前回下山した半明から大黒山北尾根へ。
中央分水嶺下谷山から淀川水源の森ルートとなる。
北尾根にはイカ谷から雌鳥越の峠道があって中河内の人たちがかつて焼畑に通ったというが、今はクマが住む鬱蒼とした森が続く自然境だ。
尾根を進むと雄大な下谷山、上谷山が望めて登りがいがある。
藪のなかのか細いトレイルは続き、点標イカ谷のピークの小さな広場は貴重な憩い場。
雌鳥越の森のなかでトレイル弁当を味わった後はひたすら山頂をめざす。
途中には左千方展望台もあって、森の稜線歩きも退屈はしない。
そして美しいブナ林となって山頂到着であり、さっそくパフォーマンス。
みなさん元気で(女性ばかり?)素晴らしい表情となれば、写真も撮りがいがあるというもの。
ここから椿坂峠への予定であったが、今秋開通のトンネル対応で中河内出口へのコースが必要となることから、みなさんの快諾を得て整備がてらそのルートを下る。
それは北峰からの尾根で、スノーシュー例会ではおなじみのコースであり、ブナ林が随所に残り傾斜も緩く境界道も随所に残り、整備されれば峠からの道より快適に歩くことができる。
尾根末端手前で斜面を下ると、植林地内に大きなケヤキの木があってトンネル出口の車道へ出る。
ドンピシャの着地で時間もピッタリで、トレイルクラブのレベルの高さに参加者から拍手喝采。
次回は6月8日(日)だれでもちょっと頑張れば楽しめるパノラマコース大黒妙理スルー、多くのご参加をお待ちしています。
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