元小学校の校長先生という認知症のお爺さんが孫娘の持ち込む謎を解き明かすという安楽椅子探偵型ミステリーの連作短編集。設定だけみると日常の小さな謎を解いていくのかと思ってしまうが、読み始めていくととんでもなく凶悪な事件の連続でびっくりだ。お爺さんの認知症の種類は「レピー小体型」で、覚醒時と幻視時が交互に繰り返され、自分で幻視かどうかを判断できるケースがあるということで、それを上手くストーリーに織り込んだ内容になっている。また、そのお爺さんが大変な読書家だったという設定で、それも物語の重要な要素になっている。孫娘に関する最終話の謎も有名なミステリーのオマージュのようで上手い結末だなぁと感心した。(「名探偵のままでいて」 小西マサテル、宝島社)
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