「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「豊かな瀬戸の海を」

2018年03月06日 | 地域活動

           
                広島湾の将来イメージ

「ひろしま湾 春のミーティング&マルシェ2018」へのお誘いが、地域活動の社会福祉協議会事務局に舞い込んだのは2月初め。
~ 広島湾の豊かな環境づくりを考える ~トークセッションに、パネラーとして登壇依頼が来たのが2月半ば。「貴社協の『瀬戸内海を守る活動』を是非多くの人に知って頂きたい」と、自尊心をくすぐられながら半ば口説き落とされた。

「国土交通省中国地方整備局企画部広域計画課」という極めて長い、いかめしい部署が担当するお役所の仕事ではある。
昨年秋には、環境省から全国優良団体表彰を受けたばかりの我らが地区社協。むべに断る理由もないし、それなりの苦労も努力もしているのだから。ということで、どんなことになるのか、今回の活動が今後どのように発展していくのか、全てが飲み込めたわけではないが、兎に角「協力しよう」ということになった。

そうなると、先方からの情報は全て事務局に送られてくる。
一つひとつ内容を吟味しながら、自分たちの立ち位置を推し量る。なんといってもトークセッションのパネリストとして人前に立つのは初めてのこと。その上に、今回が初めての会合で、担当者も未経験。過去の例などが全くない開拓者みたいな立場。

先方の事務局担当と、メールや電話で何度も確認したり、こちらの希望を述べたり。いわゆる「自己紹介はどうするのか」「どんなトークセッション内容に発展させるのか」「パワーポイントなど画像説明が可能なのか不可なのか。」などなど事務局なりの提案をしたり思案を重ねたりした。あまりシビアな質問をすると、先方も初めてのことで全てが読み切れていない。
「よし、これまでの経験を生かして、発表内容を複数作っておくことを決意。こういった時に、「初めて」というのは、ヘタに前例に流されなくてオリジナルが通用するという利点もある。

そんなこんなで迎えた当日。「山より大きな獅子は出んよ、何とかなるじゃろう」。半ば開き直りの落ち着きで臨む。
結果的には、あれこれ準備した中の最も簡単な方法で推移した。分かりやすく丁寧に説明出来たかな、と思いたい。
我々社協活動のメインである「瀬戸内海環境保全大作戦」という大そうな名前の海岸清掃。600人も700人も集め、6~8トンの漂流物を回収する作業が、「広島湾を美しく豊かな里うみにして行こう」という構想に沿っていることは間違いない。

また一つ、いい体験・いい勉強の場を踏ませてもらって感謝である。無事終わったから言える。結構心痛した。

 

コメント
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