中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

雪の横山岳、歓喜の余呉頂上

2010-03-18 12:48:09 | トレイル日記
新雪の時に続いて残雪の横山岳へ。
朝から晴れわたり、足取りは軽い。
西尾根は思いのほか融けるのが早く、ケヤキ広場あたりからやっと雪が現れる。


スノーシューの着脱をくり返しながら天狗の森の岩場を登る。
巻き道を避け尾根伝いに進み、雪の尾根頭に出ると眼下に琵琶湖が広がる。
ここまで来れば頂上まであとわずか。
ブナ林を抜けると余呉頂上に達し、雪山また雪山の大パノラマが視野いっぱいに広が
る。
想像していたよりすごかったようで、みなさん目が点に。
上谷山や三国岳、そして奥美濃の山々の向こうに聳える白山、乗鞍岳、御嶽山、中央アルプスまで今日はくっきりと見えている


山はまだ冬の装いで真っ白。
北風を避けて日だまりで琵琶湖を眺めながら昼食。
そしてかつぎあげたクルミ谷の名水でコーヒーを入れるが、今日の味は格別なものがある。
大パノラマをバックに記念写真を撮り、ブナ林のプロムナードを三角点山頂へ。

ここで琵琶湖側の景色を堪能し、三高尾根を下る。

急でざらめ雪というなかでの下りはスノーシュー上級者向けで手ごわく、安全第一で慣れない人はツボ足で。

それでも緩斜面では大いに楽しんでもらって望横展望ベンチまで下ると、雪は切れ切
れとなる。
鳥越、小市谷へと頑張って進むと、最後の難関が待つ。
雪融け水で増水した沢の徒渉だ。
靴に水が入る前にテンポよく渡るのがコツだが、スノーシューの下りと通じるものがあり、全員ドジもなく無事通過して菅並への林道へ出る。
雪の横山岳は一日めいっぱいで、楽しさもしんどさもトップクラス。
みなさん、大変お疲れさんでした。
コメント
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