外活動についてお伺いをしたいと思います。(略)ロサンゼルスでの創価大学分校設立のための大規模な士地買収、あるいはロンドン郊外の由緒ある古城タブロー・コード(※タプロー・コート)の買収、あるいはフランスのアルニー城の買収等、海外において巨大な財産取得がなされております。また、池田SGI会長は、海外で特定の政治家や団体に多額の贈与を行つておられると伝えられております。これらの買収や贈与に要する資金というのはどのように調達されているんでしょうか。日本からの送金が主でございましょうか。もし送金があるとするならば、当然外為法上の手続はとられていることだと思いますが、いかがでございましょうか。
参考人(秋谷栄之助君)  ただいまお尋ねの海外のいろいろな施設、これは今申し上げましたように全部それぞれの現地法人が所有しているものでございます。したがいまして、それらの国々の活動、これを応援する意味で、こちらから、現地からこれこれの活動に必要な施設を購入したいという希望があれば、そのための寄附要請というものを私どもは受けております。そうした寄附要請を受けた上で、私どもとしてそれが本当に必要なものかどうか十分に検討をいたしまして、そしてそれにかなうものであれば委員会としてこれを決定をいたしまして、ただいまお話のありましたように、正規の外為法の手続を全部きちんといたしまして寄附をいたすという手続をとっておりますので、申し上げます。

「現地SGIの寄附要請」のウソ
 そもそも、秋谷栄之助が、創価学会を代表するのは会長という役職なので納得できるとしても、なぜ創価学会インターナショナル(SGI)のほうまで、心身良好(当時)の池田大作SGI会長をさしおいて代表するのか腑に落ちない。つまり秋谷はフェイクだった。加えるに岡部質問はあまりにもおおざっぱ。
 このような質問に秋谷が「はいっ、私どもはしばしば外為法に違反して資金を海外現地に持ち出しあちこちへバラ撒いて(贈賄して)います。その金額は〇〇〇国にX X X X万円…。目的はいずれも先生の欲望を満たすためです」などと答えるはずがない。
 秋谷の言う「現地」とは何か。現地創価学会(現地SGI)は組織運営のすべてを池田大作(日本創価学会)に支配されていた。池田大作ピラミッドから一歩も踏み出せない什組みになっていた。でも、もし現地が自主自立的な言動をしたら。かって韓国やアメリカ、スペイン、インドネシア、タイで騒ぎが起きた。すると、池田は同・自主自立グループを徹底的に叩きまくった。
 とくに海外送金関係は「池田大作の胸先三寸」なのである。よしんば「現地要請」の形をとっていても、それはいわば“おしきせノートの表題”でしかない。
 さらに、秋谷栄之助は問題のすりかえがうまい、この参院質疑過程でも外国政府(中央+地方)、政治家、諸機関、諸団体、大学などに対する多額買収工作資金問題をさりげなく脇へ押しやる。
  じつは池田たちがせっせと海外流出させているカネにはとんでもない目的が含まれていた。
      
巨額秘匿金
 池田大作(創価学会)が自分をひけらかそうと海外へ持ち出したカネは膨大である。これはさしあたつて、現地SGIの運営、不動産・美術品の購入、各種政治工作、名誉称号取得などに使われたと推定される。だが、そのような活動を“通じて”つくったカネが、もしくはそれらの活動の“名目”で流出させたカネがある。
 「こうした“余剰金”が積もりに積もって少なくとも数十億円、いや数百億円か。ひょっとしたら投資や投機(マネーゲーム)で数千億円に膨らんでいるかもしれない…。だれにも総額を把握できないのです。でも、かなりの大金がこっそり蓄積されていることは間違いないでしょう」と、海外業務に詳しい元銀行マンが語る。
  この秘匿金の管理者はだれか。池田大作SGI会長である。
  それは、スイス、英領ケイマン、シンガポール、香港の金融機関や投資ファンドをべースに、しょつちゅう国際投機市場を流れているといわれる。
       ---------(79P)-------つづく--

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