師走になっても麓は紅葉が今が盛りで、ウッディパル余呉はふだんと様子がちがうぐらいに華やかだ。
昨日低気圧が通過し朝からぐんぐん天気が回復して、スルー日和、という感じが一瞬したが、余呉西浅井はそうそうあまくはない。
深坂地蔵にお参りして峠をスタートするが、カシの木ピークあたりでさっそくしぐれる。
雨具を着てしばらくすると雲が切れて日差しがのぞく、という感じのくりかえしの一日となった。
このコースはひさしぶりで、か細い道が消えかけているところもあってけっこう本気モードで歩く。
苦労をしたあとの点標駄口のピークで、木立越しに岩籠山をながめながらトレイル弁当を舌づつみ。
どんどん進化し、地元の米や食材を使い、味、見た目、ボリューム、値段のすべてで、山で食べる弁当では私の知るかぎりでは抜きん出た存在になってきたような気がする。
ほんまかいな、と思われる方はぜひ食べに来られるといい。
ともあれ完食すれば元気もりもりで、時々のしぐれも山門水源の森の奥のヤブもわけはない。
予定通り午後2時すぎには東ヶ谷山へ到着。
この先は道もよくなることから気分は爽快、しぐれもやみ、大黒、妙理、横山も姿を見せていうことなし。
味わい深い大浦越の峠道を下るが、シーバー交信で浄水場にゲートができていて迎えの車は登山口まで入れないことがわかり、15分ほど林道下りのおまけもついたが、待ち合わせ時間の4時ちょうどに到着する。
歩きがいがあるスルーであった。
余呉トレイルクラブ次回例会は、12/17(土)スノーシューはじめ大黒山です。つわものもせいぞろいで、初心者の方やスノーシュー初めてという方も大歓迎です。もちろん弁当付きですが、各自温かい飲みものはお忘れなく。