中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

雨にも雪にも負けず庄野嶺スルー

2013-03-10 21:30:55 | トレイル日記

前回三方ヶ岳に続き苦難は続く。

寒冷前線通過で昼前後に天気が崩れる予報であったが、無情にも出発する頃から雨が降り始める。

このところの暖かさで体にこたえるがこれもトレイルであり、気持ちを切り替えて豪雪の中河内網谷へ。

雪崩の危険大であり、網谷黄金清水ルートは避けて左岸尾根を登る。

始めての参加の人からこんな急なところを登るのかとあきれられるが、これが余呉スタイル。

木の枝を持って登るスノーシュークライミングは駆け降りとともにここでは必須であり、これによって安全快適なスノーシュースルーが可能となる。

それにしてもこの間の雪融けの早さはどうだろう、尾根に出るとあちこちで地面が出ているわ、さらにか細いトレイルは枝が垂れ下がりすっかりクロースで悲惨な雨中行軍は続く。

唯一なぐさめてくれるのは次々と現れるマンサクの花。

雨もやがて雪となり、敦賀展望台をすぎると尾根の高度が上がるにしたがって残雪が多くなり、ペースも上がりスノーシュースルーにふさわしいものとなる。

ペースをあげてピーク718へ頑張って登って、これまでの遅れを取り戻した後は、駆け降りや順番にトップを歩いてもらったりで楽しみながら余呉高原スキー場脇の籾ヶ岳へ。

後は記念写真を撮って駆け下るだけで、悪条件のなかででも結果的には予定より30分も早くゴール。

改めて参加者のレベルが向上していることを示す結果となった。

お疲れ様でした、この調子で次回横山岳もチャレンジを。

横山岳に続き、春のトレイルの予定もこの間で決まりましたが、おぼえていただきやすいよう毎月第二、第四日曜日に開催となります。

花とブナ新緑の余呉トレイルにふさわしい場所へご案内しますのでご期待ください。

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