休日が仕事の人が世間では多いし、冬のことだから木枯らし吹きすさぶ日が幾日もあって、登ることができない日もあるだろうから、どちらか好天の時もあるだろうということで、平日と休日と同じ山に登るプランをたてた。
ふたを開けてみると、今年は2月、3月と天気がこの合間に周期的にかわるものだからどちらもまずまずに天気で私的にはフル稼働でたてつづけに同じ山に続けて登ることが多いのはうれしい誤算だ。
今回の横山岳もそうだ。
さらにどちらも参加したみなさんの頑張りもあって余呉山頂に昼過ぎに到着することができ、ここで昼食でとり、余裕で余呉頂上ばかりか三角点山頂に立って帰りは北尾根をまわることができたのにはびっくり。
ブナ林よし、傾斜もスノーシューにぴったりのコースでみなさんの感動もひとしおだ。
前回も心和ませた春一番のマンサクの小さな黄花も、顔ぶれがちがうと印象が変わるのもおもしろい。
変化があって登りがいのある西尾根との組み合わせは絶妙で、今後人気のコースになるだろう。
日をあけず同じ山に登るということは昔は考えたこともなかったが、トレイルの世界では同じコースをくり返し歩くことが多く、慣れてくると実に味わい深く山の細やかな表情に接することができて実にいいものだ。
ともすればいちばん楽なコースからでもいいから多くの山頂に立ちたいと考えがちだが、ふりかえってみると登ったという快感は残るものの、うかうかするとどう登ったかということはあまり記憶が定かではなくなることが多い。
人好き好きでいいことだが、もし飽き足りない人はトレイル歩きをお勧めしたい。
次の山は淀川水源の森の核心部にあってブナ原生林の林安蔵山で、3/9と3/13です。
多くのご参加をお待ちしております。
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