地表の背の低い葉っぱからすーっと伸びた太目の長い茎、その先っぽに重たそうな花弁を付けたアマリリス。「あしたは咲くよ!」と微笑みかけているようだ。タマネギのような根っこを地表に出して時々水を催促する。そんなサインを見逃さず水を与えて1年、やっとその時を迎えようとしている。
「明日は咲こう花咲こう」。このフレーズどこかで聞いたような。そっか~ 遠い昔に吉永小百合と三田明のデュエットで歌われた青春歌謡であった。
何となく耳に心地いいだけでなく、季節の変わり目や暗い世相を思う時、特別な根拠があるわけではないが頼りにしたくなるフレーズでもある。
広島平和祈念公園をを舞台に繰り広げられたG7サミットや、ウクライナ、ゼレンスキー大統領ほかインド首相や韓国大統領なども交えたグローバルサミットと呼ばれる世界の首脳会談によって、今は小さなつぼみの『世界平和』や『核なき世界』が、理想だけに終わらずやがて花開いてくれたら有難い。
その時こそ、あの時広島で行われた会議によって話し合われたことが、明日は咲こう花咲こうの原点だったのか、と思える日が、訪れないものかねー。
個人的には大安吉日の今日、新車安全祈願に神社を訪れた。免許返納クルマ生活との別れが来るその日までは、何としてもクルマと共に安心安全を持続しなければならない。そのためには自分頼みはもとよりだが、神頼みも忘れちゃいけない。幾つになっても、明日は咲こう花咲こうを忘れずに!!