「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「雨、花に寄り添う」

2022年06月14日 | 季節の移ろい・出来事

  

庭に咲くアジサイが満開を迎えた。たった一株ずつの白とピンク。清楚に静かにしなやかにそして逞しく。
梅雨入りの雨が花びらを葉っぱを濡らし、寄り添うように水の粒を作り、色どりを添える。
あまり喜ばれない梅雨の長雨も、時に花も葉っぱも空気もそして人の心をもしっとり潤してくれる。季節の動きを眼で肌で感じている。

そんな花と雨の中、久しぶりにゆっくりと友を訪ねた。
何をやっても一歩も二歩も人の前を行くのが似合う、リーダーでありパイオニア的存在で有り、時に利かん気の強いガキ大将であり、優しい兄貴であったりするような、同い年のやり手さんである。

今日の場合は、互いに80歳を超えたこともあって、話題の中心が体調の現状推移に始まって、健康維持のノウハウを出し合うという、年配者おなじみの情報交換となった。が、そこには腹を抱えて笑う付け足しがあったり、とんでもない比喩が飛び出したり、飽きない長話は続いた。この時間は精神衛生上大切なものであり、どこにぶつけることもないカープの首脳陣批判や選手個々の発憤を望む共通の話題を最後に退出した。いま思い出しても吹き出すような話題がいっぱい。

中でも、と具体的な説明を加えるのもやぶさかではないが、あれもこれもいっぱい面白おかしく話し合った。お陰で少しのストレスを発散できたということで佳しとしよう。
ただ一つ、病院を訪れたときの待ち時間の長さと、病院の言う「予約時刻」のいい加減さには閉口する。こればかりはなんとかならないかと気色ばんではみたものの所詮患者という立場の弱さで如何ともし難い、という結論に至った。これがもし5年若かったら、院長を相手に談判の一つも練り上げるところだったかもしれない。しかしそこが「年を取ったね~」と感じるところであり『医者と弁護士と警察とは仲良く付き合うのが世渡り上手だよね』という話に落ちついた(笑笑)

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