蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

元祖妙齢の女性機関士

2013年06月15日 | Weblog
 本日は予定どおり山梨の師匠のところでD51のディテーリングに関する相談を行ないました。具体的には給水温め器の配管に用いるフランジ類をどう作るか、ということで、わたし自身は真鍮のブロックから削りだした本体と板から切り出したフランジをロウ付けして作ろうかな、と思っていたのですが、師匠から「これはNCで作っちゃった方がいいよ」という発言があり、必然的に師匠の手を煩わせることとなってしまいました。「こだわるねぇ~~」と冷やかされてしまいましたが、どうも1/80出身者としてはそのあたりのディテールは例えダミーでも手を抜けないのですね。

 というところで本日も相談のみで用件は終了となりました。実は本日は大事な別件があったのでした。それが上の写真です。この写真は別にコマーシャルフォトではありません。 
 いきなり女性の写真でビックリされたかもしれませんが、この方は市川蒸気鉄道クラブの紅二点の一人O田J子さんといいまして、当クラブの元祖女性機関士なのです。最近、ご家族の体調が悪くて活動に参加できないのですが、かつての中国蒸機運転ツアーにも2回参加して上游型やナローのC2などを運転した経験のあるコアな鉄子なのです。

 そのO田さんのC12が完成したので本日久々に対面したのでありました。もともとは自分で組み立てていたのですが、家庭の事情などから自宅での組み立てが困難となり、さらにご本人の体調不良もあって山梨に回送され、師匠のもとで組み立てを続行していた、という経緯があるのです。
 見事に完成した愛機との邂逅で、本人の喜びも尋常でないものがありました。まぁ、写真を見ていただければ分かりますね。

 さっそく試運転を、と行きたいところなのですが、細かい最終的な作業が残っているのと雨が降ってきたのとで、今回はナデナデするだけで終わりとし、なるべく早く初火入れ、初走行をしましょう、ということになりました。

 やはり現物の機関車や工作機械を眼にすると鉄子の血が騒ぐらしく、終始ハイな状態で「早く運転した~~い!!」とのたまわっておいででした。

 ということで、今回の山梨訪問も打ち合わせのみとなりましたが、D51もしだいに具体的になっていきますので、わたしもハイになる日も近いでしょう。

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コメント (2)
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