テレビだったか、新聞だったか、羅生門のあった付近の小公園を訪れた観光客が、石碑だけが建っているのを見て、がっかりしていたそうです。映画の「羅生門」を見て来たのでしょうか。
でも羅生門が現存するはずが無いでしょう。羅生門があった場所を知っているのなら、観光ガイドブックを見れば石碑しか無いことがわかるし、インターネットでも検索できるのに。何やってんだろう!
それとも、どこかのお城のように、コンクリートで再現されていると思ったのでしょうか。それもチープだと思いますけど。
http://www.city.kyoto.jp/somu/rekishi/fm/nenpyou/htmlsheet/toshi05.html によると、羅生門は火事ではなく、暴風で平安時代に倒壊し、以後再建されることは無かったそうです。
ついでに言うと、自慢じゃないですが、私は金閣寺も銀閣寺も平等院も竜安寺も、小学校の遠足以来行ったことがありません。仁和寺、醍醐寺、大徳寺、苔寺、東寺は行ったのか、それともいかなかったのか、記憶がありません。東本願寺・西本願寺は前を通っただけです。
相国寺は美術館へ行くため、知恩院・八坂神社は四条通へ行ったついでに、清水寺は散歩の途中に、南禅寺には湯豆腐を食べに行ったことはあります。また、上賀茂神社は「やきもち」を買いに、下鴨神社は古本市を見るために、その他高台寺、泉涌寺にも行ったことがあります
京都に学生時代まで住んでいて、年に数回帰っていても、こんなものです。
それに京都タワーに昇った記憶もありません。京都盆地を見下ろしたい時は、大文字山の火床のある所まで登ります。大文字の火床のある所と登山口の銀閣寺との高低差は400m弱です。火床より数十m上の大文字山の頂上は、樹木で視界を遮られているので、しんどい思いをして登ってもがっかりするだけです。小学生の時は結構疲れましたが、大人になると約1時間で登れました。しかし、日常運動していないと、しんどいかも知れません。
銀閣寺への坂道をほとんど上がりきった所から左へ折れると、登山道が続いています。この少し先を左に行くと朝鮮学園の敷地に入ってしまうので、間違えないように。このあとは、道がしっかりついているので、地図を見なくても間違う心配はありません。大雨・大雪以外は。
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