ご苦労さん。ついにお別れの日が来た我が家のエコキュート給湯器。よく頑張ったね!ねぎらいと感謝の気持ちで見送ろう。
スクラップとして再び何かの材料に再生されるといいね。はっきりした記憶も記録もないが、18・9年の付き合いであった。
亡くなって13年になるおふくろが、90歳を超えてなお元気盛んなころ、自ら台所に立って煮物を作ったり、可愛い息子に熱いものを食べさせようと努力してくれるていた。それはそれは実に有難かったし、「無理せんようにしてね」と感謝の言葉もかけていた。その頃はガスレンジで直火を使う台所であった。元気とは言っても少しずつ年なりのもの忘れも出始めた。それと何より怖かったのは、直火で調理をするので、袖口に火でもついたら大変。油ものでも火にかけて置き忘れたら大変。
そんな色んな大変を想定して、早いうちにガスを止めよう。電子調理器にしよう、ならばエコキュートを。ってなわけで、おふくろの安全第一を考えた昔があったのを思い出した。ところが、ガスから電気に変えたら、使い方に戸惑っておふくろがほとんど台所に立たなくなった。やる気満々の明治生れのおふくろから、調理の楽しみを奪ったのかな、などとちょっと切ないエコキュートでもある。
そんな第1号が今回入れ替えることになった。新しくなった風呂加減で今度はどんな話しが持ち上がるのやら。
十分に役目を果たし、勇躍引退の解体 新機種に席を譲るため剥き出しの台座
ピッカピカの新鋭機種が職人の手でドッシリと 今日から我が家のお助けマンとして鎮座
足回りもスッキリスマート、さてこれから何年の付き合いになるのか
年々歳々進歩する電化製品。据え付け後の足回りもスッキリ。バルブ一つ目に付くところにはない。
さて補習の方法は?しばらくの間取説と仲良しにならざるを得ないようだ。