雲ひとつない好天の下で、さらに夜叉壁の紅葉は今が盛りであり、皆さんのモチベーションも上がって難なく夜叉ヶ池へ。
人出の多さは驚くほどで、池畔もそこそこに静かな夜叉ヶ丸へ登り、ここでトレイル弁当を開く。
三国岳への道は訪れるごとに藪が厳しくなって、さっそく本気モードで頑張ることに。
それでも想定した時間に山頂へたどり着くことができて、藪の猛威からして心配していた広場も健在でホッとする。
手入れを少ししてソロテント6張、何とか張ることができた。
360度の大展望の山頂であり山座同定を行うが、何よりも噴煙の上がる御嶽山に目は釘づけ。
何も知らされず登り被災した人たちに皆で黙とうする。
そして若狭湾に沈む夕日を眺めた後は、思い思いに夕食を作り、早々に就寝。
翌朝は夜露でしっとりと濡れた藪に雨具を着て左千方へ向けて突入する。
三国岳への藪がひどくなったことで、だれも驚くことはなく黙々と進み、これまた予定時間通りに左千方へ抜け出る。
ここで淀川水源の森と琵琶湖・若狭湾の大パノラマを楽しみ、谷山へ向けて出発。
岐阜側から福井県境に登り、滋賀へ下るというのは気分最高でスルー冥利に尽きる。
ブナ林尾根を快調に進み、谷山でゆっくり昼食タイムを取り、さらに奥川並へ下る。
途中の左千方展望台から越えてきた山を眺める皆さんの顔は、やり遂げた達成感にあふれていたことはいうまでもない。
次回例会は11/9(日)墓谷山、ふるってご参加を。