ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

リーガポカール(杯)日本で開催か?

2005年01月06日 | サッカー
いつも参考にする当地のスポーツジャーナリストのサイトを読んでいたらこんな記事を発見した。イタリアのセリエAやイギリスのプレミアリーグのようにもっと世界的に有名になりたいけどマーケッティング面で出遅れているドイツのブンデスリーガがもしかしたらリーガ杯のゲームを日本でやるかもしれない・・って。実現するでしょうか?

スマトラ沖地震の与えたショック

2005年01月06日 | ニュース・トピック
日本の国民やメディアがどういう反応を示しているのかよくわからないけれど、ここドイツでは26日にスマトラ沖地震が発生してからというもの、国をあげて救済活動をしているし、ニュース時間の大半は10日経過した今でもこの地震関連に費やされている。日本と違い、ドイツ人の行方不明者が未だに1,000人(以前に3200人と書いたがこれはダブルカウントなどがあり間違いだったとのこと)を超えているという大きな被害もさることながら、東南アジアの貧しい諸国に追い討ちをかけるような天災(人災とも言えるかも)に国民のショックと関心は非常に高いといえる。本日5日の正午から欧州全体で犠牲者のために3分間の黙祷を捧げようという呼びかけがあり、ドイツ国会や欧州議会はもとより、多くの組織で黙祷が行われた。教会はもちろん、電車もバスも3分間ストップ、テレビの放送も3分間ストップするか静かな音楽を流すかで欧州全体で喪に服した。うちの会社でも大会議室に社員が集まり黙祷した。地震発生から国民に対する寄付の呼びかけも活発に行われているし、また多くの民間人が寄付をしている。日本ではどうなんでしょう?こちらの人は日頃はケチというか節約するが、本当によく寄付をするようだ。うちのある社員は「給料の一部を天引きして皆で寄付しては?」という呼びかけメールを全員に出していたが・・どうなるかな?昨夜は国営放送のひとつが寄付呼びかけのチャリティガラコンサートを全国放送で行い4,000万ユーロ以上が集まったらしい。F1レーサーのシューマッハーは個人で1,000万ドルを寄付したとのこと。国としてもシュレーダー首相は5億ユーロの援助を決めたようだし。こういう災難時の助け合いと連帯の心はやはりキリスト教の教えから来ているのでしょうか? その方面に全く疎い私は何とも言えませんが、街の乞食にもよく恵んでいるし、節約家のドイツ人もやる時はやるのね。それにしてもだ、アメリカは大義のないアフガニスタン・イラクへの侵略と破壊に大金を湯水の如く費やしているというのにこの地震の援助に最初はたったの1500万ドル出すと言っていた。今でこそ少し上乗せしたようだけど、本当にどうしようもない国だ。でもって、元大統領などを使って民間からの寄付を募ろうとしている。ばかげた他国侵略に使う金があったらもっとまともなことに使ったらどうなのさ。だからアメリカは大嫌いだ。しかもアッピールだけは上手くってColin Powellを災害現地に派遣したりして。あーあ、ムカつくったらありゃしない。