監督:チャド・スタエルスキ
主演:キアヌ・リーブス
ミカエル・ニクヴィスト
ウィレム・デフォー
おもしろかった!!久しぶりに映画館をニヤニヤしながら出ることができました(笑)
ストーリーは単純明快というか、あって無いようなもので、とにかくいままでにない新しいガンアクションを堪能するための映画です。なにが新しいかというと、距離。相手との距離がとにかく近い。近距離だからこそ人ごみの中での銃撃戦が可能になっているんですが、正直身体を貫通した弾は至る所に飛んでいるのでは…って、そんな細かいことを気にしちゃいけない!だってコレはマンガなのだから。
コミック系アクションの代表「シン・シティ」は、超ハードボイルドだったんですが、この映画はハードボイルドの要素も薄いし、お色気も薄い。とにかくアクションオタクが自由に映画を撮ったらこうなったという代物です。なので映画としての出来には多少不満はあるものの、ひとクセもふたクセもある役者を使っているおかげで、オタク心をワシ掴みにすることには成功しています。ええ、ガッツリ掴まれましたよ(笑)
ストーリーはアレでも、1人1人のキャラクターは光ってた。ボッチを演じたら右に出る者はいないキアヌ・リーブス。敵対するボスのロシアンマフィアには、あの「ミレニアム」シリーズの記者ミカエルを演じたスウェーデン俳優のミカエル・ニクヴィスト(←最初気付かなかった)。前半ちょっとしか出てこない車修理工場のボスや、裏社会専用ホテルの支配人&オーナー、掃除人、殺し屋仲間などなど、みんないい味出してました。
すでに続編が決まっていて、年内クランクインらしいですね。サブキャラ達がまたいい味だしながら出て来ることを考えるだけでも垂涎もの。さらなる近距離アクションも含めて、超楽しみです!(ビーグル犬とキアヌに。☆☆☆☆☆☆☆☆)
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