「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「春の闘い」

2024年02月10日 | ニュース・世相

                

手はかじかむ、鼻はグシュグシュ、かかとは荒れる・・・もっと言うならメダカの小さな容器は毎朝のように氷が張って、この子らは息ができるんじゃろうかと心配したり、水の中に住んでいるのだから氷が張っても大丈夫、なんて馬鹿げたことに気を揉む寒さの2月なのに。メダカの容器に氷が張ったのは1回だけ。畑の豆さんたちも厳しい霜にやられることも少なく、元気に成長している。ということは、言われている通り今年は暖冬なのだろうか。

そんな、割と暖かい冬に対して「厳しい冬・春」というと、企業が全体的には大きな黒字を出している割に、従業員に対する締め付けをゆるめないままベースアップは法定止まり。それすらなんだかんだと守ったり守らなかったりの状態にある労使関係を言い表す言葉として使われて来た。私たちの若いころには、この時期になると赤旗を振って出勤途上の従業員にビラを配る光景を体験して来た。ストライキも辞さなかったので、今日は出勤するか休むかを「工場の煙突から煙が出ているかどうか」で判定した、いわゆるアカハタ賃上げ春闘もあった。

あまりにも無理な賃上げを要求して会社を潰したら元も子もない、と不安になることもあったが、実際には企業は確実な利潤を上げていて、設備投資に利潤を回し従業員を大切にしなかった。と何回も何回も聞かされて来た。そこで思うに、企業の利益もほどほどに、従業員を喜ばせる賃上げをして、購買力・消費力をアップさせて経済全体を活性化させることこそ肝要。と思うのだが如何に。それは従業員サイドの考え方で、経営者にはまた別の思惑がある、との反論もあろうが、今年は思い切って労働者感謝のご褒美を上げてみては如何。
ついでに年金生活者の生活苦にも目を向けてもらえるといいね~ どうなんだろうね~。厳しい冬かね~。


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