著者の時代小説は書評誌などでも大変評判が良いが、まだ読んだ記憶がなかったので手始めにこれを読むことにした。題名に(1)とあるからシリーズものだ。シリーズものは、結末が早く知りたいので、出来る限り完結してから読むようにしているのだが、何となく読み出してしまった。最近は、こうした未完のシリーズものを読むことの抵抗も少なくなってきている気がする。著者の他の本に比べると、時代小説らしく文章がやや硬い感じだが、その分テンポが速く、切れ味が良いという印象を持った。内容は、伝奇小説の色彩が強いが著者独特の青春小説的な良さもあって、楽しめた。ただ、話自体は大きな大河小説の序章のような感じで、あと何冊くらい続くのか全く判らないが、文庫本書下ろしとのことで、まだ2巻目が出たばかり。辛抱強くつきあっていかなければいけないのが辛い。(「燦~(1)風の刃」 あさのあつこ、文春文庫)
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