(2018-10-05) リグランド・リチャーズさん(1886-1983 38管理監督 52使徒)、何でそういう取ってつけたような解釈にはどういう背景がとなると、ウィキから多少のことが、1965年の彼のその解釈を含んだ著作は、南カリフォルニアでのユダヤ人コミュニティーでの伝道目的だったというこっちゃな。宣教師さんたちを励ます意味で、信仰鼓舞する意図で、信者獲得、改宗促進のためには、多少の都合の良すぎるもぐり的解釈も大目に見ての容認ということだったのかもな。
先住民のことにかまけているよりも、アメリカの戦後の世界中への覇権進出にあって、宣教第一の重視が、時代の要請にも合致した方針でもあったんだと・・・
https://en.wikipedia.org/wiki/LeGrand_Richards
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昨日、日曜学校の時間(福音教義クラス)、教師の方がイザヤ書5章から読み上げた時、モルモン書5章の一聖句と似てるといったコメントさせてもらいました。
「・・・・彼らは万軍の主の律法を捨て、イスラエルの聖者の言葉を侮ったからである。
25 それゆえ、主はその民にむかって怒りを発し、み手を伸べて彼らを撃たれた。山は震い動き、彼らのしかばねは、ちまたの中で、あくたのようになった。それにもかかわらず、み怒りはやまず、なお、み手を伸ばされる。
26 主は旗をあげて遠くから一つの国民を招き、地の果から彼らを呼ばれる。見よ、彼らは走って、すみやかに来る。
27 その中には疲れる者も、つまずく者もなく、まどろむ者も、眠る者もない。その腰の帯はとけず、そのくつのひもは切れていない。
28 その矢は鋭く、その弓はことごとく張り、その馬のひずめは火打石のように、その車の輪はつむじ風のように思われる。
29 そのほえることは、ししのように、若いししのようにほえ、うなって獲物を捕え、かすめ去っても救う者がない。
30 その日、その鳴りどよめくことは、海の鳴りどよめくようだ。もし地をのぞむならば、見よ、暗きと悩みとがあり、光は雲によって暗くなる。
」 (イザヤ5章 この章は、特に7節以降、どの節も、末日のアメリカを指すことにもなり、悪に落ちて主の裁きが及ぶみたいな趣旨であるとの理解なわけです。たまWEBの脳内では、少なくとも)
で、たまたま、朝、モルモン書パッとめくって読んでたのが、モルモン5章からでして、コメントは、24節
「24 だからあなたがたは、悔い改めて神の前にへりくだりなさい。さもなければ、神はあなたがたに罰を下される。すなわち、ヤコブの子孫の残りの者が、ライオンのようにあなたがたの中に出て行って、あなたがたを引き裂くであろう。そして、救う者はだれもいない。
」(モルモン5)
と、そのイザヤ5:29は似てますね。イザヤのそれらの聖句は将来アメリカで起こる裁きが及ぶようになることを言ってるんでしょう、といった感じでした。
まぁ、クラスでの反応は、いまいち。その後、クラスの方が、セミナリやインステチュートで、集合に伴う交通手段の汽車や飛行機のことと習ったよとのコメント。皆さん、そうそう、納得みたいな雰囲気でしたかぁぁ。
んが、しかし、帰ってから調べてみました。
「• リグランド・リチャーズ長老は,2 ニーファイ15:27 - 29
のイザヤの言葉が象徴していると考えられる事物について
語り,わたしたちの時代に行われている偉大な伝道の働きに
注意を喚起している。
「偉大な集合の時を見据えたイザヤは鉄道と飛行機の時代
が到来することを指摘したようである。……
当時は鉄道や飛行機がなかったので,イザヤはその名前
を挙げることができなかった。しかし,誤解の余地のない
言葉でそれらを描いたと思われる。『その馬のひずめは火
打ち石のように,その車輪は旋風のように』とあるが,これ
は現代の鉄道以外の何であろうか。また『そのとどろきはラ
イオンのように思われる』とあるが,これは飛行機の爆音
以外の何であろうか。鉄道や飛行機は夜も止まることがない。
したがってまどろむ者も,眠る者もない。彼らの腰の帯は
解けず,靴のひもも切れない』というイザヤの言葉は正しい・・・
」 (p75 『モルモン書 生徒用資料』)
https://www.lds.org/bc/content/shared/content/japanese/pdf/language-materials/32506_jpn.pdf?lang=jpn
旧約テキスト(列王記上~マラキ書 生徒用)にも、同様のリグランドさん(1886 -1983 52使徒)のが注釈として載ってますな(p168)。
まぁねぇ、そうではないんだろうけどねぇぇ、彼が若いとき、十代とか、ちらっと教えてくれるような機会はなかったんでしょうねぇぇ・・・
教会で一旦、誤ったのを学ぶと、それを捨て真相を学ぶのに100倍の力が必要なのかも??
うぅぅんん、日本人は関係ないから知らなくていいみたいな、そういった方針??
さてぇぇ、まぁ、110%の確信ということではないけれど、
「04 また、多くの日の後、戦争のために整えられて訓練される奴隷が、彼らの主人に反抗して立つ。
05 また、地に残っている残りの者たちが自らを整え、大いに怒り、ひどい苦しみをもって異邦人を悩ます。
06 このように、剣と流血により、地に住む者は嘆き悲しむであろう。また、地に住む者は、飢饉と、悪疫と、地震と、天の雷と、猛烈なまぶしい稲妻によっても・・・」(教義と聖約87)
この5節の“残りの者たち”というのは(英語では remnant ・レムナント)、基本、米国(米大陸)先住民のことだよね。
『教義と聖約』生徒用テキストでは、そういった解説されてますな(p210)。
んが、聖典では原参照欄には、5節のは、ゼロ、何もない。翻訳部の怠慢??もしくは政治的意図が??
英文聖典だと、しっかと、あの獅子に引き比べられたヤコブの残れる者を示すところの、ミカ5:8、3ニーファイ16:15、同20:16、同21:12なんかが参照聖句として上げられてますかぁぁ。
まぁ、日本語モルモン5:24の参照ではミカ5:8、3ニーファイ20:15,16ありですね。
そして、英文イザヤ5:29の参照欄では、ひとつだけですが、3ニーファイ21:12,13が出てるんですよねぇぇ!!
「 12 ヤコブの残りの者であるわたしの民は、異邦人の中で、彼らのただ中で、森の獣の中のライオンのように、羊の群れの中の若いライオンのようになるであろう。若いライオンは通り過ぎるときに踏みにじり、引き裂いて、だれも救うことができない。
13 彼らの手は彼らに敵意を抱いている者のうえに振り上げられ、彼らの敵はことごとく絶たれるであろう。
14 まことに、異邦人は悔い改めなければ災いである。父は言われる。『そしてその日には、わたしはあなたのうちから馬を絶やし、戦車を壊し、・・・ 」 (3ニーファイ21)
全国200くらいあるワードや支部日曜学校で、このことが伝えられたらいいのにね・・・
また4年後なのぉぉ??・・・・・・
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