アタシだって言いたかないよ、言いたかないけど言わせてもらうよ

その時に思った事、面白かった事を書きます

写楽・1

2013年02月22日 11時51分54秒 | Weblog
前にもちょっと書いたけど



「写楽・閉じた国の幻」という本を買った



作者は「島田荘司」



この人の本は、すぐに無くなる



古本屋にも(欲しい本は)なかなか置いてない



だから「見つけたらすぐに買う」事にしてる











で、中身の話だけど、色々知らない事が出てきた








「葛飾北斎」が「90歳で死ぬまで93回も引っ越しをしてた」



というのは、前に聞いた事があったけど



「弟子に自分の名前をやって、金を貰ってた」というのは知らなかった



(何回も名前を変えて、その名前を弟子に売ってた、らしい)



だから「これは本物かどうか」が解りにくくなってる、とか







それから「振袖火事」という有名な話がある



「ある女が、お坊さんを好きになって、でもそのまま死んでしまう


その着物を古道具屋に売った


それを買って着た女が、すぐに死んでしまった


そういう事が3回も続いたから、その着物を燃やす事にした


すると、火のついた振袖が風に舞って、江戸の町が多火事になった」







なんと、この話はウソだった







よく考えてみれば、そりゃそうか

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2 コメント

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エンタさん (まろん)
2013-02-23 08:35:50
歴史上に実在していた人の物語だったら、書かれてることも事実かと思ってしまいますね。
記事を拝見して、
『八百屋お七』を思い浮かべました。
着物が女性にとって財産だった時代。
それを手放なさければならなかった時点で、何か不測の事態が…?と思われて、それが振袖だと尚更、想像力を掻き立てなれるような?
物にも心が宿ると思えば、振袖火事…も信じてしまいそうです。
好きな作家の方の、新しい本に出会うと、読まずには居られませんよね!
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まろんさん (エンタ)
2013-02-23 21:09:52
>歴史上に実在していた人の物語だったら、書かれてることも事実かと思ってしまいますね。

そうなんですよ
「作者が考えた事」というのも入ってますからね(笑

>記事を拝見して、
『八百屋お七』を思い浮かべました。

江戸は火事が多かったですからねぇ

>物にも心が宿ると思えば、振袖火事…も信じてしまいそうです。

そうなんですよ
それが「作家の腕の見せ所」なんですよね(笑

>好きな作家の方の、新しい本に出会うと、読まずには居られませんよね!

前に(今は読む本がたくさんあるから)
と思って買わなかったら
もう二度と売ってない、という事がありました
後で古本屋で買いましたけどね

それからは「チャンスは逃がさないぞ」と思う様になりました(笑
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