姫川シリーズの第3弾で、初の短編集。同シリーズの3つの決まりごと、「凄惨な事件」「勘にたよる主人公」「主人公を支えるおじさん達」はそれぞれの短編でも健在だが、本書の短編を読むともうひとつこのシリーズには大切な要素があったことに気づく。長編にあって短編にないものは「地道な捜査のプロセスの記述」である。本書に収められた各短編に、前の2作品と違う印象を持ってしまい、このシリーズ「らしさ」をあまり感じられないのは、そうした理由があるからだと思う。本書に収められた短編は全部で7つだが、どれも別の味わいを持っていて楽しい。(「シンメトリー」 誉田哲也、光文社文庫)
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