ひまわりの種

毎日の診療や暮しの中で感じたことを、思いつくまま書いていきます。
不定期更新、ご容赦下さい。

言霊の幸う国

2013年03月10日 | 東日本大震災
のっけから漫画の話で恐縮だが、
購読しているレディースコミックに、山岸凉子氏の「言霊」という漫画が短期連載されていた、
山岸凉子といえば、バレエ漫画「アラベスク」や聖徳太子を描いた「日出処の天子」など、
若い頃、いずれも連載の漫画誌を毎号楽しみに読んだものだ。
今回の短期連載も、バレリーナを夢見る少女が主人公。

 主人公が通っているバレエスクールには、ちょっと意地悪なライバルの少女がいる。
 主人公の少女はテクニックも表現力もあるのだけれど、本番に弱い。
 そこがライバルにかなわないので、いつも悔しい思いをしていた。
 彼女は次第に、ライバルの失敗を願うようになり、そういう自分の心を恐ろしくも感じてしまう。
 ライバルの少女と親しい、国際コンクールレベルの男の子にもほのかな恋心も抱き、
 それもライバルの少女への嫉妬心を募らせ、苦しい日々を過ごす。
 でも、主人公もその男の子と親しくなるきっかけができ、その彼の励ましで、彼女は自分を取り戻す。
 コンクールの時に、出番前に緊張しているライバルの少女に、「頑張って!」と思わず声をかける。
 いままでその子の失敗を願っていた自分が、「頑張って」と思わず声をかけた、
 その瞬間に、自分の心も何かから解き放たれたように軽くなり、本番では大成功。
 晴れて主人公が優勝した。

・・・というストーリー。

主人公の少女は、それまで自分の失敗はライバルのせい、あの子がいなくなればいい、
といったマイナスの思いを心にためこんでいた。
でも実は、自分の失敗はそのマイナスの思いのためだった、
自分の思い(言葉)が自分の失敗を招いていたのだ、ということに気付く、
という設定になっている。
言葉に宿る力というのは、人をいかようにも操ってしまうことがある、ということかな。

だから「言霊」というタイトルなんだ、と読んだあとにわかった。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、前置きが長くなった。

何が本当のことなのかがわからない、という質問をこれまでたくさん受けてきた。
最初の頃は、ひとつひとつを説明していたのだけれど、
これだけではだめだ、と感じることが多かった。
具体的なことばかりではなくて、もっと哲学的(という表現もへんなのだが)に伝える必要もあると思った。
悲しいことに哲学者でもなんでもない凡人のわたしは語彙も乏しく、こんなことしか言えなかった。

 ここで暮らしているわたしたちが、聞いて不快・不安になる情報は、
 あれ? なにかおかしいんじゃないか? そう思って下さい。
 そして、ほかの情報もいろいろ調べて、冷静に判断するのがいいと思います。

先日、ネコさんのブログのコメントに、糸井重里氏の言葉が紹介されていた。
そうそう、こういうことだよ、とわたしも思ったので、ここにも紹介する。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ほぼ日刊イトイ新聞ー「しがらみ」を「科学」してみた
http://www.1101.com/shigarami/2012-03-21.html

以下は、このシリーズの「震災リテラシ-」の中の言葉。
長くなるが、糸井氏の言葉を抜粋する。

   やはり「戦う」にはテクニックも必要で、
   闇雲に体当たりすればいいというわけじゃない。
   ときには、逃げることだって必要です。

   ぼくは、自分が参考にする意見としては
   「よりスキャンダラスでないほう」を選びます。
   「より脅かしてないほう」を選びます。
   「より正義を語らないほう」を選びます。
   「より失礼でないほう」を選びます。
   そして
   「よりユーモアのあるほう」を選びます。
    ・・・
   つまり、人の選択肢を狭めようとしていたり、
   考えることをやめさせようという
   意図のある言葉には、
   「あ、気をつけよう」と思うようにしていて。
   ・・・
   たとえば「スキャンダラス」というのは、
   「最近、鼻血が出るのは放射能の影響だ」
   みたいな、
   「大変だぞ!」と思わせて
   人を動かそうとする発言のことです。

   でも、少し調べれば
   それが「嘘、あるいは嘘の可能性が高い」と
   すぐにわかるんです。
   ・・・
   だから、あまりにスキャンダラスだなと
   感じた場合は、
   「本当なのかもしれないけど、
   ちょっと落ち着こう」
   と、思うようにしているんです。
   ・・・
   「より脅かしてないほう」というのも、同じ。

   「こうしないと、大変なことになる!」
   と、ぼくらを脅してくる言葉とは一線を置く。
   ・・・
   また「正義」の名のもとに
   ひとつの選択肢を
   選ばせようとする言いかたも、違うと思う。

   選択肢というのは、たくさんあるわけだし、
   だから
   「より正義を語らないほう」を選ぶんです。
   ・・・
   つまり、人の選択肢を狭めようとしていたり、
   考えることをやめさせようという
   意図のある言葉には、
  「あ、気をつけよう」と思うようにしていて。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本語は美しくも複雑で、漢字と平仮名と片仮名で成り立つ。

  「福島」「ふくしま」「フクシマ」

どれもイメージが異なる。
どの表記をどのような時に誰を相手に用いるかは、その使い手の心ひとつによる。
たかがブログのコメントでさえも、優しさが伝わったり悪意を感じたりする。
そこに表情や口調が加われば、さらに「言葉」の持つ力は大きくなる。
そこが「言霊」といわれる所以でもあろう。

いつも負のイメージの言葉ばかり心に浮かべ口に出していれば、
その人の心も体にも、それは「負」がかかるのではないか。
そしてそれは、その人にかかわる人たちへも伝わってしまう。
不安などのストレスが活性酸素を増やし遺伝子を傷つけることもあるという、
これは、何度も書くけれども、医学・科学的にも証明されていることだ。

人の不幸を願ってはいけないのだ。

もっとも、「福島の人達を助けてあげます」と信念を持って活動なさっておられる方々は、
それがここで暮らすわたしたちにどれだけの負荷を与えているかということに、
気付いていない。
(もしわかっていてやっている人がいるとしたら、それは人ではない)

このことについても、同じブログのコメントで紹介されてたので、ここにも紹介。

放射能被害の発生を声高に訴えてきたオオカミ少年は、悲劇を望むようになる - 開米 瑞浩
http://blogos.com/article/57796/?axis=g:0

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

表題は、「ことだまの さきわうくに」と読む。
古代の日本では、言葉には呪術的な力があり、言葉にしたことは現実になる、と考えられてきたそうな。
現代においては科学的ではないけれども、心の在り方には言葉の影響は大きい。
一度口をついて出た言葉は、もうその人だけのものではない。
時々遭遇してしまう品性のないコメントなどは、その人の内性を表しているともいえる。
せめて自分は、人を不快にさせたり悲しませる言葉を口にしたくはないと思う。

 ・・・と思いつつ、前の記事の「奴ら」は品性がないかも。反省。



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40 コメント

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軽くショックでした・・・ (なおみ)
2013-04-15 17:42:44
>んで、わたし、小児科医なので・・・。
>ふだんオトナはあまり診ませんので

何かあったら私は診ていただくつもりでいたのに・・・。
私も小児じゃなかった(がーん)。

・・・厚かましいか。


あきらさん
今日もおいしく召し上がりましたか?

今日作ったおべんとう
(私はこれらの残りがあさごはんだったりおひるだったり)

ごはん(小梅・ごま塩) 肉じゃが 豆腐入りつくね ひじき(しろえんどう・にんじん・ちくわ) おかひじきと切り昆布のポン酢和え 甘い玉子焼き プチトマト

おやつにチーバくんサブレ←いただきもの

先日ゆるきゃら八重たんと競ったチーバくん
勝ったらしいですね。

宿敵か?おそるべし千葉。
ピーナッツ風味濃厚(美味しかったです)。
返信する
あきらさん (ひまわり)
2013-04-14 00:22:57
コメント使用の件、ありがとうございます。
いつか記事にしたいと思ってます。

>「いただきます」 「どうぞ召し上がれ」

我が家は今日、知人かたおいしいタケノコごはんを頂戴しました。
あきらさんの言葉を思い出しながら、いただきました。

探そうと思えば身の周りにはたくさんあるんですよね、
ちいさな幸せ。

ありがとうございました。
返信する
りんくさん (ひまわり)
2013-04-14 00:18:11
あの・・・。
りんくさんは成人なさってますよね、多分。
んで、わたし、小児科医なので・・・。
ふだんオトナはあまり診ませんので、
ご心配なくです。(にっこり)
返信する
あきらさんが (なおみ)
2013-04-09 23:23:24
お弁当を召し上がる頃(お昼時かな)
私もきっとどこかでごはんです。

「あきらさんもおいしく召し上がれ♪」と念じますね。
返信する
言霊の幸うコメント ありがとうございます (あきら)
2013-04-09 18:49:18
ひまわり先生、タイトル通りのコメントをくださり、ほんとにありがとうございます。

>あのぅ、もしよろしければ、わたしのブログ記事にも、
伯母さまのお話の部分を転載させていただいてもいいでしょうか?
もちろん、無理にとは申しません。

お気遣いありがとうございます。なにかお役に立ちますようでしたらどうぞ。
もちろん、無理などは、していません(^‐^)


現在温め中の、ちいさな幸せは、仕事先で自分で作ったお弁当を
「いただきます」 「どうぞ召し上がれ」
と心の中でやりとりしながら食べるひと時です。とても元気になります。


>なおみさん、retohouseさん、IKAさん
ありがとうございます。

返信する
お気遣いありがとうございます(笑) (なおみ)
2013-04-09 15:40:14
>須賀川市の超特大どら焼です~。

すげ~!嬉しい!

こんなのぺろリですよ♪
って言ったら人格疑われるかしら・・・。

>私だけが机に向かわねばならんのは、ちと辛いかも(笑)。

天岩戸のようにみんなでどんちゃん騒ぎで誘惑して
でも万が一印税が入るようなことになったら
ちゃんと驕ってもらうから・・・

(IKAさんが)辛くても(私たちは)大丈夫ですよ♪
気にしないでね!
返信する
あらためて (IKA)
2013-04-08 21:14:07
連投失礼します。
前のコメントと一緒にしたくなかったんで。

>なおみさん
お誕生日おめでとう~(パチパチパチ)。
脳内プレゼントは須賀川市の超特大どら焼です~。

http://sukagawa-kankoukyoukai.jp/blog/?p=3529

食べられる?

>ひまわり先生
喜んでおじゃましま~す。
でも、みんな楽しんでいるところに、私だけが机に向かわねばならんのは、ちと辛いかも(笑)。
返信する
なんでそうなるの? (IKA)
2013-04-08 21:03:33
>りんくさん
>福島の人って陰険そのものですね。

そう見えますか。どうしてそう見えるのかはコメントを読んでもよくわかりませんが…。そこまでストレートにそう言ってくる人は初めて見ました。
まあ、ここまでストレートだと確かにりんくさんは陰険じゃないですね。

>先生をはじめとして。

「はじめとして」って事は私も入っていますね。そうですか、陰険ですか。
…ん~、確かにそうかも。心当たりはいっぱいあります。
でも、ひまわり先生をはじめとして、ここに集まる人はそんなことないと思います。

>華さんの気持ちは考えないのでしょうか。

華さんの気持ち…皆さん出来るだけ華さんのお気持ちを尊重した上で「私の気持ちも尊重してね」って言っていると思うのですが。

>怖ろしい世界で驚きました。

世の中恐ろしい事はいっぱいありますからね。なにが恐ろしいのかはよくわかりませんが。

>間違っても診てほしくないです・・・。

どこにお住まいかわかりませんが、どうぞご自由にしてください。日本はお医者さんを選ぶ事が幸いにして可能ですから。

>出ていけばいいって言い方もおかしくないですか。

「出ていけばいい」ねぇ。別に「福島から避難したい」って人を「無理矢理引き留めはしない」って言っているだけですけど。
まあ、端的には同じ様なこと言っているように見えるかもしれませんが、たぶん私の言っていることと、りんくさんが感じたことは違うと思います。

>人格疑います。

これも凄いストレートな人格攻撃ですね。



ええと、陰険ついでに…


福島から避難しろって人って陰険そのものですね。
りんくさんをはじめとして。
私の気持ちは考えないのでしょうか。
怖ろしい世界で驚きました。
間違ってもお会いしたくないです・・・。
避難すればいいって言い方もおかしくないですか。
人格疑います。
返信する
ひまわり先生 (なおみ)
2013-04-08 20:38:56
全て観ていただけばいいんですよ。
判断も読んでいらっしゃる方にゆだねて。

間違いないですから。
返信する
ひまわり先生 (なおみ)
2013-04-08 10:57:36
>bloomさんが奄美といわきに別荘買ったら・・・。うふふ♪

いくいくいくいくいくいくいくいく!!
呼ばれなくても行きます。

こちらを読んでいらっしゃる
みなさんもどうぞどうぞ(無責任)!

「被災地」ということばについて
・・・ありがとうございました。

ことばは大事にしてるけど
時にはそんなものにこだわらず
ふっとばして生きてもいいと
思ってるんです。

その時々で私は言うことが違うから
かなりいいかげんにみえるらしいですけど(笑)。

>個人的な感情としては原発さえなかったら

多くの人は(私も含め)
こういった思いでいると思うのですが

仮想敵でも作らないと
自分の思考を立ち上げられない
保てない人がいるんでしょうね。

そういう人にとっては
事故は使い勝手のいい出来事だったんでしょう。
腹立たしいことですが。


さて
ここから勝手に私の日記にします。

きのうお誕生日でした。
大事に大事にとっておいた
いい匂いの石鹸とシャンプーとリンスを
思い切って使いました!

いつもどおりの穏やかな
すごくいい日でした。

いろんな人に感謝です。
返信する
Unknown (りんく)
2013-04-08 05:14:11
福島の人って陰険そのものですね。
先生をはじめとして。
華さんの気持ちは考えないのでしょうか。
怖ろしい世界で驚きました。
間違っても診てほしくないです・・・。
出ていけばいいって言い方もおかしくないですか。
人格疑います。

返信する
被災地とか、反原発とか・・・ (ひまわり)
2013-04-07 23:59:21
>なおみさん

「神戸の時は(被災地って)いつまで言われてたの?」

何日もたってしまったのですが、
なおみさんのコメント読んだ時、一瞬言葉がつまりました。
もしうちの子ども達がもう少し小さくてこう聞かれたら、
もし外来のお子さんたちからふいに聞かれたら、
わたしならその時どう答えるかな、って、毎日考えてました。

神戸の時はどうだったのか、わたしにも思い出せません。
神戸で最も被害の大きかった地域は、今は新しいマンションなどが建ち、
かつての商店街はすっかり見違えるようだとも聞きました。
その一方で、当時のコミュニティも失われてしまったようだ、とも。
伝聞なので正確ではないかもしれません。

だけど、たぶん、お子さんはもっと違う意味で尋ねたんですよね・・・。

>遠く離れた人が
>親しい知り合いもいないような人が
>その場所を「評論」する時に
>「被災地では」とか言いそうな気がする。

>やっぱり距離を感じる言葉なのかもしれません。

もしかしたらこのようなことがあったのでしょうか・・・。
せつないですね。
子どもどうしでも、いろいろなことを考えているのでしょうね。

だからこそ、
ここで凛として生きる私たち大人の姿を見せ続けるしかないんじゃないか、
いや、心の奥底では凛として、
だけど現実にはそんなことはすっかり忘れて、
まるで何ごともなかったように、
あはは、おほほ、と笑ったりして暮らす、
そうしたら、いつか被災地って言われなくなるのかな・・・。

 ・・・・・・・・・・・・・・・

>boomboomさん
お久しぶりです。

言ってないことを批判されるのもたまりませんが、
揚げ足取りや曲げて解釈されるのも、しんどいですね・・・。
もう馴れました、と言いたいところですが、
やっぱりその瞬間は心が波立ちます。

>自分は,感情をむき出しにされると,一歩二歩ひいてしまうので,逃げずにIKAさんのように冷静に受け止めるべきなのだと思います。

そうですね。
わたしはまだまだ修行が足りません。(苦笑)
だからなおみさんやIKAさんのようにコメント書ける方はすごいな、
といつも感心してるんです。

>私も,かつてはいわゆる「反原発」でしたが,今は,それを称するのは,やめました。

おっしゃる意味、わかります。

今回の原発事故による放射線被ばく云々と、
だから原発反対というのは、
頼むからやめて欲しいと思っています。
同じように、
亡くなった方々は地震と津波の災害によるものだけだった、
放射線被ばくによる健康被害は一人もいないのだから、原発は稼働せよ、
という理論にも、違和感を感じるのです。
(boomboomさんがそう言ってるという意味ではないですよ。
 時々このような理論に出くわすことがあるので・・・)

だって・・・。
たしかに原発事故の放射線被ばくによる健康被害は起きていないけれど、
そのために、何万人もの方々が住まいや仕事や学校を失った、
そのために、家族がバラバラになった、
避難させられた方々であろうと、自主避難であろうと、
この事故によってこうむった心理的・社会的・経済的損害は、
計り知れないものがあります。

だから、個人的な感情としては原発さえなかったら、と思います。

でも、だからといって、
今各地で行われている反原発活動のありさまには、
到底賛同できません。
だって、デマをふりまいて人の心を不安にさせるだけなんですもん。

だからこの2年間、そしてこれからも、わたしにできることは、
心の持ち方は健康な暮らしに大きな影響を与えるってことも含め、
医学的な事実をお伝えし続けること、なのかなぁ、
なんて考えながら暮らしてきました。

なんかまとまりがつかなくなってしまいました。
ごめんなさい。


返信する
科学的に考えることは大事ですね (ひまわり)
2013-04-07 23:11:05
>bloomさん
アメリカに行ってらしたんですね。お帰りなさい♪
返信が遅くなってしまいましたが、もう新学期ですね。
講義の準備でお忙しいことと思います。

コメントにも書かれてましたが、福島で現在一般市民が生活している場所の放射線レベルでは、
そこが多少高めであろうと、永久的に遺伝子が修復できないレベルでは全くないんですよね。
それ以上の割合で私たちのからだの細胞は、毎日自然に遺伝子が傷ついてる訳ですから。
そして再生してる。
でも人はこれまでも、そんなことは自覚せずに普通に生活してきました。
おっしゃるように、野菜不足(偏食)やストレスや喫煙による損傷のほうが問題だなぁと思います。

そのように比較できるためには、
科学的にものごとを捉える習慣というのは、
たしかに必要だな、と思います。

わたしも今年度、ある小学校で放射線の授業を頼まれてます。
科学的なものの考え方が実は心の不安も取り除くことができる、ということを、
どうやって小学生たちに伝えようかな、と今から考えています。

 ・・・・・・・・・・・・・・・
ここからは妄想。
bloomさんが奄美といわきに別荘買ったら・・・。うふふ♪
みんなでお邪魔して、スパリゾートハワイアンに行こうかな。
個人的には、奄美の大島紬の織元見学したいな。

あ、なおみさん、うちの古民家の漫画本、好きなだけ貸し出します♪

IKAさんもぜひ、別荘滞在してエッセイ書いて文壇デビューだぁ!


返信する
亀レス気味ですが… (IKA)
2013-04-04 12:38:01
>ひまわり先生
いや~、誉めたってなんにも出ませんよ~。
出せるのは二酸化炭素と(以下自粛)。

まあ、こちらに書くことで自分の思考を整理していると言うか、「そんなん、ノートかチラシの裏にでも書いとれ」って側面もありますから。
私のほうこそ、コメント欄使わせてもらってありがとうございます、です。

>あきらさん
伯母様のお話、心にしみました。
伯母様の経験に比べたら、私の経験したこと、やっていることなんかノホホンとしたもんです。

思いが溢れすぎて、なんて言ったらいいかわかんないんですが、私も含めて多くの人達が、あきらさんや伯母様の思いを感じ取れたら、もっといい方に世の中転がるんじゃないかなぁ、なんて思います。
そりゃボランティアや支援活動もありがたいですけれど、「私は何もできない、してあげられない」って人がいたら、「そんなことないよ」って言ってあげたいですね。
自分がしっかり生きていくことで、ほんの少しでも余裕が生まれます。ほんの小さな余裕でも、多くの人達が加われば大きな力になって、いつかは辛い思いをしている人に届くんじゃないかなぁ、なんて。
目に見えるものでもないし、具体的なものでもないですが、それが「絆」ってものなのかもしれませんね。

福島をとやかく言う人もいますが、大半の人はそんなことには加担せずに自分を一所懸命生きているんだと思います。
だから私にも言わせてください。

「おかげさまで…」って。
返信する
私は感情的な人間だけど (なおみ)
2013-04-03 14:32:38
>感情的に考えたところで、DNA 変異は増えも減りもしないし、落ち込んだら免疫力が低下して癌リスクが上がりますからね。

こういう考え方はとってもcoolだと思います。
好き。

アメリカ旅行にいらしてたんですね。
おかえりなさい!
返信する
科学的にしか考えられないんですよ (bloom)
2013-04-03 12:33:04
アメリカ旅行から戻りました。
カリフォルニアの日差しが痛過ぎて、日焼け止めとサングラスを買ったものの、今でも日焼け止めが薄かったところや、上腕部(長袖だから大丈夫だと思っていたらある程度透過していたようです)が今でも赤くヒリヒリします。
「肌は間違いなく老化したし、皮膚がんのリスクは上がったかも」と少し憂鬱です。

自分のブログでも他のブログでも時々解説していますが、紫外線と放射線は浸透する深さや遮蔽の方法が異なるものの、どちらも DNA 損傷を起こすんですよ(紫外線は DNA 内の架橋、放射線は切断)。どちらもほとんどが修復されますが、ごく稀に損傷が残って細胞が変異します。

皮が剥けるほどの日焼けは、紫外線で細胞が死んでいる訳ですが、これが放射線で起きたら皆さんパニックでしょうね。
でも白人にとっては紫外線も皮膚がんのリスクになることが疫学的に示されていて(紫外線を遮るメラニンが少ないから)、オーストラリアでは「幼児は日焼け止め無しに外出させてはいけない」というキャンペーンをしているんですよね。

黄色人種について私は十分な情報を持っていないのですが(授業のために調べる予定)、日常の紫外線レベルでは白人ほど皮膚がんの発生率には影響が出ないんじゃないかな。
でも皮膚の老化は確実なので、浴びない方が良いとは思います。

それに放射線を嫌う人の「一日細胞あたり10カ所起きる DNA 二本鎖切断が、福島なら 10.1 個になるかも知れないから住むのは嫌だ」という考え方なら(実際は 10.001 個くらいだし、野菜不足や喫煙の方がずっと数値に影響があります)、日光を避けて生活すべきですね。

そのような訳で科学的には福島で増えた放射線量より私がカリフォルニアで浴びた紫外線の方が癌リスクを有為に増加させたと私は考えています(そう書いて自分で少し憂鬱に・・)。

でも変異した細胞は免疫機構で排除されるので、ストレスを溜めず健康的な生活をすれば良いとも思っています。

ブログでは何でも科学的に割り切り過ぎる、もっと不安を感じる人に寄り添って・・などと言われる時もありますが、私にとって科学は今自分に起きていることを正しく把握し、次に取るべき対応を考える手段なのですよ。
感情的に考えたところで、DNA 変異は増えも減りもしないし、落ち込んだら免疫力が低下して癌リスクが上がりますからね。

華さんみたいなタイプは、医者や科学者に騙されたと思った経験があって(どちらが科学的に正しかったのかは分からないけど)、次は騙されないぞ~と思う余りに詐欺師にやられちゃうタイプなんでしょうね。

悪い言霊が悪い環境を呼んでいる方は自分が被害者になっている方が居心地が良いようで、色々と解説したところで伝わらないとは思うのですが、日頃から科学的思考力を身につけていれば緊急時に騙されにくくなるかな・・と思って授業を続けています。

でも私は何十億円もらったら、移住しても良いかも。私は土地に対する愛着が薄いんですよね・・
そして奄美とハワイアンズの近くに別荘を買い、家族でハワイアンズの年パスを買い、いわきでおいしい魚を食べます。
返信する
それは聞き捨てなりませんな (なおみ)
2013-04-03 10:26:14
ひまわり先生
>古民家には漫画コーナーもあるんです。

子どもの頃・お友達の家に遊びに行って
そこのおうちに
漫画好きのお兄さん・お姉さんがいたらサイコーでした。

読んだことのない漫画に埋もれて
お友達と遊ぶのそっちのけで(すまなかった・・・)
他所のおうちのにおいの中で読みふける。

貸してとはお願いできなくて
帰る時間が来るのが惜しくて。

あの・・・寝袋持参で伺いますので
その節はどうぞお構いなく♪
返信する
Re:新年度-新しい始まりのとき (ひまわり)
2013-04-03 02:41:02
あきらさん

初めまして。コメントありがとうございました。
あきらさんの思い、叔母さまのこと、厳粛な気持ちで拝読いたしました。

>『何か人の力になりたいと思うならば、手を貸そうと動くのも一つの方法だけれども、
>自分自身が信念を持って足元しっかり生きていることそのものが、
>周りの人に何か力を与えることにつながる。』

このようなお気持ちでこの2年間をお過ごし下さったこと、
ただただ、感謝の念にたえません。

伯母さまの大切なお話も、しかと受け止めました。
このことは、わたしだけではなく、これを読んだ多くの方々にも、
これから生きるための勇気を与えて下さったと思います。

あのぅ、もしよろしければ、わたしのブログ記事にも、
伯母さまのお話の部分を転載させていただいてもいいでしょうか?
もちろん、無理にとは申しません。

あきらさんも、どうぞお身体お大事になさってくださいね。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
本当に、ありがとうございました。
返信する
Unknown (ひまわり)
2013-04-03 02:24:09
>IKAさん

いつも示唆に富んだ含蓄のあるコメントをありがとうございます。
IKAさんて、エッセイストになれそう。まじで。
なんか、哲学者みたいですね。

医療界でのことも、ほぼおっしゃるとおりです。
わたしや他の方々が言っていることも(あ、デマじゃなくまともな情報のほうね)、
これ全て、自分が勝手に自己の見解を述べているのではなくて、
信頼に足るデータや論文をもとにお伝えしてるだけでして。
日常診療でも、情報交換は常に行っています。
皆さんあまり御存知ないかもしれないのですが、
仲間内のネットワークって必要不可欠なんです。
他の科はどうなのかあまりわかりませんが、
小児科・産科については、福島県内の医師どうしのネットワークは強いですよぉ。
まぁ、某県ではオニギリ先生みないた人もいますけどね。
個人的には、あの方が地元医師会ではどのようなお立場なのかは興味ありますね~。

宝くじは、1回だけ買ったことがあります。
でも、宝くじ買うなら、やっぱりそのお金でグリムのパン買った方がいいな、
と思うわたしでした。
現世界のしあわせと妄想のしあわせを、行ったり来たりしてます♪

>なおみさん

脳内田舎暮らしにお付き合いくださり、ありがとうございます。
で、お菓子についでに生クリームもあったらいいな。
うちのブレンダー、調子悪いんで。
美味しいコーヒー淹れてお待ちしてます♪

そうそう、脳内ついでに。
古民家には漫画コーナーもあるんです。
もちろんわたしの趣味で集めたコミックスばかり。
山岸涼子氏のもありますよ。(うふふ。パエトーンもね)
あとは、くらもちふさことか、吉田秋生とか。
ほかには、
のだめかんたーびれ、ブラックジャック、火の鳥シリーズ、
黄昏流星群、人間交差点、三丁目の夕日、鎌倉物語、ゴルゴ13(これは夫の趣味)、etc.
漫画読み放題なのじゃぁ!
あ、ベルばらはなかったなぁ。


あきらさんのおばさまのお話を読んで・・・。

 >自分の弱さに負けるわけにはいかないと
 >覚悟をして生きています。

 >歯を食いしばって
 >誰かと争いながらではなく

 >できたら鼻歌を歌いながら
 >涼しい顔で

ほんとに、そうですね。
このほうが、かっこいい。ハンサムウーマンだね。
返信する
感謝 (retohouse)
2013-04-02 21:54:26
あきらさんへひとことお礼を申し上げたく。
大切なお話を読ませていただき心より感謝申し上げます。


返信する
たからもの (なおみ)
2013-04-02 21:27:45
IKAさん
すっごくいいお話、ありがとうございました(ぺこり)。


ひまわり先生
いいぞ!
その調子で楽しい妄想を膨らませるのだ(笑)!

なんて幸せそうな風景でしょう。
みんなでわいわい集まって。
美味しいものと音楽と。

私もたまに街中のお菓子もって
遊びに行きますよ♪


そしてなにより
あきらさん

はじめまして。

>震災の数ヶ月前、私自身にとってショックな出来事があり、それ以降体調バランスを崩していました。

今はおかげんいかがですか。
どうか大事になさってください。

伯母様のお話
ありがとうございました。

とても大切に覚えておきたいと思いました。

今起きていることは
誰も経験したことのないことかもしれませんが
多くの普遍を孕んでいる・つながっていると思うんです。

ですから
そういった思いをした人たちのためにも
(こういった言い方、驕っていて嫌いなんですが)

自分の弱さに負けるわけにはいかないと
覚悟をして生きています。

歯を食いしばって
誰かと争いながらではなく

できたら鼻歌を歌いながら
涼しい顔で

そのほうがかっこいいからです。


あきらさん
ありがとう。

きてくださってすっごく嬉しかったです。
返信する
新年度-新しい始まりのとき (あきら)
2013-04-02 14:42:06
はじめまして。
2年前に偶然訪問しましてから、折に触れ拝見しております。
長くなり申し訳ありませんが、失礼してお邪魔させてください。

震災の数ヶ月前、私自身にとってショックな出来事があり、それ以降体調バランスを崩していました。

私は関東地方に住んでおりますので、おかげさまで震災被害には遭いませんでした。
震災では、被災なさった方々が、さまざまな人の温かい想いや手に支えられ、生き抜いていく勇気を授かってゆかれる『時の流れ』の中で、

部外者の私にも何か力を分けてもらうような、そんなありがたい気持ちがありました。
反面、体力を落としている身としては、誰の役にも立てない当時の自分が、情けなくもありました。


大きな流れの中で、『何か人の力になりたいと思うならば、手を貸そうと動くのも一つの方法だけれども、自分自身が信念を持って足元しっかり生きていることそのものが、周りの人に何か力を与えることにつながる。』

短くいうならばそんなようなことを、ひまわり先生のような足元しっかり生きていらっしゃる方に、大きく励まされた想いでいます。
ありがとうございます。
きょうは、私の伯母に起きた話をさせていただけないでしょうか…



私の伯母は、原爆爆心地にあった『兵器工場』で被爆し、唯一一人だけ生き残りました。

身体は驚くほどの回復力で甦り、気丈に今も、80数年を元気に生きています。

一方で、『同級生の中でひとり生き残ってしまったことへの罪悪感』にも苦しみぬいて生きてきました。


10代から20代にかけて定期的に、身体について細やかな健康調査が追ってきて、

そのことで、生きていることの証が求められているような気がして、『負けないぞ』というような責任感もわいたのだといっていました。

また、原爆症として亡くなっていくかたがたが、その後伯母の勤めることになった病院に次々と運ばれたのを目の当たりにしており、献体として放射線被ばくデータの一つ一つになっていったことにも、心を痛めながら時を過ごしました。

「私は、最悪の状態で生きることを与えられたひとりとして、真っ当に生きてやる」

と、長い時間をかけながらですが不安だからこそ、健康に留意し、小さな平安を積み重ね生きてきたのだそうです。まわりのひとに対してのたくさんの感謝とともに
「おかげさまで…」と


震災・原発事故と続いた出来事は、最悪の状況にあっても、支えあった人々の存在があり、そのときの叡智を、医療関係者・科学者の力添えを受け、時間をかけて生き抜いてきた伯母の話を、まざまざと想い起こされます。

この2年にわたり、私もまるで現在進行形で見せてもらっているような感覚でいます。


安全神話に惑わされるなと嘯いているかのかたがたの言動には、私の伯母の周辺・心で起きたことについて、後ろ足で砂をかけられているようにさえ感じることがあります。

「本当に怖いのは、原爆ではなかった。ほんとうに怖いのは、ひとの目ひとの口」

そう伯母が、数十年にわたり少しづつ私に話してくれていたことは、こういうことだったのかと…



「自分では、話せないよ。信頼する姪のあなたがどこかで話してね。」

と伯母が申しております。


信頼する、ひまわり先生の下に、お話させてくだされば大変に幸いです。

この数年の現在に至る私自身の不調の転換点にもなりました。

ひまわり先生、このブログに発言なさるかたがた、ありがとうございます。

返信する
たぶん (IKA)
2013-04-02 12:52:15
「福島から避難してください」って人達は「福島の人達は本当は皆避難したがっている」って思い込んでいるんじゃないかと思うんですよ。
だから「避難しないのは何かしら事情があるに違いない」→「騙されている」「しがらみがある」「経済的理由」「情報弱者(福島のインターネット普及率が3割程度、なんて言っている人がいました。福島には携帯もスマホも存在しないようです…笑)」なんて理由をつけてしまうんじゃないかなぁ、と。

なんでそんな短絡的な思い込みをするのかですが、人間のバランス感覚って相対的な目標物で修正するもので(逆に言えば、目をつぶったり、吹雪によるホワイトアウト等に巻き込まれると方向感覚を失うようなものですかね)、心理的にも同じなんじゃないかなぁ、って思います。
「大人」は社会内の人間関係等で自己の相対化をして、セルフイメージとの統一化をしていくものですが、思春期~青年期にその「統一化」が十分でなかったり、現時点で相対的な目標物(心理的にはバランスのよい社会的人間関係かな)を失ってしまってるような気がします。
自我って、常に現実のなかで情報や知識を取り入れて、無意識に修正を加えていると思うんですよ。じゃないと肥大化して暴走してしまうもの…のような気がします。(少なくとも私はそう思います)
ちょうど、吹雪の雪原や真っ暗闇のなかで道に迷うように。



>華さん
のコメント
>私は最初の医師達の自分本位の安全神話に 騙され後悔しています。

って部分を見ると、これは端的に「医療」や「科学」に対する不信を表しているんだと思います。特に「自分本位の」ってところに誤解と言うか、知識の不足を感じます。

例えば医療の世界では(すいません、お医者さんのブログでこんなこと書くのは僭越この上ないんですが…間違えていたら訂正願います)、「医師個人の思いと独断で治療方針がたてられている」って思われてるように見えますが、その判断は基本的に「それまで…個人だけではなく、医療の世界で長年にわたって得られた多くの知識、知見によるもの」ですし、大病院では担当医を中心に複数の医師が話し合って治療方針を決めたりします。若いドクターなら、より経験豊富なベテランドクターに意見を仰ぐ事もあるでしょう(じゃなきゃコワイです)。
個人病院においても他の医師の意見を仰ぐ事はあるようですし(ひまわり先生のブログでもそういった光景が描写されていたと思います)、主治医の専門を越えるものは「紹介状」でより適切な治療を受けられるようにしてくれます。
普通の業界では信じられないくらいの同業による情報交換が活発なお仕事なんだと思います。
もちろん、患者自身も加わって治療方針は決められるはずですよ。

そんな世界で「自分本位の安全神話」が成立するのはかなり難しいと思うんですが。(ただねぇ、某オニギリ医者がいたりするんで、絶対にない、って断言はできないんですが…あの人、他のお医者さんに意見を仰ぐ事なんてあるのかなぁ)

科学の世界も同様。「多くの科学者に支持されている説」って、世界中の同業者による査読や検証や、それこそダーウィンもビックリの淘汰を経ていますから、組織的陰謀が入り込むのは相当に難しいんだと思います。

「理解できないことを信用する」って、多くの「福島は危険」って人も「福島は住み続けられる」って人も同じようにやっていることですが、こういったバックグラウンドを知る事で「こっちは信用してもいいかな」くらいは言えるようになると思います。



ところで
>ひまわり先生
>もしわたしが何十億もの大金持ちだったら・・・。

宝くじを買う人は「夢を買っている」「当たったらどうするか考えるのが楽しい」ってよく言いますが、ひまわり先生は宝くじを買わなくても済むタイプみたいですね(笑…実は私もそうです)。
返信する
Re:なんなんでしょうね? (ひまわり)
2013-04-02 00:49:38
IKAさん

2年たってもこれですものねぇ・・・。
どこで暮らしていてもいいと思ってるんですけどね、これはほんとに。
でも、医学的に問題はないと言うことに対して、
それはウソだとか、足を引っ張るなということは、
もういいかげん止めて欲しいです・・・。
だけど、まだまだ続くんだろうなぁ、これ・・・。

ネコさんとこのブログコメでもちょっと話題になってましたが、
放射線のせいで免疫が低下してアレルギーが増えるなんてことは、
医学の常識でいえば噴飯ものでして。
だって、アレルギー反応というのは、ある意味、免疫の過剰反応ですから。
まぁ、免疫が低下して一番増えるのは感染症ですけど、
この2年間で、福島県だけが突出して感染症が増えた事実はないですしね。
それは厚労省HPの中の全国の感染症情報というデータでも明らかなんですけどね。
まぁ、どうでも福島県民に健康被害が起きてもらわないと困る方々は、
これさえも、国がデータを捏造してる、って言うのでしょうねぇ。


ところで、
もしわたしが何十億もの大金持ちだったら・・・。

ダムに沈んだ故郷の、ダム湖のほとりの山を買って、温泉掘って、
 (きっと出ると思うんですよ、温泉!)
昔住んでた家とまったく同じ作りの古民家を再現して(もちろん温泉付き♪)、
一部に診療スペース作って、
ボランティアで地域の方々の健診だけやって、
時々おこぼれに野菜とか山菜とかキノコとかリンゴとか桃とかもらって
 (図々しいか・・てへ)
空いた時間は毎日山と空を眺めて暮らしたいなぁ・・・。

あ、ニワトリも飼って産みたて卵食べるのもいいなぁ。

あ、ジャズライブとかやるのもいいなぁ。古民家ライブ♪
その時はやぁどさん呼ぼう。ギャラは貰い物のお野菜で。

だんだん妄想が膨らんできた。

なおみさん、その時は声かけるから、みんな集めてね♪

返信する
なんなんでしょうね? (IKA)
2013-04-01 22:42:55
一般論です。

う~ん、ネットで見かける「福島から避難してください」な人達って、「放射能のリスクと避難のリスクを比較して、福島に住める」って判断した人達を「避難した人を批判している」とか「無理矢理福島に引き留めようとしている」人達って思い込んじゃうんでしょうね。
ひまわり先生のブログもネコさんとこも、「避難するな」なんて一言も言っていないのに。

さもなきゃ、「経済的理由で我慢を強いられている」とか「田舎は人間関係のしがらみが多いから」とかってのもあるな。
まあ、そんな例はゼロとは言いませんが。(不安でしょうがないけど、経済的理由および家族内での事情で福島に住まざるを得ない人はいるでしょうね)
でも皆じゃない。きちんと学び、自分の判断で「住み続ける」って人も大勢いるんですけどね。

まあ、思ったより福島を出ていく人が少なくて、何かしら理由と言うか「犯人」が必要なんでしょうか。
じゃないと「自分の主張が間違っている」事になっちゃうから…かなぁ。

>華さん
借金が無くて何十億円も財産があっても、「出ていく必要がない」と思った人はそうするでしょう。逆に知り合いで「貯金もロクな仕事もない人が、放射能のせいかどうかわからないけど、支援制度を利用して避難し、生活再建のにつとめている」ってちょっとチャッカリ気味な例なら知っています。
別に引き留めも批判もしませんでしたよ。「頑張って、しっかりと生活続けていってね」って思うだけです。

つまり避難するって、人それぞれ。お金の有る無しだけじゃないんですよね。個人の自由。「出ていきたい人を引き留める」事も「住みたい人に、ここに住むな」ってのも本質的には同じ行為だと思いますよ。
ひまわり先生もここに来る人達も、それはよくわかっていると思います。
ただ、個人の判断を尊重する上で、「きちんとした情報をもって判断したか」は「気になる」ところですね。

華さんもそうなんでしょうが、「道路を横断したいなら交通ルールは学んでおこう」って事に近いのかも。信号の見方を知らない人には教えてあげるのが親切ですよね。
ただ、「赤で渡れ」って教えるか「青で渡れ」って教えるかの違いで。
福島が危険(かも)って人から私たちを見たら、「あいつら赤で渡れ、って教えてる」ように見えるんでしょうね。いや、「赤信号なのに無理矢理手を引っ張って一緒に渡ってる」って思っているのかな。

でもですね、「信号って、渡る方は青なら、渡らない方は赤になる。あなたの見ている信号は渡ろうと思う方向ですか?」ってこともあり得ます。逆の方みて渡ったらかえって危険ですからね。
私は一歩下がって、自分が何処へ行きたいか、見ている方向は間違っていないか、キチンと確認しておきたいと思っています。



なんて、わかりにくい、かつ偉そうなこと言ってしまいました。
申し訳ありません。
偉そうなこといっておきながら、何十億円「貰える」なら福島から引っ越ししてもいいかな~、なんて思っちゃいました。(あ、もとから持っていたら引っ越しなんかしないですよ。あくまでも「貰えるなら」です…笑)


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なおみさん (ひまわり)
2013-04-01 02:03:35
わたしは昨日(30日)久しぶりに美容院に行き、
今日は曇り空で寒くてつまんない! と思ったので、
これまた珍しく、特別どこかに出かける訳じゃないのに、
メイクなんかしちゃいました♪
(いつもはスッピンなんですけど)
夕方犬の散歩に出かけてた時、寒かったけど、
日が長くなったな~、って感じて、ちょっと嬉しくなりました。
そこそこ、しあわせな一日を過ごしました。

>「何十億円あってもここに住むぞ~うはははは」

うはははは!
並んで座っていたお方に、どうぞよろしくお伝えくださいませ♪

お誕生日、しっかり脳内で祝福いたします♪

わたしも、なおみさんに出会えてよかったです。





返信する
続いてしまうんですけど・・・ごめんなさい (なおみ)
2013-03-31 21:08:43
珈琲に生クリームをたっぷり入れて
(ハッシュドビーフを作ったから残ってたのです。
いつもはふくちゃん牛乳をどぼどぼ入れて)
胡桃がぎっちりのったマーロウのケーキを切って
コタツに入って「八重の桜」を観てきました。

「ひまわり先生のところに
・・・こんなこと書き込んでる人がいるんだよ」
と並んで座ってる人に話したら

「何十億円あってもここに住むぞ~うはははは」
と高らかに宣言していました。

私も
「うはははは。そう言ってやればよかったか~」
と笑いました。

八重さんの嫁入りの場面など二人して観ながら
しばらくして

「人間性がどうとか
そういうことを攻撃して来るようになったのは
もう理屈では敵わないからなんだよね。

こうでしょ・ああでしょと説明してくれる相手に
『ばーかばーか!オマエのカーちゃんでべそー!』
なんてことしか言えなくなってるのです。

相手にしないことですよ」

と静かに言われました。


ひまわり先生
私は先生のおっしゃることを
私なりに理解できたし

何の後悔もしてないし

先生の人間性も(勝気上等です)
大好きですよ。

もうすぐ私、誕生日なんです。
脳内で一緒に祝ってください。

福島で先生に逢えてよかったです。
返信する
華という人が (なおみ)
2013-03-31 20:06:42
何を言いたいのかさっぱりわかりませんでした。

ひまわり先生!!
えっとえっと・・・・・

今日も普通の日でした。
小さな悩みはありますが
そこそこ幸せでもありました。

じゃあまた♪
返信する
華さんへ (ひまわり)
2013-03-31 16:27:53
華さん、初めまして。
(以前に同じハンドルネームの方がおられましたが、別人ですか?)

えっと・・・、ここで何を主張なさりたいのでしょうか?

わたしは、避難したい人はすればいい、それで心が平穏になる方はその方がいい、
とずっと言ってきています。
きちんと過去記事も読んでいただけているのでしょうか?

ただし、今回の原発事故による放射線被ばくで福島の子ども達への健康被害の懸念はかなり低い、
これも、ずっと変わらずお伝えしてきました。
そして、これまでの県内で行われた健康調査でそれを裏付ける結果が出ています。
医学的に大丈夫であるという事実をそのままお伝えすることの、なにが問題なのでしょうか?
間違っているとは思いませんが。

それでもここで暮らすことが不安でたまらない方は、
心の平穏を保つために他所で暮らせばいいのだと思います。
このように、ずっとお伝えしてきています。

また、お金さえあれば県外で暮らしたいと皆が考えている訳でもないと思います。
そのようなおっしゃり方は、
この2年間、この福島で必死に情報をあつめ、自分達でここで暮らそうと判断し、
前向きに今も生活している多くの県民に対して失礼な言葉だと思いますが・・・。

また、以下の文ですが、

 >私は最初の医師達の自分本位の安全神話に騙され後悔しています。

これも事実を申し上げます。
「最初の医師達」は「自分本位」で「安全神話」をおっしゃていたのではなく、
極めてまっとうな情報を提供して下さいました。
そして、その方々は決して自分本位ではありません。

さらに、華さんのおっしゃる逆もあるかも知れませんよね。
最初の「専門家と称する」方々の誤った情報を信じた結果、
本当はここで暮らそうを思っていたのに、危ないと思って避難した、
なんだ、大丈夫だったんじゃない、この2年間は何だったの?
騙された、・・・と。
現実に、そういうお話をして下さった方もおられます。
でもその方に私は、
避難して暮らしたことは決して無駄ではなかったのだから、
これからを楽しく暮らせばいいのではないですか?
と本心から申し上げました。

私をかなり勝ち気だとおっしゃいましたが、
はい。勝ち気結構。そのとおりです。
勝ち気じゃなければこの仕事はやってられません。(^_^;)
いえ、どんな仕事でも、主婦でも妻でも姑でも何でも、
ある程度の精神力がなければ、赤の他人と関わって生きることはできませんよね。

ストレスだってありますよ。
むしろ、何のストレスもなく日々を送る方々の方が少ないのではないでしょうか。
イヤなことや悔しいことや悲しいことや、思い通りにならないことの方が、
人生は多いのではないかと思います。
それをストレスというのでしょうが、
だからこそ、ちょっとした小さな嬉しいこと、
例えば、庭の梅の花が咲いた、とか、
欲しかったけど高くて買うのやめてた服を半額セールで買ったとか、
今日のカレーの味付けは我ながら上出来、とか、
毎日忙しいパパが今日は早く帰って来た、とか、
子どもが初めて寝返りしたとか、初めてつかまり立ちしたとか、
そういう小さな幸せがあるから、人は生きていけるのではないでしょうか。

私の文章が、自分を正当化させたいように映るということでしたが、
華さん、私には、むしろあなたのコメントが、
不安だ、避難したい、
でも、できないのは私のようなブログ記事を書く医師がいるからだ、という、
本当は自分自身の問題なのに、それを正当化させたいためのように感じます。

このような私の表現が、人間性に問題があるとおっしゃるのであれば、
華さん、あなたのコメントはどうなのでしょう?

私にだって、親も子もいる、
つねられたら痛いし、撫でられたら嬉しい、悲しければ涙が出る、
あたなと同じ血の通った人間なんですよ・・・。




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はじめまして ()
2013-03-31 08:06:04
初コメします。
私は避難したいと思っている人には避難してほしいと
素直に思います。
それぞれ事情がある事なので避難したほうがいいと
正義を言われる事でのストレスはわかります。
でもどうなのだろう。
もし借金がなくてお金が数十億あったら皆避難して
ませんか。
誰だって放射能でどうなるのかわからないような
土地より放射能の事なんて全く考えなくて良い土地
のほうが良いに決まってます。
自分は気にしていないと言っても報道や廻りの
状況がそうさせていないのが福島。
避難すると全く忘れて生活出来ます。
ですから中にはどうしようか迷っている時に
安全だとか大丈夫との言葉を指導者と言う職業の
人が言ってしまうのは違うと思います。
避難したほうが良いとの正義をふりまかれた
ほうが余程わかりやすく素直に避難しようとか
数年後には他県で暮らしたほうが良いとか
考えるものです。
何も皆が皆雁字搦めで福島から出られない
人ばかりではないので自分と較べないてほしいです。
先生は治療の意味では優秀なのかも知れませんが
人間性に問題があると正直思います。
かなり勝気で自分を正当化させたい事が
文面に表れていてストレスもあるように感じます。
逃げたい人や不安な人には大丈夫ではなく
逃げられる道を選ぶように導く事も大切です。
私は最初の医師達の自分本位の安全神話に
騙され後悔しています。
私の友人も最近になり気付き避難を考えた
人は多いです。

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Unknown (boomboom)
2013-03-18 01:03:38
  いつも読んでいるのですが,コメントは,少し控えていました。

  この糸井氏のメソッドは,なかなか良いところをついている,と,ネコさんのブログで感じておりました。

それと,IKAさんの
>私なりのメソッド加えるなら
>「私は、言ってもいないことを批判する人を信用しま>せん」
>「良心的、当たり前の気持ちなどを盾にする人を信>用しません」

も,なるほど,と思います。

言ってもいないことを批判されたら,たまらないものですが,往々にして,ありますね。

自分は,感情をむき出しにされると,一歩二歩ひいてしまうので,逃げずにIKAさんのように冷静に受け止めるべきなのだと思います。

私も,かつてはいわゆる「反原発」でしたが,今は,それを称するのは,やめました。

今騒がれている「原発やめろ」と「放射線こわい」(いまだに騒いでいるんですが,それに最近はPM2.5が怖いと沖縄あたりに避難した人達が不安がっているとか)などという人達の底に,悪意または,なにかしら「悲劇のヒロインまたはヒーローになりたい」「気の毒な人と寄り添う自分は素晴らしい」というような気持ちを,なんとなく,本能的に感じるからでしょうか。

そんな悪意は,ここのブログにはふさわしくないです。ひまわり先生の言葉は,あたたかくて,おもいやりがあって,クールですから。
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いつまで被災地っていわれるのかな・・・ (なおみ)
2013-03-15 16:41:19
神戸の時はいつまで言われてたの?
と子どもに聞かれました。

なんか・・・思うことあったんだろうなと思って
真剣に思い出そうとしたんだけど
いつまでその言葉で神戸を呼んでいたかを
思い出すことはできませんでした。

地震があったことがわからなくなるくらい
街が整ってきたら
言われなくなるのかなあ・・・。

忘れて欲しくはないけれど
時間が止まっているのも嫌。

この場合言霊はどのように作用するのか???

そこに住んでる人は
自分のいる場所を被災地なんて言わない

遠く離れた人が
親しい知り合いもいないような人が
その場所を「評論」する時に
「被災地では」とか言いそうな気がする。

やっぱり距離を感じる言葉なのかもしれません。
返信する
IKAさん (ひまわり)
2013-03-13 01:33:33
わたしが申し上げたかったことを、
詳しくご説明いただき、ありがとうございました。

糸井氏の言葉の、
 >何処に「無理が」あって、何処が「自己正当化」なのか

これ、わたしも知りたいところですね。具体的に。

>「私は、言ってもいないことを批判する人を信用しません」
>「良心的、当たり前の気持ちなどを盾にする人を信用しません」

御意。

>「デマ、ウソ」を批判すると、言ってもいない「反原発批判」って受けとる人が多い

ほんとに、今回の記事がどうして反原発批判ってことになるのか、理解に苦しみます。
わたしは「心のあり方」について書いたつもりなんですけどね。(苦笑)

それに、指摘された漫画は25年も前のものだし。
当の作者が今の事態をどう考えてらっしゃるかなんてわからないのに。

あの漫画にはね、「広瀬某」の本も登場するんですよ、たしか。
で、当時わたしも、読みました。その某の本。(立ち読みですが)
だってその当時、わたしは乳飲み子の母でしたから。
そりゃあ、関心はありましたよ。
なるほど、って思った記憶がある。
でも、あんまりおどろおどろしくて、いい気持ちはしませんでした。

で、今回の事故を受けて、また著作を出したんですね。彼は。
今回も立ち読みでしたけど、いざ当事者として読むと、
なんだか違うな、というのが第一印象でした。
事故当時はメディアの露出も多かったですね。
「このままじゃ、死にますよ」とか言ってましたね。
こんなこと平気で言えるヤツは信用できない、と思いました。

やっぱり糸井メソッドですね。





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ヨコですが (IKA)
2013-03-12 23:42:37
>パエトーンさん
>この国において良心的な作家、アーティストは 大体において反原発を訴えておられます。

…私はあなたの言う「良心的」な人間が無神経で、あまつさえ福島に住む人を踏みにじってきた事も少なからずあるように思いますけど。

と言いますか、ここのブログ(とこのエントリ)は「原発の是非」を問うものではないと思うのですが。
何が言いたいのでしょう?(確か、ひまわり先生は「原発は無いに越したことはない」みたいな事をおっしゃっていたと思うんですが…)

ええと、こういうのは…トンチンカン、でいいのかな。

>難しい理屈や、もっともらしいレトリック以前に 反原発は人として当たり前の気持ちだと思います。

原発は難しい理屈で動いています。まあ、それを全て理解する必要はないでしょうけど、「気持ち」と「理屈」(科学性とか合理性とでも言い変えた方が良いかもですが)どちらで考えるべきか、と問われるとどうでしょう?多くの人の生活がかかっている問題でもありますし、「気持ち」って百人百様ですから、ある程度「理屈(合理性)」で判断した方が話はまとまりやすくないですか?
って言いますか、「 反原発は人として当たり前の気持ちだと思います」って、反原発じゃない人は「当たり前」ではないと言いたいんですかね。
原発推進とか容認とか言っちゃうと、「人でなし」って事?

ってか、再度言いますが、このブログとエントリは「原発の是非」を問題にしていませんよ。

>糸井氏のことばはいかにも今時の文化人らしい 無理がありすぎの自己正当化ですね

まあ、どんな感想をお持ちになっても自由だとは思いますが、何処に「無理が」あって、何処が「自己正当化」なのかご指摘していただけませんか?私は何処が該当するのかよくわかりませんでしたので。

ってか、パエトーンさんのコメントは「いかにも今時の自称反原発らしい 無理がありすぎの自己正当化ですね」

厳しい事言いますけど、主語や一部の言葉を入れ換えるだけでブーメランできる批判って、批判になってませんよ。どちらかと言うと誹謗中傷に近いですね。

もっとこのブログを読み込んで(くどいですが、原発の是非を問題にしていませんからね)、具体的に、かつ論理的に話をするようにした方がいいですね。
現状では全く説得力がありません。



>ひまわり先生
私も原発事故以後、この「糸井メソッド」を知り、かなり救われた記憶があります。

私なりのメソッド加えるなら
「私は、言ってもいないことを批判する人を信用しません」
「良心的、当たり前の気持ちなどを盾にする人を信用しません」
って感じですか(笑)。



それにしても「デマ、ウソ」を批判すると、言ってもいない「反原発批判」って受けとる人が多いんですかね。
それって「デマ、ウソ=反原発」って認識を自分達で認めちゃってるって事になるんですけどね(笑)。
返信する
NONさん (ひまわり)
2013-03-12 23:38:18
コメントありがとうございました。
わたしの、なおみさんへの返信コメントで用いた「次のコメント」は、
なおみさんの次のコメント、という意味で、
パエトーンさんのコメントを指したものでした。

送信のタイミングが悪くて、
NONさんのコメントみたいな印象になってしまい、申し訳ございません。

 >反原発を声高に訴える方々って、何故か今の福島を危険だと煽ることと抱き合わせでないと気が済まない

そうなんです。
これがとても困っていることなんです。

 >私のように、今の福島はそれほど危険ではない。
 >でも原発は犠牲が大きすぎる。
 >と考えている人間もいます。

ありがとうございます。



返信する
原発の是非と放射線問題は別 (ひまわり)
2013-03-12 23:25:43
パエトーンさん

わたしに山岸凉子氏の漫画の○○を知ってるか?
とご質問とは・・・。(苦笑)

はい。もちろん、知ってますとも。
チェルノブイリの原発事故が起きた後に書かれたものですよね。
ギリシャ神話にからめて書かれてます。

それと今回の「言霊」という漫画がどうつながるのでしょうか?
山岸涼子氏が反原発思想をお持ちだとして、だから何ですか?
そういう作家の作品をブログで紹介することはおかしいとでも?
作品は作品でしょう。

何度かブログ記事にもあちこちのコメントにも書いたつもりですが、
「原子力発電の是非」と
「今回の福島原発事故による放射線被ばくの影響」とは、
同じ土俵で論じて欲しくはありません。

わたしは個人的には原発なんて金輪際いらないと思ってますが、
だからといって、
「福島で放射線被ばくによる一般市民への健康影響が出る」
という理屈は間違いです。

また、原発はいらないと思っているわたしですが、
いますぐなくすことが現実的ではないことは十分理解していますし、
反原発活動に加わる気持ちは「これっぽちも」ありません。
まして、反原発活動のために福島の子ども達をダシにすることは、
許せない思いでおります。

あなたのおっしゃることは論理のすり替えです。
返信する
反原発 (Non)
2013-03-12 23:15:15
バエトーンさん
>反原発は人として当たり前の気持ちだと思います。
おっしゃるとおりです。

放射性廃棄物の処理も出来ない、ひとたび事故を起こせば、廃炉にするだけでも40年もかかる、ふるさとで暮らせない人も出てくる等、犠牲は大きすぎますね。
一刻も早く、原子力発電に頼らない代替エネルギーを実用化して欲しいと願っています。

でもそのことと、
>ここで暮らしているわたしたちが、聞いて不快・不安になる情報は、
>あれ? なにかおかしいんじゃないか? そう思って下さい。
>そして、ほかの情報もいろいろ調べて、冷静に判断するのがいいと思います。
と言うことはなにも矛盾しないと思います。
ひまわり先生も、決して原発推進なんてどこでもおっしゃってはいないと思いますよ。

反原発を声高に訴える方々って、何故か今の福島を危険だと煽ることと抱き合わせでないと気が済まないように思うのは私の考え過ぎでしょうか?

私のように、今の福島はそれほど危険ではない。
でも原発は犠牲が大きすぎる。
と考えている人間もいます。
返信する
種を播く (ひまわり)
2013-03-12 23:09:04
なおみさん

誰かがが何気に発したつもりの言葉でも、
その言葉に助けられたこと、ってありませんか?
わたしはたくさんあるんです。

なおみさんの言葉も、きっと多くの人たちの心に
「しあわせになる種」を撒いてると思います。
わたしも撒いてもらったひとり。

大丈夫。

わたしも、いつも自分自身にも言い聞かせてます。

(次の方のコメントは、糸井氏の理論でいえばスルーに限りますね。苦笑)



返信する
Unknown (パエトーン)
2013-03-12 22:05:30
ちなみに山岸さんは随分前にパエトーンという
反原発を訴える作品を書いておられますが
ご存じですか?
この国において良心的な作家、アーティストは
大体において反原発を訴えておられます。

難しい理屈や、もっともらしいレトリック以前に
反原発は人として当たり前の気持ちだと思います。

糸井氏のことばはいかにも今時の文化人らしい
無理がありすぎの自己正当化ですね

返信する
先生の言霊に惹かれて (なおみ)
2013-03-11 11:40:08
たくさんの人が集まってきたんです。

>悲しいことに哲学者でもなんでもない凡人のわたしは語彙も乏しく

すでにすごい力をお持ちなんですよ。

>ほぼ日刊イトイ新聞ー「しがらみ」を「科学」してみた
http://www.1101.com/shigarami/2012-03-21.html

こういうかっこいい大人がたくさんいるはずなんです。
(ほら・・・
♪地上の星(中島みゆき)が聴こえてきませんか?)


種を撒く


こちらのブログもタイトルに「種」がついてますが
種は撒いてもすぐには芽が出ないんです。

糸井さんもそうだし
多くの心ある大人がずっと巻き続けている。

大丈夫。


・・・・って口に出していれば
いつか願いは叶うって(実際そうなってます)
私は言霊の力を信じています。
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