『百円の恋』(2014日本R-15指定)が良かったので簡単に紹介します。
奥田瑛二と安藤かずの娘の安藤サクラ主演の映画で、はっきりとはわかりませんが主演女優賞を取った映画です。親のもとで暮らし、ニートのような生活をしていた30過ぎの女が、離婚して出戻りしていた姉とぶつかったことをきっかけに独り暮らしを始める。
コンビニ100円ショップでバイトをするが、その帰り道でボクシングジムの一人の男性に目を奪われる。コンビニに来たその男はバナナを買って百円のお釣りを受け取らない。その辺はちょっと、忘れました😃。試合の券を渡されて見に行った主人公はその男の敗け試合に感動して、自分もボクシングを始める。
その男と生まれて初めてのデートでその男のことを好きになっていく。男と半同棲のような暮らしを始めるが、男は出ていってしまう。主人公はさらにボクシングの魅力に取りつかれてコンビニで働きつつ試合に出る決意を固める。試合に出るけれども、完全に敗け試合をする主人公。最後に見に来ていた男に泣きじゃくりつつ、勝ちたかったようとすがる主人公。初めて夢中になれるものを見つけたその変化に安藤サクラが熱演。淡々と進む映画ながら感動。
飯でも食いに行くか?と言う男の言葉もいい。男を演じたのは、名脇役の新井浩文。浮浪者役の根岸季衣もいい。以上F.I.
(画像左はコンビニ100円ショップで働く、夢がなかった主人公(安藤サクラ)。画像中は試合に向かう主人公一子(いちこ)、トランクスに自分の名前ICHKOがある。画像右は試合中。ボクシングに夢中になれる何かを見つけた)
画像出典左:立誠シネマ「百円の恋」http://risseicinema.com/movies/9436 (2016/8/4閲覧)画像出典中:Tcafe-net http://tcafe.net/bbs/board.php?bo_table=tr_fmovie&wr_id=2174543 (2016/8/4閲覧)画像出典右:光影怪客http://www.guaikemov.com/700.html (2016/8/4閲覧)