「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「春を分かつ日」

2014年03月21日 | 季節の移ろい・出来事

             

3月21日。春分の日。春のお彼岸中日ともいう。
暑さ寒さも・・・ でおなじみの春と秋に訪れる、日本の四季の分かれ目を象徴する代表的な一日でもある。
この日を境に、あの寒かった冬に別れを告げ、一気に暖かさを運んでくる。と、言われているのだが、今年の異常気象はどうなんだろう。
素直に、春の陽気を運んできて、さくらのつぼみを柔らかくさせるのか疑問は残る。

こちらも同じく春到来を告げる、選抜高校野球が始まった。
高校野球の歴史は90年という長きを誇っている。その中にあってセンバツは86回大会というから、本当に多くの人たちが愛し、応援し、大切に守り育てられた歴史がよくわかる。
それほどの伝統行事であるのに、開会式にチャンネルを合わせてじっくり見たのは今大会が初めてと言っていい。
残念ながら、なんとなくそれほどに興味があるわけではなかった。ただ高校野球そのものに興味がないわけでは決してない。

何故今大会に限って開会式を真面目に見たのか・・・?
大会会長や、文部科学大臣の激励の言葉、それに選手宣誓など逐一聞き逃すまいと、耳を傾けたのは何故か。
言わずと知れたこと。開会式直後の、大会第1日目第1試合に我らが郷土の選手が登場するからである。

これまでにも地元から何度か甲子園に出場しているが、今回のような開会式直後の試合というのは初めてである。
ワクワクする思いと、試合開始までの間延びした時間が、士気に影響しないか心配な思いが交錯する。
まあいずれにしても、条件は相手も同じ。兎に角、落ち着いて、普段の練習成果を出し切るように祈りながら観戦。

結果は思い通りにはならなかった。
が、先制された直後に追いつく執念も見せてくれた。 結果は結果だが夢を見させてくれたことに感謝の拍手を贈りたい。

冬に別れを告げ、春に向かって季節を分かつ日。
ささやかな希望、夢に向かって、春の胎動を始める時期が来たことを肝に銘じよう。
いつまでも寒さに身をちじこませていたら、4月半ばはすぐにやってくる。ひとムチ当ててくれよう。

コメント (2)
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