とっくに盛りを過ぎたキューリ 今年2代目の、地這いキューリ
照り付ける太陽にも負けず、来る日も来る日も新鮮な実りで夏場の食卓を彩ってきたキューリさん。
4月半ばに植えて4カ月半。十分に役割を果たして夏の終わりをむかえた初代のすぐ横には、代替わりの新たなツルが伸びている。
昨日の「晩夏の実り」は田んぼの稲穂であったが、それとは真逆に、水分の少ない真砂土の畑では「晩夏の枯渇」とでも言おうか、夏野菜の代表格キューリもトマトも終焉の時を迎えた。1年という短いサイクルの中ではあるが、季節を謳歌する野菜たちの栄枯盛衰というところかな。
このところ連日のように日の暮れどきに畑の草取りに精を出している。まさに夏場に伸びた草との戦いは、腰痛に耐え、したたる汗に耐える難行である。
その大きな理由はもちろん、秋撒きの冬野菜に備えて畑づくりをすることであるが、今ひとつの大きな理由がある。それは、終盤に入ったプロ野球カープさんの不甲斐ない戦いぶりは、試合開始から見るほどの気が起きなくなったという寂しさがある。
プロ野球の世界でも晩夏の枯渇、初秋の息切れという現実が目の前にひろがると、若干涼しくなった中での日の長さを無駄にしては、晴耕雨読を標榜するこの身には似合わない。などと立派な理屈を並べてはいるが、これでもしもカープさんが3位の可能性でも出てきたら、夕方の草取りなどもってのほか。いち早くテレビ桟敷に陣取って、畑の草は伸び放題ということになるのだが。はてさて、明日の夕方は草取りをさせるんじゃろうか。
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