少しだけ気がかりだった80代への入り口。健康優良爺が自慢で来たのに、80才を目前にして故障が見つかったり、それに付随するあれこれで病院通いの回数が増えていった。そっか~、やはり80代は健康の曲がり角なのかもね、などと自分で勝手に決めてすこし落ち込むこともあった。
年改まって徐行運転の期間を終え、今日また一つの節目となる日を迎えた。
今さら誕生日を慶ぶ年かい?ではあるが、少なくとも昨年の1月28日から今日までを、どうにか無事に元気に過ごせた証であることに違いない。ひとまず褒めてやって、また新たな一年に向かって「今日出発 万年初歩」を。
そうそう毎日意識して暮らしているわけではないが、何かの区切り・節目・契機を迎えることで、気持ちを新たにしてスタートラインを引き直して歩き始めることはある。
あの大地に根を張る大木が、その胴体に一年一年の成長を刻む年輪が、大木の生涯の値打ちを左右することを思えば、やはりその長さも大切だが、年輪の濃さ深さもまた大切になろうというもの。
おふくろの生きた100才から考えればまだまだひよっこ。19年も残されている。
但し、そこまでの長さが問題ではなくその時々の中味こそが問題であろう。ま、肩肘張らずに明日からもボチボチやって、一つの年輪を刻み込むとしよう。
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