より一層の知識と光を求めて・・・・

時に末日聖徒/モルモン教への私見含むメモ帳にて御座候 ほな毎度どんもにて 御きげんよろしゅうで御座候

聖見者の石

2011-07-13 12:28:37 | 教会の歴史 

えぇぇぇぇと、昨晩、バハマさんより黒人会員への神権に関してコメント入ったんですが・・・・まぁぁ、アブラハム書には、「・・神権に関しては彼をのろった。さて、パロは、神権の権利を持つことのできない血統の出であったが・・」(1:26,7)とありますがぁぁぁ、そのへん、どうなのか??? 字義通り取れば、それはそういうことに・・・・

 

えぇぇぇぇと、少なくとも、ジョセフ・F・スミス(1838-1918)が、管長であった時まで、「予言者、聖見者、啓示者」という称号は、ジョセフ・スミスだけが持つものという認識があったようで、教会の管長は、予言者誰々等とは、呼ばれなかったと・・・・誰々管長(President だれそれ)と・・・・「生ける」予言者という言葉は、20世紀後半に入って、使われ始めたんだったか・・・・

まぁ、悪く言えば、教会組織存続のために、組織・定員会の一員が、欠ければ、新たに誰かを補充し、後は、なんかのミスしない限り、年功序列、終身待遇で、管長の地位に登りつめていただくみたいな・・・・大会社のサラリーマン化みたいな・・・・そういった危険性もあるんでしょう・・・・後継者問題とか・・・・それは、兎も角に・・・・


ジョセフが特別視された背景としては・・・・当時の教会員の間では、知れ渡ってたんでしょうが、まぁ、要するに、特には、ジョセフの持っていた、類まれなる才能というか賜物・・・・聖見者としての賜物などが、実際に発揮されてたと・・・

ジョセフは、モロナイの訪れを受ける以前から、特殊な才能があったということで、それは、ある種の石から、失せ人、失せ物のありか等を、見れるというものらしく・・・・で、ウリムとトンミムを用いる他に、その石でも、翻訳することを許可されたようで。で、ジョセフが用いてた石のひとつを、ブリガムは、譲られるわけですが、単なる石ころでしかないわけです、常人にとっては、もちろんのこと・・・

教会歴史上では、当時、石を通して物を見つけるみたいな才能を持っていた人、けっこう、数人くらいいたみたいです・・・・(例、教義と聖約28、ハイラム・ページ(1800頃 - 1852 モルモン書の八人の証人の一人 妻はホイットマー家の娘))

教義と聖約130章に、”ウリムとトンミムとしての白い石”について触れてますが、いわば、永遠の世界、或いは日の栄えの世界で享受できるものに似たものが、生まれながらの才能として与えられてるということなのかも・・・

ヒーバー・C・キンボールは、説教で、生まれながらにそういった才能を持った人たちには、かつての予言者、女予言者の血筋を持っているんだと・・・・


このへんに関して、一般クリスチャンの人たちからは、モルモン教の起源は、マジック・魔術であるとして、異端視されてるのでしょうか・・・・おそらく、教会の指導方針として、エキュメニズムの方向であり、こういった教会歴史について、翻訳の仕方の詳細など、インスティチュートのテキスト見てもそうですが、一般会員に知らされてないですよねぇぇぇ・・・・

例えば、『時満ちる時代の教会歴史』テキストのp53に、「翻訳中のジョセフとオリバー」と題する想像図がありますが、金版は、確か8人の見証者しか見てないはず、で、翻訳の時、ジョセフとジョセフの口述の筆記者との間にはカーテンで仕切られてたんだったか・・・・マーチン・ハリスだったかによれば、金版を手元に置いて見たりせず、帽子の中に石を入れ、その帽子で顔を覆い、暗い中で石から文字列が光り出してそれを読み上げるというやり方だったらしいと・・・・絵としては、ここの左側のが、そうなんでしょう・・・・

  http://www.irr.org/mit/divination.html

  聖見者の石

  http://search.yahoo.co.jp/search?p=%22seer+stone%22++joseph&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt

  


ジョセフに言わせれば、福音の原則、儀式そして、神権が回復され、十二使徒定員会の上に教会を導く鍵が与えられた(特に予言者が不在の場合)、使徒たちは、その召しを遂行してくれればよい、教会員は、自身の救いをまっとうするように、自分の務めは一応、終わってるみたいなのがあって・・・・

まぁ、ジョセフは、自分の亡き後、教会が、どうなって行くのか、ある程度は見えてたんでしょう・・・・ジョセフ亡き後、ジョセフが持っていた、聖見者の賜物などが、実際に発揮されず??とも、教会は、今日まで存続・・・・・

 

まぁ、実際の教会管長の働きと、ジョセフの賜物を通しての働きでは、雲泥の差を生じてる側面があるんでは・・・・そういったことからでしょうか、いろんな問題が生じ、さまざま指摘や批判の対象に、その黒人会員への神権の問題もその一つということになるのか・・・・

ということで、ジョセフのような賜物を受けて、啓示を受けて、初めて、一層の真相が明らかにされるんかなぁぁとしか言いようがないみたいな・・・・


ここでは、ジョセフとジョセフ以降の予言者との違いについて、教会員の持つ典型的答え等と比較していろいろ書いてますですねぇ・・・

     http://mormonthink.com/prophetsweb.htm


最新の画像もっと見る

コメントを投稿