映画『しゃべれどもしゃべれども』上映会後のミーティングで、『君の名は。』(2016日本)がとても良かったという人がいたので見てみました。その通り、アニメのレベルの高さを見せつけられる思いがする感動の作品でした。時間の超越と心が入れ替わることを組み合わせたSF作品でもあり、少し複雑なので、これから見る人は特に中盤の次元の変化を見落とさないように、見落とすと混乱する。
ストーリーと感想:東京の男子高校生と飛騨の女子高生に心の入れ替わりの現象が起こる。元に戻った時に自分に入り込んでいたのは誰かと不思議に思う。何回か入れ替わりが起き、その誰かを探そうとする。その探している過程で、飛騨の女子高生の街に彗星が落下して大きな犠牲が出ることが予知される。この予知は彗星落下が3年前にすでに起こった時期と起こる前との次元の往復で行われる。この時期の往復は二人の体の入れ替わりで生じていた。予知したことで彗星落下の犠牲を出さないように飛騨の女子高生は奮闘する。彗星が落下した後は、入れ替わりは起らなくなる。5年がたつ。二人とも成人しているが、あの時入れ替わった人がだれか今でもわからない。二人の心の変化がとても感動的でした。23歳までの青春映画でもあります。若いのはいいですね。場面の背景はほとんどが実在する。画面がとてもきれい。
下の画像左は何回も出てくる歩道橋。実際の場所はJR信濃町駅の南口改札を出てすぐの場所〔情報元:画像と同じ〕。画像右は二人がすれ違う階段、ここは成人になった後もすれ違う。実際の場所は東京四谷の須賀神社の階段。〔情報元:画像左と同じ〕。
画像出典左:『君の名は。』舞台探訪(聖地巡礼)まとめhttp://学生日記.asia/2016/09/01/post-5428/(閲覧2016/11/19)〕。画像出典右:君の名は公式サイトhttp://www.kiminona.com/index.html(閲覧2016/11/19)〕