横浜映画サークル

サークルメンバーの交流ブログです。

メンバーの鑑賞感想や映画情報など気軽に記述しています。

F.Iの映画鑑賞ノートから:その4:7作品

2019-08-25 18:26:32 | F.Iの記事コーナー

映画鑑賞大学ノートが6冊になりました。その中から今回は7作品を掲載しました。題名左のAAA~cは映画の良かったものをAにしてランク付けしていますが、観た時の雰囲気で記していて、厳密なものではありません。面白くなかったというのもあります。題名の次の年数は特記がなければ日本公開年、国名は製作国。以下ノート抜粋。

AAA夕なぎ(1976仏監督クロード・ソーテ原題César et Rosalie訳セザールとロザリー)

モンタン強烈な個性で魅力的。モンタンが動なら、フレーは静。2人の友情を描いていくのはポイント。3角関係(3人の恋愛)というのは仏映画的発想。子供の様にワガママな部分を持っていて、余りにも愛しすぎていた為、カラ回りするモンタンの姿は、悲しくせつない

(下の画像左は強烈な個性で魅力的なセザール役のイヴ・モンタン。画像中はサミー・フレー。画像右はロザリー役ロミー・シュナイダー)

  

画像出典左:かたすみでひっそりとpart2「夕なぎ」https://katasumi.at.webry.info/200903/article_3.html (閲覧2019/8/24)  画像出典中:Posts tagged as #サミーフレイ on Instagra http://www.instapuma.com/hashtag (閲覧2019/8/24)  画像出典右:夕なぎ HDリマスター版 [DVD] https://www.amazon.co.jp/  (閲覧2019/8/24)

AA’レベッカ(1951米監督アルフレッド・ヒッチコック原作デュ・モーリエ原題Rebecca訳レベッカ)

セリフ回しがいい。スリルがあるのはヒッチコック流。ドキドキする場面と効果音。小説原作⇒映画で成功した例良い部分、全て引き出している)。映画自体面白いし、小説を読んでから見ても面白い

(下の画像の左はイギリスの大豪邸に住む大金持ちの夫、右は結婚した主人公の女性。主人公の女性は地中海のイタリア西部からフランスコートジボアール付近までのリゾート地リビエラで富豪女性の秘書のような仕事をしていて夫と知り合った。夫の前妻レベッカは1年前に不思議な死に方をしている。画像右は夫の大豪邸の使用人たちを取りまとめる女性で、レベッカについて多くを知っている)

 

画像出典左と右:ダブンダブン 映画『レベッカ』(ヒッチコック監督作品)https://ameblo.jp/kagegisu-the-writer/entry-12281482502.html (閲覧2019/8/24)

AAAチャップリン街の灯(1934米監督チャールズ・チャップリン原題City Lights訳:街の明かり)

パターンだが(新鮮で)大切なモノを笑いと共に想い起させる、とにかくいい

(下の画像左は盲目の花売り女性に落ちていた花を拾ってあげるチャップリン、最初の出会いの場面。画像右は女性の目の手術代を稼ごうと八百長の拳闘試合を計画したが、相手が出場できなくなり、本物の強い相手と試合することになったチャップリン、レフリーの後ろに逃げ回る)

 

画像出典左:Mikiki.これぞ本物のチャップリンだ! 最高傑作と名高い「街の灯」、当時の録音再現した新日本フィルによる生伴奏付きで上映 http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/13401 (閲覧2019/8/24)     画像出典右:ニューヨーク徒然日記 チャップリン第3弾 〜 街の灯http://nylife09.blog28.fc2.com/blog-entry-2300.html?sp (閲覧2019/8/24)

AAショウ程素敵な商売はない(1995米監督ウォルター・ラング原題There's No Business Like Show Business直訳ショウビジネスのようなビジネスはない)

ラスト、皆で踊るシーン、秀逸。モンローの精神的に孤独な人生そのままに描いたように見れる。モンローの唄が上手く聞こえ、魅力的であった。

(下の画像左はショウビジネス一家の母親が歌を歌っている場面、右に子供たち3人がいる。画像右は15歳から受付のアルバイトなどをしながら歌手を目指す役のマリリン・モンロー)

 

画像出典左:はてなの茶碗 ウォルター・ラング監督『ショウほど素敵な商売はない』(1954年)[映画]https://kamadarai.blog.so-net.ne.jp/2016-03-04-1 (閲覧2019/8/25)  画像出典右:有限会社 モンコ銃砲店 ショウほど素敵な商売はないhttp://monco.seesaa.net/article/27134686.html (閲覧2019/8/25)

 B予告された殺人の記録(製作1987仏伊監督フランチェスコ・ロージ原題Crónica de una muerte anunciada直訳死の予告の公表)

サンディアゴの存在が不思議。何となくイマイチ掴めない。いまいましさの中で長い愛情を持ち続けた2人は魅力的

(カリブ海の古い伝統の町が舞台。下の画像左は殺害が予告されるサンティアゴ。画像中はサンティアゴが私の処女を奪った相手と家族に話したヒロイン、本当か?画像右はヒロインと結婚したが処女でないことで別れ、町を離れたが長い間愛情を持ち続けた主人公)

  

画像出典左と右:ヴォロンテ映画館(第21回)真実を知るのはアンヘラのみ。なのに殺人事件は起こった -『予告された殺人の記録』http://stelvio.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/21-9a2e.html (閲覧2019/8/25)   画像出典中:音楽・映画系 ラテンもの インデックス 予告された殺人の記録http://www.page.sannet.ne.jp/megmeg/viaje96/latino/cronica.htm (閲覧2019/8/25) 

Bヘルナイト(製作1981米監督 トム・デ・シモーン原題    Hell Night訳地獄の夜)

娯楽ホラー。恐怖感80%。恐い女が一杯出てくる。目が離せない。ヒッチコック的。デイビスが憎らしいほどの演技をしている。お手伝い役の人が救い。ほっとさせる。超一流のホラー映画

(下の画像左は無人の大邸宅、大学クラブが入会儀式として毎年一夜を過ごさせる。画像右は一夜を過ごす新人会員4人。先輩3人が怖がらそうと工夫をするが、他にも誰かいる)

 

画像出典左と右:ホラー映画を語る、ジャンのブログ ヘルナイトhttp://blog.livedoor.jp/jan_mori-mori/archives/53597135.html (閲覧2019/8/25) 

C愛しきは、女ラ・バランス(製作1983仏監督ボブ・スウェム原題La Balance直訳:天秤座)

悪役や登場人物1人1人にリアリティ、深みのある感情表現が欲しい。中途半端。仏(フランス)の軽い娯楽映画と言う所。説明的。

(パリの犯罪組織と警察の葛藤を描く。画像左は刑事役リシャール・ベリ。画像中は題名になっているタレコミ屋=俗称ラ・バランス役のフィリップ・レオタール。画像右は女ラ・バランス役のナタリー・バイ)

  

画像出典左:きぬきぬ 11/2はボブ・スウェイム監督の誕生日!とても大好きな「愛しきは、女/ラ・バランス」強制され密告屋となる娼婦のヒモとその情の厚い娼婦ナタリー・バイが素敵!…2016年11月2日、元画像の周囲削除。https://twitter.com/kineukineu/status/793828758603968512 (閲覧2019/8/25) 画像出典中:COCOフィリップ・レオタール出演映画https://coco.to/person/32559 (閲覧2019/8/25)  画像出典右:アマゾン映画パンフレット★『愛しきは、女/ラ・バランス』/ナタリー・バイ、フィリップ・レオタールhttps://www.amazon.co.jp/ (閲覧2019/8/25)

以上F.Iでした。

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『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』不親切な展開に誰も受け付けない迷作、ここに誕生。

2019-08-19 20:04:18 | メンバーの投稿

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』(2019日本アニメ、総監督・脚本:山崎貴)

自分が観たい作品は後回しにして、夏休みということもあり、息子に連れられて劇場版の『ドラクエ』と『ONE PIECE STAMPEDE 』を観てきました。ここでは酷評が圧倒的に多い『ドラクエ』について感想を述べます。

【あらすじ】:魔物たちに連れ去られた母マーサを取り戻すため、少年リュカは、父パパスと旅を続けていた。その旅の途中でパパスは命を落としてしまう。その後、リュカは結婚などの人生におけるイベントを経て冒険を続ける。リュカはマーサを助けることができるのか?

【感想】:歴代シリーズを散々遊んできた『ドラゴンクエスト』。劇場で初めて観たトレーラーは期待を抱かせた反面、いままでの同様の作品と同じく、期待したら後悔するという自制も働き、鑑賞前は複雑な気持ちだった。鑑賞後、結果としてその危惧は当たり、何とも言えない気持ちになった。

まず、ストーリーの展開が不親切極まり無い。ゲームを一度でもやっていれば、自然に「懐かしい」と言葉が出てしまうが、8ビットのゲーム画面でストーリーがダイジェスト的に進んでいくため、ゲームをしていない人には何のことだかさっぱりわからないうえ、ほぼ間違いなく見逃してしまうと思われる。しかも、それが重要な伏線となっていて、最後に回収するため、この序盤の8ビット画面をしっかりと覚えておかないと、最後にポカンと口を開けてしまうだろう。

さらに、同じく脚本の問題なのだが、ストーリーにおいて息つく暇がまったく無い常に坂を登っているイメージなのだ。もちろん、ストーリーは概ね上り坂でなければならないのはわかるが、踊り場というか箸休め的な展開がほぼ無い。仮に「あそこがそうだよ」という場面があったとしても、非常にわかりにくい。

これでは、登場人物に感情移入をすることは困難と言わざるをえない。長年の“結婚相手論争”については、それこそ女性が抱くであろう気持ちをもっと丁寧に描き観客の共感を得るべきだった。当然、そんなところは全力でぶった切って、ストーリーを進めていた

全体的に丁寧さ自体が少なく進行の乱暴さが目立つ作品だが、数少ない丁寧にした場面を完全に間違えている。

これ以上は、ネタバレになるので、あまり詳細を伝えられないのが残念。もしかしたら、制作サイドはあまりゲームを遊んでいないのではないだろうか。遊んでいたとしても、片手でも余るほどだと思われる。でなければ、丁寧に処理した場面を間違えることはない。

そして、酷評が多いラストだが、ゲームを遊んでいる人、ゲームを知らない人、その双方から酷評を受けているのではないだろうか。ゲームをしている人からすれば、ゲームとは違う展開に対して「こんなものはドラクエじゃない!」と言うだろう。

一方、ゲームを知らない人は前述したように、わけのわからないまま辿り着いたクライマックスを強制的に押し付けられるため、消化不良のまま、冒険を終えることになる。もちろん、その疑問などを補完する箇所はほぼ無い。せめて、ラスト前に回想シーンを入れるなどの親切は欲しかった。あれで「最後まで着いてこい」は、あまりにも理不尽すぎる。

ただ、個人的にラストの展開はアリだとは思う。原作者の堀井雄二は絶賛したようだが、絶賛できないまでも、解釈の違いを表現できていたと思う。そこは評価されるべき点だ。しかし、いささか中途半端感は否めない。やるなら、最後までやり切るべき。あれでは、観客は完全に置いてけぼりにされてしまう。

そもそも、クリアするまでに20時間とも30時間ともいわれるゲームを100分ちょいに押し込むことに無理がありすぎる。何故、ストーリーを分割しなかったのか。

この作品のベースとなっている「天空の花嫁」は、シリーズ屈指のサーガ(英雄伝説)であるため、じっくりと制作するべきだった。山崎貴か制作委員会かいずれかの意図であると思うが、高い評価を得る可能性の機会を自ら捨ててしまった。非常にもったいない

というわけで、本来であれば間違いなく0点だが、ゲームとは違った解釈に挑戦したところを加味して1点(0.5点の刻みナシの5段階評価)とした。贔屓目に見ても、オススメが難しい。時間とお金を無駄にする覚悟がある方にしか勧められない作品。

(下の画像左は魔物たちに連れ去られた母マーサを取り戻す旅の途中の父パパスと主人公少年リュカ。父は魔物との戦いに敗れ殺されてしまう。画像中は父が亡くなった10年後青年となった主人公。父の日記「天空のつるぎと勇者を探し出せば、母を救うことができる」を発見、母の救出に再び旅立つ。画像右は魔物との戦い場面、右に魔物、左に主人公)

  

画像出典左:映画.com山田孝之、映画「ドラクエ」パパス役の重圧語る 佐藤健らのコメント&新場面写真も披露(C)2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会 (C)1992 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved. https://eiga.com/news/20190527/8/  (閲覧2019/8/19)  画像出典中:IGN JAPAN なぜ『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は賛否両論の問題作なのか?それはゲーマーに対するふかい愛があるからだ(C)2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会(C)1992 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved.https://jp.ign.com/dragon-quest-your-story/37548/opinion/ (閲覧2019/8/19)   画像出典右:JIJI.COMゲーム世代へのメッセージも込めて=「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」の山崎貴総監督 (C)2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会(C)1992 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved. https://www.jiji.com/jc/article?k=2019080201129&g=soc  (閲覧2019/8/19)

以上 S.Zでした。

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中東レバノンを舞台にした『存在のない子供たち』、困難な中でひた向きに生きる少年

2019-08-05 23:07:10 | メンバーの投稿

存在のない子供たち』(日本公開2019、レバノン製作2018.監督ナディーン・ラバキー原題Capharnaüm)

社会派ドラマ。レバノンの貧民窟に住む少年ゼインが様々な困難に合いながらひたむきに生きていく様を捉えた映画親を訴えるという悲壮な現実をみて、監督の思いを感じました

存在のない子供たち』は神奈川県では高島町駅近くの映画館、横浜キノシネマのみで上映されています。

 (画像左は妹弟たちと路上での商売道具を運ぶゼイン、一番手前。画像中は妹を売るという両親が嫌で家出し、エチオピアからの不法移民の幼子と知り合いになったゼイン。画像右は幼子を台車に乗せ生活の道具と一緒に移動するゼイン。ゼインは裁判で「最低限の暮らしと安全と愛情を与えることができないなら子供を産むな」と言う。原題Capharnaüm:カペルナウムと言う聖書に出てくる地名。キリストが伝道の拠点とした聖なる地。聖なる地は現在逆の苦悩の地になっている)

画像出典左:「存在のない子供たち」が描く中東の難民の惨状、主人公役もシリア難民、現実の事象を映画化https://toyokeizai.net/articles/-/286523?page=2 (閲覧2019/8/5) 画像出典中:朝日新聞デジタル2018年5月22日:埋もれた声、耳を傾けた 過酷な世界や差別、物語に投影 カンヌ映画祭を振り返る。ナディーン・ラバキー監督の「カペナウム」(C)Fares Sokhn  https://www.asahi.com/articles/photo/AS20180522000200.html (閲覧2019/8/5) 画像出典右:写真4/5|存在のない子供たち - ファッションプレス  https://www.fashion-press.net/movies/gallery/23290/10241 (閲覧2019/8/5)  原題の情報元:人民網日本語版2019年05月14日。中国で映画「存在のない子供たち」がダークホースとなった理由は? http://j.people.com.cn/n3/2019/0514/c94689-9577903.html (閲覧2019/8/5)

以上Y.Sでした。

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北欧系の隣人トラブル『隣の影』、ユーモアと恐怖の丁寧な作り、ラストは想定の範囲内

2019-08-04 21:21:23 | メンバーの投稿

隣の影』(日本公開2019、アイスランド・デンマーク・ポーランド・ドイツ製作2017。監督ハーフシュテイン・グンナル・シーグルズソン。原題:UNDER THE TREE訳:木の下)

先週まで、連日早朝の帰りだったため、何も出来ず、ようやくまともな時間に帰れるようになったので、ファーストデーということも相まって、北欧を舞台にした隣人トラブルの作品を観てきました。

【あらすじ】;アトリはPCに保存しておいた、昔の恋人との情事に耽る動画を観ていたことを、妻のアグネスに見られてしまい、夫婦生活は突然破綻を迎える。家を追い出され、行き場を無くしたアトリは両親の家へ転がり込むことにした。一方、アトリの母インガは隣の家と庭の木が日陰になることを巡って揉めていた。小さないざこざを重ねながら、彼女の飼っていた猫が行方不明になる。そのことが引き金となり、両家の対立は決定的に。インガの行動は、やがてとんでもない事態を引き起こす。

【感想】隣人トラブルとなると、どうしても作風が暗くなりがちだ。トークショー(後述)の受け売りになってしまい恐縮だが、この作品はどこかユーモラスな面を随所に感じられる。それはアトリが妻に動画鑑賞を見つかる場面(ネタバレになるので詳細は控えるが)やアトリの父親バルドウィンが通うおっさんコーラスがどこか滑稽であったり。とにかく、物語全編に渡って、ユーモアが横たわっている。しかし、怖いところはしっかり怖い人間のドス黒いさが滲み出てくるところは忘れない。

さらに、伏線はしっかりと張られており、それを一つひとつ回収していくところは丁寧な作りだと感じた。

インガは心に問題を抱えているのだが、これは女性でなくとも、少し理解できるのではないだろうか。ただ、彼女は少しどころかかなりやりすぎであることは否めないため、全面的には賛同できないと思う。終盤は狂気の塊となっていくので、物語が進むにつれ、ドン引きしてしまうのではないか。少なくとも、自分はドン引きした。

また、邦題の『隣の影』の「」は、登場人物それぞれが影を抱えているため、なかなか上手いタイトルだと感じた。アトリとアグネスは夫婦間に抱えた影、インガは闇とも思えるような深い影(物語の根幹を成すため、詳細は省く)、隣人夫婦も脱却間近の影を抱いているなど、ほぼみんな影を抱いている。

ラストのオチが読めてしまったのがちょっぴり残念だが、たまたまとはいえ、上映後に作家の樋口毅宏氏とドキュメンタリー監督の松江哲明氏のトークライブがあったこともおトク感があり、概ね満足できた。

この作品は納得の2点(0.5点の刻みナシの5段階評価)とした。ラストが読めなければ3点だった。そこだけは悔やまれる。

なかなか観る機会の少ないと思われる北欧の作品、少しでも興味を抱いたら、ご覧になられても良いだろう。

(下の画像左は、ポーチ(ウッドテラス)で日光浴をする隣人。画像中は左側に隣人のポーチと日光浴のチェアがある、中央の垣根が隣人との境で右側にアトリの母インガが茶色い服を着て立っている。その手前の木の影が隣人のポーチに影を落とす。画像右は木の剪定をしてほしいと何回も言ってくる隣人)

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画像出典左:隣の影 作品情報 笑顔で挨拶、心に殺意https://movie.jorudan.co.jp/cinema/37941/ (閲覧2019/8/4) 画像出典中:映画『隣の影』オフィシャルサイト https://rinjin-movie.net-broadway.com/  (閲覧2019/8/4)  画像出典右:こんな隣人は嫌だ!隣の家の木が邪魔/映画『隣の影』本編映像1 https://www.youtube.com/watch?v=9d0IhHjGKX8  (閲覧2019/8/4)

以上、S.Zでした。

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