集福寺越から行市山への道がツバキやササで歩きにくくなっているので、集福寺から峠の探索とあわせてひとまわりしてきました。
この峠は余呉池原と結ばれていて、権現坂、文室越などと同じように敦賀から新道野峠を越えてきた荷を余呉・木之本へ運ぶルートのひとつです。
現在の国道8号ができて役割を終え、廃道化しつつあります。
集福寺は塩津神社がある大きな集落で、峠道のあった谷やその周辺には山の田や炭焼き窯が多く作らていて往時を偲ぶことができます。
谷道は手入れがされないと大水に流されて道は消えてゆきます。
今日はそれに代わる左岸尾根を登りましたが、予想通り山道があってけものも盛んに使っていて、難なく峠へ到着です。
峠から文室山側と行市山の両側のトレイル整備に汗を流しました。
これで今週日曜の余呉湖川並から行市山への例会も快適に歩くことができます。
中央分水嶺交点で集福寺を眺めながら遅い昼食を取り、下りは三方ヶ岳側へ下ったブナの丘から鬱蒼とした樹林の尾根を下りました。
集福寺越の谷右岸尾根の北隣になりますが、けものみちを伝って進むのですがここもツバキの藪に苦しめられましたが、三方ヶ岳を木立越しに眺めながらの自然林の森はいいものです。
これで集福寺起点で行市山ばかりか、行市山から三方ヶ岳へ無理なく周遊することが可能となりました。
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