目に沁みる庭の翠(みどり) 五葉の松の新芽も吹き出して
昨日の雨が恨めしく思えるほどの好天に恵まれた。ホンに一日ずれていればどれだけ多くの人が喜んだろうか、そんな思いがする絶好の日差しの中で、
箱庭の五葉の松もヒイラギも金芽ツゲも、柔らかさと艶やかさを併せ持ったやさしいみどりが慰めをくれる。そんな松の翠も近い将来、伸びすぎを抑えるために新芽の一本一本に鋏を入れることになる。それも松の元気で長生きを維持するためでもある。それにしても何につけても改めていい季節を迎えたねーと実感する。
それもそのはず、早くも卯月もつごもりを迎え明日からは皐月はコイの吹き流し。1年中で最もいい季節と自分では思っている。
身体をしっかり動かして溜まり気味の脂肪を発散させるには絶好の季節でもある。そして本格的に始まる孫君の中学校野球大会もスケジュールが詰まっていて、追っかけじいちゃんに陽射しに焦がされ真っ黒けになる。
加えて地域活動の定期総会を控えて議案書や資料作りにも追われる。そんな諸々の中で自分の時間を見つけて楽しみを追いかける。これもまたこの季節との向き合い方の妙というものである。
せっかく迎えたいい季節、無駄にしないよう忙しさともうまく付き合いながら、精一杯楽しんでから夏を迎える準備に入るとしよう。