横浜映画サークル

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メンバーが選ぶ2022年後半に観た映画で良かった、又は印象的な作品(3/3)

2023-01-21 18:13:09 | メンバーが選ぶ良かった、又は印象的な映画

(2/3)の続き

Mさん

ウエストサイドストーリー(2022米 監督スティーヴン・スピルバーグ 原題West Side Story)

1961年に映画化もされたブロードウェイミュージカルを、スティーヴン・スピルバーグ監督が映画化。監督念願のミュージカル初演出。1950年代のアメリカ・ニューヨークを舞台に、移民系の二つのグループが抗争を繰り広げる中で芽生える恋を描く。脚本と振付は、主人公を「ベイビー・ドライバー」,「TOKYO VICE」などのアンセル・エルゴート、ヒロインをオーディションで選出されたレイチェル・ゼグラーが演じるほか、1961年版でオスカーを受賞したリタ・モレノらが出演する。

お馴染みのナンバーがどう変化しているか、興味深く楽しめました。ヒロインのレイチェル・ゼグラー、始めはユニークな顔立ちだなと思っていましたがストーリーが進むに従って、魅了的な女優に思えてきました。旧作と違い、本人が歌っており、踊り、歌等素晴らしかった。旧作の出演者の方々、良い年齢の重ね方が観られて近親感が湧きました。

(画像下左はヒロインを演じたレイチェル・ゼグラー。画像中は旧作で踊るリタ・モレノ。画像右は本作でのリタ・モレノ)

画像出典左:FRONTROW『ウエスト・サイド物語』主演の「レイチェル・ゼグラー」って誰!? https://front-row.jp/_ct/17462675 (閲覧2023/1/19)   画像出典中:リタ・モレノがウエストサイドストーリーをほとんど辞めた理由 https://ja.news24viral.com   (閲覧2023/1/19)  画像出典右:MOVIE WALKER PRESS “伝説の女優”リタ・モレノが、60年を経て『ウエスト・サイド・ストーリー』に繋いだ架け橋 https://moviewalker.jp/news/article/1085585/ (閲覧2023/1/19)

 

ラストナイト・イン・ソーホー(2021英 監督エドガー・ライト原題Last Night In Soho)

ロンドンで現代と1960年代別々の時代を生きる二人の女性の人生がシンクロするサイコスリラー。

ファッションデザイナー志望のエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学するが、寮生活に向かず一人暮らしをすることに。新しいアパートで暮らし始めた彼女は、1960年代のソーホーにいる夢を見る。エロイーズは夢の中で、歌手を夢見るサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)と出会い、肉体的にも感覚的にも彼女と次第にシンクロしていく。

色彩が華やかでとても綺麗です。

時代のシンクロがとても早く、そして、ラストの意外な展開で面白く鑑賞できました

(下の画像の左は主人公役トーマシン・マッケンジー。右は夢の中のサンディ役アニャ・テイラー=ジョイ)

画像出典:MOVIE WALKER PRESS夢と恐怖がシンクロする、魅惑の60’sに迫る!『ラストナイト・イン・ソーホー』特集 https://moviewalker.jp/feature/12058/ (閲覧2023/1/19)

 

すずめの戸締まり(2022日本 監督 新海誠)
君の名は。」,「天気の子」などの新海誠監督が、“災いの元となる扉”を閉めるために旅をする少女の姿を描いたアニメーション。九州の田舎に暮らす女子高校生が扉を探す不思議な青年と出会い、災いをもたらす扉を閉めるために日本各地の廃虚へおもむく。


混み具合が落ち着いた時期に鑑賞。田舎の農道等がリアルで懐かしかった流れる古い楽曲も楽しめました過去の災い、そんなに古い事ではないので歯痒く感じられましたラスト近く、突然泣かされました。主題歌「RADWIMPS」の歌声は少し、マンネリかな。
(下の画像左は扉を探す不思議な青年。画像右は扉の前の主人公)

画像出典左:山陽新聞さんデジすずめの戸締まり https://www.sanyonews.jp/town/cinema/film_detail/4486  (閲覧2023/1/19)

 

H.Eさん

千夜、一夜(2022年 日本 監督 久保田直 出演:田中裕子,尾野真千子,安藤政信)

ドキュメンタリー出身の久保田監督が、日本全国で年間8万人にも及ぶ「失踪者」リストに着想を得て作ったヒューマンドラマ。

切なくて  重くて…心に残る。田中裕子は流石です。

(下の画像は失踪した夫を探すためのビラを手にする主人公(田中裕子))

画像出典:テアトルシネマグループ上映作品千夜、一夜 第27回釜山国際映画祭の国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)、第45回山路ふみ子映画賞の山路ふみ子映画賞 https://ttcg.jp/movie/0871000.html  (閲覧2023/1/21)

 

夜明けまでバス停で(2022年 日本 監督 高橋伴明 出演:板谷由夏,大西礼芳,三浦貴大)

2020年冬に幡ヶ谷のバス停で起きた寝泊まりしていたホームレスの女性が突然襲われ死亡した事件をモチーフにした社会派ドラマ。

新型コロナウィルスの感染拡大の影響で仕事と住まいを失いバス停で寝泊まりせざる得なかった女性を通じもしかしたら明日誰しも置かれるかもしれない「貧困、社会的孤立」を描く

ホームレスになった女性は炊き出しや生活相談に行かない。「自尊心」ゆえに自らが置かれている危機的状況にもかかわらず「助けて」と言えない自分だったら「助けて」と言えるのか?と考えてしまった

(下の画像左は居酒屋で仕事をしていたころの主人公役板谷由夏。画像右は新型コロナで居酒屋が閉店し、ホームレスになった主人公)

画像出典左:映画『夜明けまでバス停で』予告編 https://www.youtube.com/watch?v=qQiZcbN0zEc  (閲覧2023/1/21)  画像出典右:「夜明けまでバス停で」公式サイト https://yoakemademovie.com/  (閲覧2023/1/21)

 

ある男(2022年 日本 監督 石川慶 出演:妻夫木聡,安藤サクラ,窪田正孝)

平野啓一郎の小説を映画化。弁護士の城戸(妻夫木)がかつての依頼人である里枝(安藤)から亡くなった夫、大祐(窪田)の身元調査という奇妙な相談を受けたことで、彼の正体に迫っていくさまを描く。

里枝の息子、悠人を演じた坂元愛登が印象に残った覚えておきたいと思う。

(下の画像左は家族4人の写真、左に里恵(安藤サクラ)右端に夫(窪田正孝)、学生服の悠人(坂元愛登)。画像右は悠人を演じる坂元愛登)

画像出典左:YAHOO!JAPANニュースク ランクイン窪田正孝、巧みな表現力で一人何役をも演じ分け 『ある男』幸せな家族の日々を映し出す場面写真 https://news.yahoo.co.jp/articles/3a20e3562f04a776c5100ead219335f7c8515f7f (閲覧2023/1/21)  画像出典右:YAHOO!JAPANニュース 映画.com「ある男」で注目の新人俳優・坂元愛登とは? 妻夫木聡「彼の言葉と演技に救われた」 https://news.yahoo.co.jp/articles/4dd4b08d1472e56a01efd4978cde8bac10f921e0 (閲覧2023/1/21)

以上です。

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