今年の冬は手ごわい。
今日の午後にはすっかり天気は回復して少しは春らしくなるかと思いきや、かえって雪雲が次々にやってきて、予想以上に多い残雪とともにすっかり雪山気分。
とはいえ雪の本家福井からつわもの諸氏やRUWVの愛すべき先輩も登場して楽しい一日となった。
いつもながら沓掛の峠側からの送電線巡視路からの塩津湾や山門水源周辺の分水嶺の風景は感動的で、雪が融けた春の風景を新鮮に感じながら登ってゆくが、中央分水嶺の稜線下の鉄塔あたりからやはり連続的に残る斜面が現れ、ほとんどの人が念のために持参したスノーシューやワカンを履いて登る。
それから行市山からの下り中谷山砦跡手前まで付けっぱなしで、マンサクが孤軍奮闘でわれわれを春に誘うものの、これは冬山そのもの。
これによって助けられたこともある。
ヤブがすっかり雪の下で、快適に中央分水嶺歩きが楽しめたことだ。
ツボ足の人も大して沈まず歩け通したことでもあり、整備途上のこのコースにして結果としてこれでよかったのかもしれない。
山頂東側の展望ピークでの昼は幸い雪雲が切れて暖かい日差しを受けてとなり、コーヒーもゆっくりと飲めていつもながらラッキー。
ともあれ湖北余呉の春は雪国の春であり、しばらくは気が抜けない。
次回3・31の大浦越から深坂峠は、ここより標高が低くこれほどのことはなくスノーシューなしで行くが、少しは雪が残っていると考えたほうがよさそう。
ダブルストックツボ足でよろしくお願いしたいと思います。
地域活性化トレイルツアーに多くのご参加をお待ちしています。
花ばかりか、さらりと地元とのふれあいのある山歩きもいいものですよ。