横浜映画サークル

サークルメンバーの交流ブログです。

メンバーの鑑賞感想や映画情報など気軽に記述しています。

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』『カツベン!』見てきました

2019-12-19 17:43:01 | メンバーの投稿

ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019米監督ジェイク・カスダン)『カツベン!』(2019、監督 周防正行)

いよいよ年末。時間が早く流れますね。久々の映画2本見てきました。『ジュマンジ』は続編で初めてみた私は内容が今一解らなくきついでした。

カツベン』は周防正行監督。昔見た洋画で映画が好きな少年が映写機に夢中になり技術者になると言った映画を思い出して火事になるシーンなどは被さり、その洋画のタイトルが思い出せなくて歯に物が挟まった気持ち悪い気分です。2作とも消化不良で説明になりませんが一応見てきました。年末風邪などひかないように、一年間ありがとうございました。

(下の画像左は『ジュマンジ』の前作と同様にゲームの世界に入り込んで別人の姿になった主人公たち。ゲームの中のハチャメチャ冒険に巻き込まれる。画像中は『カツベン!』の活動弁士(活弁:無声映画の上映中にその内容の解説をする)が左にいる場面。当時数千人いた。あこがれの職業で、現在のユーチューバーのような感じ。映画館は人気の活弁士を取り合った。現在十数名、多くは副業に声優など。画像右は続けて見た映画券)

画像出典左:山陽新聞デジタル、ジュマンジ/ネクスト・レベルhttps://www.sanyonews.jp/sp/town/cinema/film_detail/2622/ (閲覧2019/12/19)    画像出典中:ガジェット通信。成田凌、映画『カツベン!』で披露したオリジナル劇中無声映画『火車お千』の活弁を新たにレコーディング!https://getnews.jp/archives/2241741/gate (閲覧2019/12/19)

活弁士数情報元:日本の人事部【活動弁士】日本独自の文化が生み出した、世界に類のない「話芸」豊富な言葉と臨機応変な対応が求められる究極の「職人技」https://jinjibu.jp/article/detl/hitokane/277/ (閲覧2019/12/19)

以上Y.Sでした。

 

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F.Iの映画鑑賞ノートから:その6:7作品

2019-12-03 10:08:25 | F.Iの記事コーナー

映画鑑賞大学ノートが6冊になりました。その中から今回は7作品を掲載しました。題名左のAAA~Cは映画の良かったものをAにしてランク付けしていますが、観た時の雰囲気で記していて、厳密なものではありません。面白くなかったというのもあります。題名の次の年数は特記がなければ日本公開年、国名は製作国。以下ノート抜粋。

AAA’『 風櫃(フンクイ)の少年』(1990台湾、監督侯孝賢(ホウ・シャオシェン)原題;風櫃來的人 直訳:フンクイから来る人)

何よりも少年たちの姿が愉快でいい。少年が性(女)や現実社会と接していく過程をアジア映画によくある様に、淡々と描いているのだが、その画面構成、展開は、古今に関わらず、新しい、新鮮な手法であると言える。主人公の少年の純真ぶりがいい。少年たちと海浜で出会った少女の食事のシーン、下宿先の同棲している女が自分の髪に火を付け様とするシーンは特にマル。

(下の画像左は風櫃(フンクイ)村の位置、赤矢印。台湾本島から約50㎞の島。画像右は海浜での少年たち。台湾本島南部の大都会高雄市へ向かう)

 

画像出典左:弾丸旅行でも余裕!台湾第2の都市『高雄』の見どころ基本の7選https://matome.naver.jp/odai/ (閲覧2019/12/1. 風櫃(フンクイ)村の位置を追記)  画像出典右:Filmarks映画 風櫃(フンクイ)の少年https://filmarks.com/movies/6473 (閲覧2019/12/1.)

AA’『四万十川』(1991日本、監督恩地日出夫 キャスト:小林薫、高橋かおり、樋口可南子etc.)

主人公(?)の次男がとにかく魅力的。演戯も上手く、自然体。脇の大人たちを演じている役者群も安定している。四万十川付近の景色(自然)が美しい

(下の画像左は主人公の家族6人が集団就職で長女役高橋かおりの乗る列車を見送っている場面?時代は1955年頃で子供が5人は珍しくない。父役小林薫が出稼ぎで不在の間、母役樋口可南子は小さな食料品店を営み子供たち5人を育てる。画像右は美しい四万十川、中央に見えるのは舞台となる?岩間沈下橋付近)

 

画像出典左:アマゾン、四万十川 [DVD] https://www.amazon.co.jp (閲覧2019/12/1)   画像出典右:ウィキペディア:四万十川(閲覧2019/12/1)

AA’寝取られた宗介』(1992日本、監督 若松孝二)

音楽マル。雪国の風景美しく撮られている。全体的に上手くまとまっており、社会性は無いが、旅公演(ドサ回り)の魅力であふれている原田は特にguでテンポのある舞台でも映画でも通用するいい演技をしていると思う。単なる娯楽映画を少し上回った作品で、後味も良い。藤谷は、まさに彼女自身であるかの様に破茶滅茶ではあったが、主人公に対する想いを自然に演戯している。

藤谷と若い女団員の舞台シーンは違和感。ラスト、原田の越路調舞台シーンは、見どころ。(Fの表情もいい)

(下の画像左の左に一座の座長宗介役原田芳雄、右は一座の看板スターで女房役藤谷美和子。画像右は舞台で越路吹雪の“愛の讃歌”を越路になりきった衣装で熱唱する原田芳雄のラストシーン)

 

画像出典左:寝取られた宗助、バツイチアラフィフオヤジの映画日記https://ameblo.jp/kuma1760004/entry-12399691625.html (閲覧2019/12/2)   画像出典右:愛の賛歌 北村宗介 Ai no sanka (Hymne à l'amour) by Sousuke Kitamura.https://www.youtube.com/watch?v=ysjUanTuWyg (閲覧2019/12/2)

AA’メトロポリス』(1929監督:フリッツ・ラング原題metropolis直訳:中心都市)

古い映画なのに新しい感覚、音楽good

(下の画像左は中央都市メトロポリス、大富豪たちが豪勢な食事や娯楽・スポーツで過ごしている。画像中左は地下で働きメトロポリスを支える労働者の列。画像中右は富豪の息子に一目ぼれされ地上を見てきたマリアが労働者に地上の様子を話す場面。知った労働者たちはマリアに従いストライキを準備する。画像右は富豪が博士に頼み、マリアとそっくりのアンドロイドを作っている場面。そのアンドロイドを使いストライキを止めさせようとする。映画オリジナルは第二次大戦でフィルムが飛散し、現存するのは再編集されたもの。再編集時にクイーンのフレディ・マーキュリーが曲を提供している)

   

画像出典左:希望は天井に有り『メトロポリス』から89年、マリアはまだ現れない。http://hiah.minibird.jp/?p=2193 (閲覧2019/12/2)  画像出典中左:20世紀・シネマ・パラダイス メトロポリス何年経っても色褪せないSF映画の古典的名作http://cinepara.iinaa.net/Metroplis.html (閲覧2019/12/2)  画像出典中右:mixiメトロポリス(1927年映画)https://mixi.jp/view_community.pl?id=4687940 (閲覧2019/12/2)  画像出典右:METROPOLIS(メトロポリス) その意味とは?気になる英文・映画タイトルhttps://89698.red/metropolis (閲覧2019/12/2)  情報元:映画メトロポリス(1927年)を徹底解説!SF映画の傑作のあらすじを紹介https://bibi-star.jp/posts/7019 (閲覧2019/12/2)

A’誘拐報道』(1982日本、監督 伊藤俊也。キャスト:萩原健一、小柳ルミ子、三波伸介)

キャストすべてに味があるのに、それが生かされていない。いいシーンが多いのにそれがまとまっていない。報道側、警察側、犯人の家族、誘拐された家族側etcとあちこちで描いているので、せいぜい2つに絞るべきだと思う。少年が病気になった後のショーケン(萩原健一)の演戯、過剰で変。ラストの夫婦と警官(刑事)役伊東四朗の絡み、クサイ。秋吉は特に不自然。子供は死んだほうが良かったのでは?トップのクラブママの葬儀シーン・藤谷美和子は何だったのか疑問。所々リアリティの無さが目立つ。深く描けないなら、無駄な役やシーンを省くべき。ショーケンの女との絡み、子供とのフロに入るシーンはセクシーでいい。あの人特有のだらしなさ、甘ったれた感じがくどい程出ていた小柳はとてもいい。演戯も自然、色っぽく映画に厚みを出している。ショーケンとのケンカのシーン、遊園地で、泣くシーンなど、見もの

(下の画像左は借金に困り医者の子供を誘拐し金の受け取り場所を公衆電話で指示している犯人役ショーケン。画像中左は犯人からの電話を待ち受ける警察。中央に刑事役伊東四朗、右に誘拐された子の母役秋吉久美子。画像中右は誘拐した子を袋に入れ崖から海に落とそうとする場面。画像右はショーケンの妻役小柳ルミ子左とショーケン右。ショーケンは犯人の役作りのために2カ月で10Kg減量し撮影に臨んだ、情報元:ウィキペディア:誘拐報道)

 

画像出典左と右:Staff Blog映画「誘拐報道」https://internet-frontline.com/blog/2016/12  (閲覧2019/12/2)  画像出典中左:誘拐報道|日本映画・邦画を見るなら日本映画専門チャンネルhttps://www.nihon-eiga.com (閲覧2019/12/2)  画像出典中右:映画チラシサイト誘拐報道http://eiga-chirashi.jp/view_item.php?titleid=858 (閲覧2019/12/2 トリミングしています)

B、モンローの『百万長者と結婚する方法』(1954監督ジーン・ネグレスコ原題How to Marry a Millionaire直訳:大富豪と結婚する方法)

ストーリ、構成は単純だが面白い。ローレン・バコールは格好いいが、少し老けて見えた。モンローカップルが一番はまっていた

(下の画像は大富豪と結婚する作戦を実行する3人の女性。左はド近眼役のマリリン・モンロー。中はみすぼらしい青年に好かれてしまう役のベティー・グレイブル。右はバツイチで今度こそ金持ちと、と高齢男性にアプローチする役ローレン・バコール)

画像出典:今日もこむらがえり - 本と映画とお楽しみの記録 -百万長者と結婚する方法https://ameblo.jp/pmds90l80/entry-12221790798.html (閲覧2019/12/2)

C’ブラッドヘル』(1976製作米 原題THE HOUSE ON STRAW HILL直訳ストロー丘の家)

不気味さという点ではいいが、ストーリ展開も甘く、内容も深くない。主演ウド・キア

(下の画像はレンタルVHSの表紙。DVDは無いらしい)

画像出典:ブラッドヘルレンタルVHSの表紙。未DVD化https://aucview.aucfan.com/yahoo/h204044187/ (閲覧2019/12/2)

以上F.Iでした。

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