大型連休と騒がれた今年のGW。
中にはもう3連休残ってるよというご仁もおられようが、世間並みに言うとひとまずGWは今日で終わりという人も多かろう。
連休中に何日か雨に祟られた。中でも、5月3日の大雨、大風には全国各地のイベントが悩まされたことだろう。
そんなGWの最中も、九州方面では地震速報テロップの絶え間がないほど、余震に脅かされている。
本当にお気の毒なことである。ただただ、あちこちで行われる義援金箱に、せめてもの応援の気持ちを込めて差し入れし、一日も早い収束と、被災された方の生活が正常を取り戻されんことを祈るばかりである。
さて今日は、子どもの日、端午の節句である。
子どもが少ないので鯉のぼりの数も少ないことは先日も拙ブログで触れた。
今日の新聞には、はっきりとした子供現象の数値が示されていた。
1950年以降、人数・割合ともに過去最低を更新し、少子化に歯止めがかからない現実が示された。
その数は、前年と比べて15万人減の1605万人で、35年連続の減少という。
団塊の世代と呼ばれた、我々より4・5歳下の人口比率は、夢の世界になったようだ。この先いったいどうなるんだろう。
私たちは子ども二人を育てた。その二人の子どもは3人と1人、計4人を育てた。
先ず先ずのノルマはを果たしているのかなと思うが、未婚者の増大や、子ども無し夫婦の増加によって、そんなものは掻き消されてしまう。
そしてその後に、「高齢者の増大」「少子高齢化」という肩身の狭くなるような言葉が続く。
子どもを産み育てることによる人間社会の繁栄、などと目に見えない将来を考えるより、今目の前にある現実を、自分たちが楽しめばそれでいいという風潮がはびこってはどうもならんな~ などと嘆いても現実は何も変わらんしな~。
どうすりゃいいんじゃろう。甲高い子ども声が周囲から聞こえるだけで、何となく活気づくのに・・・。