大浦越の尾根を南下しているが、今日は黒山集落北側の峰に上りマキノ側の送電線鉄塔への巡視路を偵察してから尾根を南下し三角点峰463.8を越えて万路越へ。
猛暑が続き尾根も風がほとんどなく、あわよくば東山までと思っていたがよく踏まれた道を見届けて早々に峠から黒山へ下る。
峠道は谷道となるが沢は干上がっていて流れがなく、やっと左岸側に水が染み出ている場所を見つけ大休止。
尾根歩きは水を多めに持ってゆくものの喉ばかりか体を冷やすことができる湧水や沢など冷たい水補給ポイントがなく大変だ。
西浅井の山はイノシシが多く、今日のコースも彼らのふみあとを終始歩かせてもらう。
森の中にヌタ場、泥の付いた切り株、地面を掘り返した跡が次々と現れ壮観だ。
万路越は前にも越えたことがあるが、高島側すぐ脇にに作業道ができていて雰囲気がまるつぶれ。
先人が苦労して越えた道であり、配慮がないというのは寂しい話だ。
ともあれこれで大浦越から万路越まで夢のトレイルをのばすことができ感無量。
黒山から永原駅はすぐで、トレイルが鉄道駅につながるというのはいいものであり、黒山には賤ヶ岳合戦ゆかりの石仏群が残されていて壮観だ。
来年になるが例会で皆さんに歩いてもらいますのでお楽しみに。
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