監督:内田吐夢
主演:三國連太郎
伴淳三郎
左幸子
古い映画なので誰にでもオススメ!というワケではないんですが、『日本映画屈指の傑作』という評判どおり、物凄い人間のドラマを見させてもらいました。同様の映画で有名なのは「砂の器」ですが、それをも上回る力作だと思います。とにかく人間描写が素晴らしい。丁寧に丁寧に撮ってます。ま、そのせいで3時間という長丁場になってますが、その長さがないと犯人や刑事、そして犯人と偶然関わってしまった女の細かい心理は表現出来なかったと思いますねぇ。
ナゼその殺人は起こってしまったのか? それは偶然でも事故でもなく、人間と人間の関わりのなかで、起こるべくして起こった出来事。犯人を憎み追い続ける刑事。犯人に感謝し想う女。この犯人は果たして『悪』なのか『善』なのか―。たぶん、どちらでもない『人間』そのものだったんじゃないかと思うのです。(三國・伴・左の3人に☆☆☆☆☆☆☆☆☆)
主演:三國連太郎
伴淳三郎
左幸子
古い映画なので誰にでもオススメ!というワケではないんですが、『日本映画屈指の傑作』という評判どおり、物凄い人間のドラマを見させてもらいました。同様の映画で有名なのは「砂の器」ですが、それをも上回る力作だと思います。とにかく人間描写が素晴らしい。丁寧に丁寧に撮ってます。ま、そのせいで3時間という長丁場になってますが、その長さがないと犯人や刑事、そして犯人と偶然関わってしまった女の細かい心理は表現出来なかったと思いますねぇ。
ナゼその殺人は起こってしまったのか? それは偶然でも事故でもなく、人間と人間の関わりのなかで、起こるべくして起こった出来事。犯人を憎み追い続ける刑事。犯人に感謝し想う女。この犯人は果たして『悪』なのか『善』なのか―。たぶん、どちらでもない『人間』そのものだったんじゃないかと思うのです。(三國・伴・左の3人に☆☆☆☆☆☆☆☆☆)
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