「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「新たなる芽吹き」

2021年04月22日 | 季節の移ろい・出来事

                
                   クロマツの芽吹きはまるで花のようなつぼみが

地上の万物ことごとく新たな芽を吹き、新たな成長を見せてくれる絶好の季節。
あの針葉樹クロマツもご多聞に漏れず、花のつぼみのような衣の下に新たな芽吹きを潜ませている。
これらの芽が伸びると、松のみどり摘みという剪定時期を迎える。この時に剪定しておかないと、伸び切ってしまってからの剪定は樹勢を削ぐことになる。などと理屈は知っているのだが、ついつい時期を逃して慌てて芽摘みをするのが、おさぼり庭師のこの身である。

季節を外さないように、時期を逃さないようにやればいいじゃ!とお思いでしょうが、その時その時で急ぎの用事が出てくるとつい忘れてしまう。呑気者といえば聞こえはいいが。
週3日はGゴルフで午前中がつぶれる。夏野菜の水やり、草との闘いもある。などとグダグダ御託を並べて一日伸ばしにする単なる悪い癖なのだ。
それに、今年のようにクロマツの新芽さえ花が咲いたように見えると、今しばらく手を付けずに置いておこう、などという気にもなる。

ところが、広葉樹ならともかく、クロマツ、アカマツ、五葉の松など松のたぐいは1年ほったらかすと、手が付けられないくらいに枝葉がはびこることをご経験の方も多いだろう。伸びきった固い手入れをしようとする手入れをしようとする指をさす。

目先を変えると、早いうちにもっともっと摘み取っておきたかったコロナ感染拡大の芽。経済の動向注視や、商店経営の保護など、様々な観点から完全封鎖ができないまま1年余りが経過。いよいよ第4波到来によって、3度目の緊急事態宣言発出と相成った。

摘み取るべき間に摘み取らないと手に負えなくなるのは、松やコロナもそうであるが、世界の至る所に存在する覇権主義や独裁国家の横暴もまた、これらと似たように厄介なことではある。

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