「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「世紀の損失」

2019年11月01日 | ニュース・世相

      
         この手で撮った、在りし日の沖縄首里城正殿(2013、2月)

11月1日。ピンの揃い踏みの日。
いいことの多い月にしたいと、月初めの恒例行事ではあるが、神棚のサカキを替えお神酒も塩も新しく捧げた。柏手打って祈りも捧げた。
そんな日にもかかわらず、降って沸いたような世紀の損失が目の前に。沖縄のシンボルでもある首里城全焼のニュースでこの月がスタートした。

かつては新婚旅行のメッカであり、観光客が殺到する賑わいを見せた「うちなー」沖縄。
特にこの首里城は、沖縄を訪れた全ての人々が、観賞し、記念写真を撮り、城内を見学して沖縄の歴史に浸る場所でもある。

それ以上に、沖縄県民にとっての心の拠り所であり、沖縄の人の象徴でもあった朱色に染められた首里城。
何がどうなってこんなことになったのか。実に惜しいことをしたものである。うちなーの人々の落胆が伝わってくるようだ。
初めて訪れたのは、新婚旅行ではなく会社を卒業して10年以上立ってからの完全観光目的であった。
たとえ観光とはいえ、その強烈な印象と、沖縄復興の証としての艶やかさは、今もこの目に焼き付いている。

あれ以来6年以上たっているので、今一度行ってみようか、などと話が持ち上がりかけたところだけに、残念な思いが強い。
ひめゆりの塔、摩文仁の丘、戦没者の碑。沖縄には今も胸を締め付けられるいくつかの悲劇の跡が残っている。
基地問題も、大きな負担を沖縄に押しつけて、本土の各地はその負担を分け合おうとはしない現実。なんとか打開する日がくるといいのに。

さて今日で、今年の残りも2ヶ月しかなくなった。
終わりよければ全てよし!と言われるような2ヶ月を過ごしたいものだ。本格的寒さに備えて身体を動かすことで健康保持。過食を抑え、忘年会もほどほどに。
うまくいくかな~。これこそ他力本願ではなく、ひたすら自力本願なのであろう。

コメント
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