著者の20年以上前の作品。今年が作家25周年ということだから、かなり初期の作品だ。デビュー当時から色々な作風の作品を発表してマルチぶりを発揮していたようだが、世の中の評価としては「学園ものミステリーの作家」と言われていた頃があったようで、本書はその当時の作品ということになる。関西の小学校の女性教師が主人公で、教え子に降りかかるかなり重たい事件を若い刑事とコンビで解決に奔走する。スーパーマンぶりは発揮しないが、関西版、小学生版の「ごくせん」のような趣もある。関西弁満載ということで、ミステリーとしては軽いノリだが、その分関西の下町風の味がよく出ているし、文章や描写は明確そのもの、構成も単純そうにみえて良く考え抜かれているのはさすがだと思う。(「浪速少年探偵団」 東野圭吾、講談社文庫)
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