本屋さんで昔のベストセラー「ゾウの時間ネズミの時間」が平積みになっていたので「どうしたのか」と思ってよく見たら、本書が目に入った。著者による20年ぶりの新書が刊行され、その類似本として平積みになっていたということらしい。本書は、最初から最後まで本当に面白かった。最初の章のサンゴとそれを取り巻く動植物の共生のあり方には驚かされるし、その後の生物と水の関係、生物の形やサイズの話なども大変興味深かった。圧巻は、生物のサイズとエネルギー代謝の章で、組織が大きくなるとエネルギー代謝を落とさないと生物は生きていけなくなるというくだりや、変温動物がいかに効率的な生命活動を行っているかというあたりなどは、まさに「生物学的文明論」の真骨頂だ。全編を通じて語られる著者独特の比喩も面白く、その比喩によって生物学者が語る、これまでになかった視点のエコライフのあり方には、説得力がある。最後に、著者の作った?歌が収録されているのはご愛嬌。20年前に鋭い視点から生物というものを洞察しそれを一般人に伝えてくれた著者だが、20年ですっかりひょうきんでちょっと変わったおじいさんになってしまったようだ。(「生物学的文明論」 本川達雄、新潮新書)
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