地元中学校出身のよしみで横断幕設置
生まれてからず~っと育ってきた地元。
幼稚園、小学校、中学校をこの地で大きくしてもらった孫兄ちゃん。
昨年4月から島根県の高校に進み、今は飯石郡飯南町の住人となっていて、たまに帰って来る程度である。
それなのに、このたび兄ちゃんが高校スキー全国大会(インターハイ)に出場すると聞いて、地元連合自治会や社会福祉協議会などが
合同でお祝いの横断幕を作成して、地元スーパー前の国道沿いに掲げてくれた。
実に有り難いことである。地元中学校出身とは言え、今は遠く離れた島根の高校生である。
にもかかわらずこういった祝意を見せられると、改めて、いいふるさとを持った幸せを感じさせられる。
これまでも、スキーの中学校全国大会出場では、地元の中学生ということで、何回か横断幕を掲げて頂いた。
今の立場では、正直なところ、兄ちゃん自身も地元で横断幕設置など考えなかったであろう。
その意味からも、これを見てさらにひと踏ん張り、0.01秒でも0.02秒でも記録を更新できれば幸いである。
そして思うのは、こういったふるさとの温かさ、有り難さをしっかり感じ取って欲しいということ。
今の段階では、いつになったらふるさとに帰って来るか、帰って来ないのか、皆目見当が立たない。
でも、いつかは帰って来る。その時には、形こそ違っても故郷への恩返しは忘れないで欲しい。
ふるさとの期待を背負って……などと余分な気負いはいらないが、多くの応援の声は力にしてくれるといいな。
❝ふるさとは遠きにありて思うもの❝ とよく言うが、意外に身近なところにあるようだ。
風邪にもインフルエンザにも罹らず、万全の体調で臨むべし!