横浜映画サークル

サークルメンバーの交流ブログです。

メンバーの鑑賞感想や映画情報など気軽に記述しています。

S.I(F.I)の映画鑑賞ノートから:その10:9作品

2022-10-24 13:04:00 | F.Iの記事コーナー

映画鑑賞大学ノートが6冊になり、その中から今回は9作品を掲載しました。題名左のAAA~Dは映画の良かったものをAにしてランク付けしていますが、観た時の雰囲気で記していて、厳密なものではありません。面白くなかったというのもあります。題名の次の年数は特記なければ日本公開年、国名は製作国。以下ノート抜粋

AAA真夜中のカーボーイ(1969米 監督ジョン・シュレシンジャー 原題Midnight Cowboy)

パーティーの狂った雰囲気、主人公がホフマンを追うシーン、殺人を犯すシーンなどいいシーンで埋められている音楽もNICEで、全てを明らかにせず回想で語らせたりして、幻想シーンを上手く使っている。病気っぽいリコ。無表情で淋しげなJone。リコの死にも涙を流さない主人公、それぞれ個性があって多少センチメンタルではあるが、叙情豊かに描いている。都会の孤独、冷たさ、現実と理想。夢破れ人殺し迄してしまう主人公。現実と一人の青年の心の中をゆっくりと自然に、そして無表情にひかえめに描いていく所がポイントだ電車のシーンで画面構成はキレがあって、新しい。ヨーロッパ映画のような風情がある。

(下の画像左は、いつもカウボーイ姿の主人公Jone(ジョン・ヴォイト)と右にニューヨークのスラム街に住み足が悪いリコ(ダスティン・ホフマン)。画像右は終盤にフロリダに向かうバスの二人、左に病のリコ、右にカウボーイ服を脱ぎ捨てたJone)

画像出典左:BiBi真夜中のカーボーイをネタバレ!映画のあらすじまとめ【ダスティン・ホフマン】https://bibi-star.jp/posts/7659 (閲覧2022/10/21)    画像出典右:勝手に映画批評 真夜中のカーボーイhttps://plaza.rakuten.co.jp/kurosaurs/diary/201211170000/ (閲覧2022/10/21)

 

AA’『めまい(1958米 監督アルフレッド・ヒッチコック 原題Vertigo訳めまい)

キム・ノバク美しい。前半より後半がグー。(キム・ノバクの演じた役も後半の方が魅力的)リアリティー表現の素晴しさ。斬新な場面展開、魅き付ける。心理学的要素と殺人という事実を繋げているところがいい

男と女の愛情、それにおける残酷さと楽しさが理解できる。男のエゴと純粋さ、女の強さがいい

(下の画像左は人妻役キム・ノバク。画像右は高い所だとめまいを起こしてしまう元刑事(ジェームズ・ステュアート)、友人から妻の尾行を頼まれる)

画像出典左:SHP映画めまいhttp://shp.dd5.jp/?p=14328 (閲覧2022/10/21)  画像出典右:【コレ判る?】ヒッチコック『めまい』の秘密・キム・ノヴァク登場シーンhttps://www.youtube.com/watch?v=brCcbfkUNhw (閲覧2022/10/21)

 

AAスローなブギにしてくれ(1981日本 監督 藤田敏八)

画面展開がいい浅野温子が魅力的キャスト全員に味(クセ)がある。特に山崎努、室田日出男、石橋蓮司etcの男くささ、どろどろした感じが、たまらなくいい

(下の画像左は両親が借金取りに追われ、家出を続ける少女役浅野温子。画像中左は左にバーのマスター役室田日出男、右奥に少女浅野温子、化粧をしてバーで働くことになる。右手前は同棲することになる牛丼屋店員役古尾谷雅人。画像中右:少女は野良猫がいると連れてくるので猫だらけになった同棲の部屋。画像右:少女と知り合った、家族に問題を抱える会社社長役山崎努左と刑事役石橋蓮司右)

画像出典左:浅野温子さんのかわいい若い頃と現在http://mamarange.club/?p=351 (閲覧2022/10/22)  画像出典中と右:メランコリア『スローなブギにしてくれ』(1981) https://blog.goo.ne.jp/ska-me-crazy2006/e/17424d3a5812a51381c81294705743aa (閲覧2022/10/22)

 

AAベイビー・ブラッド(1990製作,米仏 監督アラン・ロバック原題Baby Blood)

ユーモアも折り混ぜてスプラッターとしては確かに楽しめる殺人シーンリアルお腹から聞こえる声が可愛くそのセリフ洒落ている妊婦の描写適切。仏人らしく顔面血だらけでも驚かない街の人々が愉快レベル高い女性の男性批判を訴えた映画としても見れる。

(下の画像左:謎の生物が体に入り妊娠した主人公、胎児が血を飲んでくれと主人公に話しかけ、血をくれないならお腹を裂いて出ていくよ、と脅す。主人公は人を殺し、血を飲み血まみれ。胎児は、僕はただ生まれたいだけなんだと。主人公が生まれてどうするのと話しかけると胎児は、進化して人類にとって代わるという。画像右:謎の生物)

画像出典左:ちまつり!スプラッター部 ベイビー・ブラッド[原題:Baby Blood](1990) https://chimasp13.wordpress.com/2013/07/24/baby-blood/(閲覧2022/10/22)  画像出典右:アマゾン。ベイビー・ブラッド [DVD](閲覧2022/10/22)

 

Aこの子の7つのお祝いに(1982日本 監督 増村保造)

杉浦のキスの仕方がいい、また魅力的。その他脇も一流俳優がそろっていたが、ラストがあっけなかった感もある。刑事役小林稔侍、戸浦六宏がいい杉浦と岩下の愛撫シーンもよかった

(下の画像左:七つになった娘に、自分たちを捨てていった夫を必ず復讐するように繰返し教え込む母(吉田今日子)。画像右:総理の座を狙う大臣の秘書の元お手伝いさんが殺され、情報交換をする新聞記者(根津甚八)とルポライター(杉浦直樹)。中央はバーのママ(岩下志麻))

画像出典左:ガエル記「この子の七つのお祝いに」続 https://blog.goo.ne.jp/gaoty888/e/e552b07bc2626e73d9bdacf708af6a6d (閲覧2022/10/22)  画像出典右:この子の七つのお祝いに の映画情報-Yahoo!映画 https://movies.yahoo.co.jp/movie/148274/ (閲覧2022/10/22)

 

Bアンダルシアの犬(1928製作仏。監督ルイス・ブニュエル。共同脚本サルバドール・ダリ。白黒無声映画21?分。原題仏語Un Chien Andalou訳アンダルシアの犬)

気味悪さ欠伸(あくび)の回数のみが頭に残る。キャストらの表情とエロチックな部分はいい。

(下の画像左:カミソリで眼球を切る場面。画像中左;路上の切断された手を人が棒でつつく場面。画像中右:手のひらの穴から蟻が出てくる場面。画像右;蟻が出てくる手を見ている男、ダリが演じていると画像出典元)

画像出典左:映画感想/フライング ホットケーキ アンダルシアの犬/なるほど、よくわからんhttp://www.flying-hotcake.com/2017/10/blog-post_6.html (閲覧2022/10/23) 画像出典中左:ウエブリブログ アンダルシアの犬 (1928) フランスhttps://tetsu-eiga.at.webry.info/201404/article_14.html (閲覧2022/10/23) 画像出典中右と右:デヴィッド・ボウイ 名言集(写真のポーズについて)https://twitter.com/davidbowiebot/status/1259783835056668672 (閲覧2022/10/23)

 

CMASH(1970米 監督ロバート・アルトマンMASH=Mobile Army Surgical Hospital:陸軍移動外科病院)

軽いノリホット・リップスが個性的、あとは退屈

(下の画像左:朝鮮戦争中での悪ガキ軍医3人組。画像中左:まんまと日本行きを獲得してゴルフや芸者遊びに興じる。画像中右と右:女医ホット・リップス(サリー・ケラーマン)。

画像出典左:映画をつづる 『M★A★S★H マッシュ』あらすじ感想。ぎりぎりのブラックコメディhttps://tennimuhou.com/drama/comedy/mash/ (閲覧2022/10/23) 画像出典中左と中右と右:ロマンチックな途中の場面『M★A★S★H マッシュ』http://miyazakirei555.blogspot.com/2013/09/mash.html (閲覧2022/10/23)

Cヘルゲイト(1989製作米 監督ウィリアム・A・レヴィ 原題HELLGATE訳地獄の門)

つまらない

(下の画像はVHSヘルゲイトのカバー)

画像出典:ホラーシアター「ヘルゲイト」ゾンビ・ホラーhttps://horrortheater.net/zombie/hellgate/ (閲覧2022/10/23)

 

Dフロム・ザ・ダークサイド闇(1990製作米 監督マイケル・ゴーニック他 原題Tales from the Darkside: The Movie訳ダークサイドの物語:劇場版)

余り面白くない

(下の画像はDVDフロム・ザ・ダークサイドの表紙)

画像出典:アマゾン フロム・ザ・ダークサイド 3つの闇の物語 デジタル・リマスター版 [DVD]  (閲覧2022/10/23)

以上です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする