「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「去年と比べて」

2009年12月30日 | つれづれ噺
たった一年前の年末と、今こうして目の前にしている年の瀬の心境を少し考えてみよう。
身辺色々な変化がある。生身の人間が1年間生きてきたのだから、あれこれあって当然であろう。

そんな中でも最も大きな変化は、大口の源泉徴収票が今年は来ないことか。
昨年までの5年間、年間120日前後勤務する非常勤にいそしんだ。ヒマを持て余しもしない、さりとて遊ぶ時間に事欠くわけでもない。その上お小遣いに不足はなかった。

その仕事も昨年末で自ら身を引き、晴れて100%自由時間を得る道を選んだ。
ところが、完全リタイアして時間的拘束から解放され、いよいよ自由な身になったはずなのに、振り返ってみるとやっぱり忙しく、時間に追っかけられる一年であったとつくづく思う。
昨年11月までは母が存命。病院に見舞う時間もたっぷり取れていた。

その母もいない今年、有り余る時間のほとんどを自分のためにだけ使えたはず。
なのに実感が伴わない。どこに、なにをして、時間をばらまいてきたのだろうか。

「小人閑居して不善を為す」耳タコの言葉ながら、結局、余裕の時間を上手に使いこなす計画性に欠け、工夫に乏しかったということなのだ。しかし、忙しかったという中には、自分自身が目一杯楽しんできたことも含まれることは特筆しておかなければならない。

あまりにも几帳面な計画性など考えなくていいのだ。せめて、ホンの少しゆとりを持ちながら、今しかない時間を、大切に使いこなす工夫を忘れてはいけないよなー。

それこそが“今を大切に…”生きることであり“ 我が人生 今が旬 ”を思い起こし、来る年に備えよう。
友を・仲間を大切に、益々交流を深めるもっと楽しい一年になるといいな…。

      ( 写真: 今年届いた、超小口の源泉徴収票 )
コメント (10)
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