「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「逞しきかなマンリョウ」

2024年02月24日 | 健康イチバン!

             

所用があってカミさんの里を訪ねた。かつては賑やかだったであろうあの家この家。無情と言おうか時の流れはいつしか住む人のない家が軒を並べているだけとなった。
ふと見ると原石を積み上げた石垣の間から、深紅のルビーのような実が鈴なりのマンリョウがすっくと立っている。

住む人がいようがいまいが、賑やかな笑い声があろうがなかろうが、マンリョウは風に運ばれたか、小鳥の食欲の残り香か。種は地に根を下ろし茎をのばし実を結んでいる。この自然の逞しさをどう受け止めたらええんじゃろう。真似なんて出来はしないし、計り知れない自然の生命力の前に、人間のひ弱さを思い知らされるばかり。

ただここで逞しい石垣のマンリョウに目を奪われるだけでは片手落ちというもの。根っ子こそ違っても、逞しきかな人間!という実像は目の前にある。震災と震災にともなう火災に打ちひしがれた能登の輪島で、朝市を復活させようと必死に取り組んでいる地元の人たちがいる。こちらまで勇気をもらうようなワクワクする話である。

是非とも復活させてほしい。日本中が固唾をのんで見守っている期待の星でもある。外国からの観光客を誘致する観光業者ももろてをあげて応援するだろう。逆境の中で立ち上がる勇気は誰しも応援したくなる話だ。
こんな話を好む自分自身が元気を失ってはいけない、と言う結論に行き当たる。
やっぱり何はなくても健康第一、元気がイチバンである。


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