横浜映画サークル

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映画『凶悪』残虐性シリーズ(その4-13)尼崎監禁殺人(1)全体概要

2016-07-09 19:49:11 | 映画凶悪・戦争のサイコパス残虐性シリーズ

その4-12の続き。

例14「尼崎監禁殺人事件2011年発覚」家族内部閉鎖環境で行われた。前項の例13は19に渡り健常者が疑似サイコパス化していく全過程が分かるがこの例14はさらに長い40年以上に渡り、7つの家族が取り込まれ、サイコパスまんじゅうが次々と継続的に形成されて重層化している。本事件は尼崎連続変死事件などいろいろの呼び名が使われているが本シリーズでは尼崎監禁殺人事件とする。

この事件から下記4項など、まんじゅうサイコパス(外交的サイコパス)犯罪の実態がわかる。

(1)背中に龍の刺青がある元暴力団員マサ女性サイコパス角田(すみだ)に屈服し、言いなりの「暴力装置」になる。【映画「凶悪」原作で暴力団組長後藤良治がサイコパス三上静男の暴力装置になったのと似ている】

(2)サイコパスまんじゅうが「疑似家族」となり、サイコパス角田は全員が「疑似家族のために死ぬ」ことを示唆した。【太平洋戦争の兵士の中には「兵士は天皇の家族」で全員が「天皇のために死ぬ」と考えたものがいた。この思考はサイコパス角田の「疑似家族のために死ぬ」と似ている。太平洋戦争が「サイコパスの戦争」とすると理解しやすくなる】

(3)「家族」のためだと言って、疑似家族全員に最後の別れの挨拶をさせて橋本久芳に飛び降り自殺をさせた。【太平洋戦争で「家族のため、国のため」として自爆攻撃「特攻」をさせる心理と重なる。精神鑑定人は橋本久芳の心理を「戦時下の監禁と同じ状況」と説明した(瑠衣第22回公判)。】

(4)逃げたものを何年たっても捕まえる。サイコパス角田は疑似家族を手足のように使い警察ネットワークを利用して逃走者を捕まえた。【谷本まり子、谷本初代、大江和子など、逃走を図った多くがこれで捕まった。サイコパスは逆転欲求満足のためあらゆる能力を総動員するが警察ネットワークを利用することもその中に含まれる。また、太平洋戦争では警察ばかりでなく旧日本軍がサイコパスの逆転欲求満足に利用された面を持つ】

(A)事件概要と人的関係図

(a)事件概要

逮捕時には主犯角田(すみだ)美代子をアンとし10名が皮となったサイコパスまんじゅうが形成されていた。1958年に谷輪美枝子(当時5歳)が角田美代子(当時10歳)の母方の叔父(角田姓当時28歳)の家に間借りしたことから谷輪家への虐待/寄生生活は始まったと考えられる。主犯角田と叔父は“悪友”のような関係で性格は似ている〔角p〕。角田美代子は父方の月岡でなく、母方の叔父と同じ角田を名乗ったことに意味があると筆者は考える。叔父は2012年9月に82歳で亡くなったが、本事件のすべては叔父の生存中である。叔父の死後3カ月の12月に角田は自殺した。叔父は本事件の裏で係っていたはずであるが情報はない。谷輪美枝子が角田家から脱出することに失敗(1972年,18歳)し、逃れられない絶望の下で角田の命令で売春し、全額を取られ続け48歳頃までに総額約3億円を取られた。2011年10月に事件が発覚するまで40年以上に渡る。夫婦、親子、姉妹などの愛情関係が次々と破壊され7つの家族が解体されたとともに、強制的に結婚や養子が行われ、ロボット化した疑似家族が作られた。殺害されたり、逃れるために失踪したりした人は20人に及ぶ。まんじゅうの皮(疑似家族)となって生存した10人を含めれば重度の犠牲者は合計30人になる。被害者の全体像は下記表の通り。犠牲者の数と内容からサイコパス角田美代子は人生と自分の能力のすべてを、逆転欲求追及のために費やしていることが分かる。主犯角田美代子は逮捕後約1年で自殺したため真相がわかりにくいが、その間「全く身に覚えがない」と否認を続けており、生存していたとしても、例13の松永と同様「たわいもない言い訳と嘘」を言うだけ、あるいはオウム事件の麻原死刑囚のように真実は一切話さないので、生存していても真相解明に寄与しない可能性が大きい。サイコパスは自分でもなぜ残虐行為をするか解らず、またサイコパスには「真実」という概念がないかもしれない。サイコパスにとっては自分の逆転欲求だけが真実でそれ以外は存在しないも同然なのかもしれない。この事件は重層化したサイコパスまんじゅうを形成し、その構造が分かる重要な事件なので例13と同様長くなっていることを予めご理解ください。【太平洋戦争の旧日本軍内部と関連組織には重層化したサイコパスまんじゅうが多数、隅々にでき、多くの国民が犠牲になったと筆者は考えている】

犠牲者の内容

犠牲者(はっきりしたものだけ。実際はこれ以外にもいると思われる)

殺害,青色2人事件化できず

8人

橋本次郎、橋本久芳、安藤みつゑ、皆吉ノリ、谷本隆、谷本初代、谷本茉利子、大江和子

不審死

2人

猪俣母(虐待衰弱死)、猪俣長男の子(強要自殺)

失踪:現在も生死不明

4人

橋本母、皆吉次女、猪俣長男、猪俣四男の子

失踪:身を隠し生存確認

5人

橋本長女、皆吉長男、谷本明、猪俣長男の子の恋人、川村博之の兄

失踪:失踪先で死亡

1人

皆吉次男

まんじゅうの皮

10人

有罪判決の10人。まんじゅうの皮となって加害者になっているが、被害者でもある*4

犠牲者 上記合計 30  事件化は6名の殺害のみ事件化率20

強制離婚(心交流破壊)

6組

李正則-妻、谷本明-初代、谷本隆-妻、川村博之-裕美、猪俣長男-妻、猪俣4男-妻

強制結婚ロボット家族化*1

3組

谷輪(角田)美枝子-橋本(角田)久芳、仲島康司-谷本(仲島)茉利子、谷輪(角田)優太郎-谷本(角田)瑠衣

強制養子ロボット家族化*1

6組

谷輪美枝子、李正則、橋本久芳、谷輪優太郎*2、谷本瑠衣、猪俣健太郎:すべて角田名に変更

上記の強制離婚とロボット化で結合された組(強制結婚、強制養子)の合計 15組 ロボット化後サイコパス化へ移行する。

破壊された家族 合計 7家族  谷輪家、李家、橋本家、皆吉家、谷本家、猪俣家、大江家

主に虐待する側で生存

8人

谷輪美枝子、李正則、鄭頼太郎、谷輪優太郎、谷本瑠衣、猪俣健太郎、仲島康司、川村博之

主に虐待される側で生存

2人

大江香愛、大江裕美、:相互には虐待し、母大江和子には二人とも虐待する側になった。

まんじゅうの皮として生存 上記合計 10、全員逮捕され有罪判決。

逮捕時の皮の人の状況*3

疑似サイコパス後期

7人

李正則、鄭頼太郎、谷輪優太郎、谷本瑠衣*3、猪俣健太郎、仲島康司、川村博之

疑似サイコパス前期

2人

大江香愛、大江裕美:香愛は疑似サイコパス後期へ移行直前に逃走し、発覚した。

真白化

1人

谷輪美枝子:40年間寄生された犠牲者。他者を虐待したことはない。最初の呪縛解放者

*1:戸籍上は角田姓になっているので、報道は角田になっているものが多い。ほとんどの角田姓になったものは将来の保険金殺人の対象になっている。橋本久芳の場合は角田久芳となり、保険金だけでなく更に久芳名義で財産(マンション)乗っ取りにも利用された。鄭頼太郎は内縁の夫関係のままのため、逮捕時にはまだ角田姓になっていない。

*2:優太朗は角田の子供として届け出されているが谷輪美枝子の子供を角田が強弁で奪ったもの。谷輪美枝子が強弁により角田家の養子になり角田美枝子になっているため角田優太郎となるが、元に戻せば谷輪優太郎である。父親は明確になっていない。〔サイコパスの強弁は強制力がある「例13北九州監禁殺人事件、(c)サイコパス強弁」参照〕

*3:逮捕後ほぼ全員が呪縛解放になる。「ほぼ」としたのは、谷本瑠衣だけは被告の中で唯一始めから母親初代などを虐待する側に立ち、虐待を受けたことがない。そのため呪縛解放が不十分になる可能性がある。あるいは瑠衣はサイコパス特性を持っているかもしれない。瑠衣はマサの次に重い懲役23年が確定している。

*4サイコパスまんじゅう犯罪の本質は、健常者がサイコパス化して虐待する側、犯罪者側に回ることにある。皮となった人は犠牲者でかつ加害者という2面性を持つことを現状の裁判制度では扱いきれない。これについては例13の本シリーズ(その4-9)「(M)松永の無罪弁明にみるサイコパス裁判と科学的犯罪心理学の課題」を参照。

(b)人的関係図

下画像の通りである。I家は猪俣家。図でIと伏せられている理由は不明、書物やネットでは公表されている。皆吉ノリは1924年生れなので虐殺された2003年当時79歳で図の87歳は殺害当時の年齢ではない。安藤みつゑも1941/8生れで、殺害当時67歳で図の71歳ではない。図の年齢は表示が統一されていないので注意してください。

画像出典:尼崎連続変死事件 まとめサイト - Seesaa Wiki(ウィキ)http://image02.seesaawiki.jp/a/n/amagasaki_jiken/5ef25fd3f9d0f485.jpg (2016/3/31閲覧

サイコパスにはガリガリに痩せ餓死させることに引き付けられるものがいる:角は暴力で顔が腫れ上がり肋骨が折れるなどだけでなく、ほとんどの犠牲者に食料をわずかしか与えず、骨と皮の状態にして餓死させた。逆転認知欲求「人ってこんなになるんだと確認するかのように」ガリガリに痩せ細る状態にし、衰弱死に至らせる。次郎さんも安藤さんもまり子さんも同様の状態。大江和子さんも41キロが死亡時は22.5キロになっていた。例13の松永も主也をガリガリに痩せさせて衰弱死させている。例11女高生監禁殺人の小倉も犠牲者の女子高生を51キロの体重から30キロ台にガリガリに痩せさせ虐殺した。例5神戸連続児童殺傷(酒鬼薔薇聖斗)事件の少年Aや例7静岡女子高生母親毒殺未遂事件の犯人などのサイコパスはアウシュビッツ収容所の犠牲者のガリガリに痩せた状態に引き付けられている。また松永は逆に突然大量に食べさせて吐かせ、人がどうなるか確認するかのように主也を虐待死したが、も同様に突然無理やり大量に食べさせることをしている。これらは逆転認知欲求そのものである。【食事や水を求める人に与えないことは、人をいじめ殺す究極の方法で、サイコパスが好んで行う方法である。現代のISイスラム国の戦争でも太平洋戦争旧日本軍でも捕虜に行うことが見られる】

 

(E)まんじゅうの皮となった人は犠牲者に優しい同情の言葉をかけることはない

「情を掛けていることが分かると、から怒られるので、虐待されている人に同情する言葉はかけることをしなかった」(瑠衣証言。同様の証言仲島および)。橋本次郎など虐待を受けている人に情をかける言葉はなかった。逆に弱ってふらふらしているのを「猿芝居するな」との言葉と同じ言葉を吐いて殴る側になっている。いじめ集団の中から犠牲者に同情の言葉をかける人が出てこないのと同様である。〔いじめ集団については本シリーズ(その4-5)「(g)サイコパスまんじゅうのいじめ集団(虐待集団)と反社会性人格障害者のいじめ集団(反秩序集団)」参照〕

サイコパスにはガリガリに痩せ餓死させることに引き付けられるものがいる:角は暴力で顔が腫れ上がり肋骨が折れるなどだけでなく、ほとんどの犠牲者に食料をわずかしか与えず、骨と皮の状態にして餓死させた。逆転認知欲求「人ってこんなになるんだと確認するかのように」ガリガリに痩せ細る状態にし、衰弱死に至らせる。次郎さんも安藤さんもまり子さんも同様の状態。大江和子さんも41キロが死亡時は22.5キロになっていた。例13の松永も主也をガリガリに痩せさせて衰弱死させている。例11女高生監禁殺人の小倉も犠牲者の女子高生を51キロの体重から30キロ台にガリガリに痩せさせ虐殺した。例5神戸連続児童殺傷(酒鬼薔薇聖斗)事件の少年Aや例7静岡女子高生母親毒殺未遂事件の犯人などのサイコパスはアウシュビッツ収容所の犠牲者のガリガリに痩せた状態に引き付けられている。また松永は逆に突然大量に食べさせて吐かせ、人がどうなるか確認するかのように主也を虐待死したが、も同様に突然無理やり大量に食べさせることをしている。これらは逆転認知欲求そのものである。【食事や水を求める人に与えないことは、人をいじめ殺す究極の方法で、サイコパスが好んで行う方法である。現代のISイスラム国の戦争でも太平洋戦争旧日本軍でも捕虜に行うことが見られる】

 

(E)まんじゅうの皮となった人は犠牲者に優しい同情の言葉をかけることはない

「情を掛けていることが分かると、から怒られるので、虐待されている人に同情する言葉はかけることをしなかった」(瑠衣証言。同様の証言仲島および)。橋本次郎など虐待を受けている人に情をかける言葉はなかった。逆に弱ってふらふらしているのを「猿芝居するな」との言葉と同じ言葉を吐いて殴る側になっている。いじめ集団の中から犠牲者に同情の言葉をかける人が出てこないのと同様である。〔いじめ集団については本シリーズ(その4-5)「(g)サイコパスまんじゅうのいじめ集団(虐待集団)と反社会性人格障害者のいじめ集団(反秩序集団)」参照〕

サイコパスにはガリガリに痩せ餓死させることに引き付けられるものがいる:角は暴力で顔が腫れ上がり肋骨が折れるなどだけでなく、ほとんどの犠牲者に食料をわずかしか与えず、骨と皮の状態にして餓死させた。逆転認知欲求「人ってこんなになるんだと確認するかのように」ガリガリに痩せ細る状態にし、衰弱死に至らせる。次郎さんも安藤さんもまり子さんも同様の状態。大江和子さんも41キロが死亡時は22.5キロになっていた。例13の松永も主也をガリガリに痩せさせて衰弱死させている。例11女高生監禁殺人の小倉も犠牲者の女子高生を51キロの体重から30キロ台にガリガリに痩せさせ虐殺した。例5神戸連続児童殺傷(酒鬼薔薇聖斗)事件の少年Aや例7静岡女子高生母親毒殺未遂事件の犯人などのサイコパスはアウシュビッツ収容所の犠牲者のガリガリに痩せた状態に引き付けられている。また松永は逆に突然大量に食べさせて吐かせ、人がどうなるか確認するかのように主也を虐待死したが、も同様に突然無理やり大量に食べさせることをしている。これらは逆転認知欲求そのものである。【食事や水を求める人に与えないことは、人をいじめ殺す究極の方法で、サイコパスが好んで行う方法である。現代のISイスラム国の戦争でも太平洋戦争旧日本軍でも捕虜に行うことが見られる】

 

(E)まんじゅうの皮となった人は犠牲者に優しい同情の言葉をかけることはない

「情を掛けていることが分かると、から怒られるので、虐待されている人に同情する言葉はかけることをしなかった」(瑠衣証言。同様の証言仲島および)。橋本次郎など虐待を受けている人に情をかける言葉はなかった。逆に弱ってふらふらしているのを「猿芝居するな」との言葉と同じ言葉を吐いて殴る側になっている。いじめ集団の中から犠牲者に同情の言葉をかける人が出てこないのと同様である。〔いじめ集団については本シリーズ(その4-5)「(g)サイコパスまんじゅうのいじめ集団(虐待集団)と反社会性人格障害者のいじめ集団(反秩序集団)」参照〕 まとめサイト - Seesaa Wiki(ウィキ)http://image02.seesaawiki.jp/a/n/amagasaki_jiken/5ef25fd3f9d0f485.jpg (2016/3/31閲覧)

(B)関係者の略称と裁判証言の表示方法

関係者名称が繰り返し必要になるので次の通り短縮する。角田(すみだ)美代子=、角田(谷輪)美枝子=、鄭(てい)頼太郎=、角田(李)正則=マサ、角田(谷輪)優太郎=、角田(皆吉)健太郎=、角田(谷本)瑠衣=瑠衣、仲島(谷本)茉利子=まり子、仲島康司=仲島、大江裕美=裕美、大江愛香=愛香、川村博之=川村。

裁判は10人の被告を6つのグループに分けマサ、『』、、仲島、『川村・裕美・愛香』、瑠衣、で行われた。裁判表示は(マサ3回)のように始めに6つのどの裁判かを、この場合はマサの裁判の第3回公判であることを示している。もし、この公判に証人として瑠衣被告が証言した場合は(マサ3回瑠衣証言)のように表示している。「」は3人まとめての裁判なので(三2回)のように始めに三を記している。「川村・裕美・愛香」は川村家として(川村4回)のように表示している。

同一の殺人、例えば橋本次郎の殺人が6つの裁判で別々の角度から論じられているので、全体を理解するためには全6裁判を把握しなければならない。本シリーズでは裁判別ではなく、場面別にできるだけまとめて統一を図っている。幸い情報元の「尼崎連続変死事件 まとめサイト - Seesaa Wiki(ウィキ)」http://seesaawiki.jp/amagasaki_jiken/(2016/5/15閲覧)に全裁判の主要部分が網羅されているので、詳細に興味を持つ人はそちらを見てください。筆者の見解は主に【 】に記述した。10人の被告の最後の瑠衣の裁判が2016/2/12に結審し、事件の全貌は明らかになっている。

以下その4-14へ続く

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1 コメント

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Unknown (緒方純子さんのため)
2020-11-21 13:40:42
瑠衣さんも美代子に取り込まれ始めた頃は美代子と指示を受けた者たちから虐待行為を受けたとの情報が入っています

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